少年老い易く学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず。
原文(漢文)少年易老學難成 一寸光陰不可輕
出典:朱熹「偶成」とされてきた漢詩。古い写本では日本の五山僧の作として伝わる
本当の出どころ中国・宋の学者朱熹(朱子)の詩「偶成」として長く教えられてきたが、朱熹の詩文集には見当たらない。日本語版Wikipediaによれば、この詩は室町時代の日本の禅僧たちの詩集に別の題で収められており、最も古い本文は観中中諦の『青嶂集』の「進学斎」である。朱熹の作とされたのは明治時代の漢文の教科書からで、今では日本の五山僧の作である可能性が最も高いとされる。
意味と背景
若いうちはまだ時間があると思っていても、すぐに年をとり、学問は思うように身につかない。だからわずかな時間もむだにしてはいけないという教え。勉強の大切さを説く言葉として、今も学校でよく使われる。
この言葉の使い方
座右の銘にするなら、時間を大切にして勉強する心がけとして。面接では、すきま時間を使って資格の勉強を続けている話などをするとよい。「朱子の詩とされてきたが、実は日本の禅僧の作らしい」と話せると、知識の正確さが印象に残る。

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