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写真:Ferdinand Schmutzer(1921年)/Wikimedia Commons(パブリックドメイン)(ファイルのページ ) アインシュタインの名言 アルベルト・アインシュタイン|1879〜1955年|ドイツ→スイス→アメリカ|物理学者
相対性理論を打ち立て、光の粒の性質の研究で1921年のノーベル物理学賞を受けた物理学者。ドイツに生まれ、スイスの特許局で働きながら1905年に重要な論文を次々に発表した。ナチスの台頭でアメリカへ移り、晩年は平和運動や核兵器反対にも力を注いだ。名言が非常に多いが、本人が言っていない言葉も特に多く出回っている人物。
のせている言葉:24こ(出典あり 13・伝承・出典未確認 4・実は言っていない 7)更新:2026-10-20
この人の名言の一覧(24こ) 知識より大事なのは想像力だ。知識はどこかで行き止… 人生は自転車に乗るようなものだ。倒れずにいるには… 大切なのは、問いを持ち続けることをやめないことだ… 私に人より優れた才能があるわけではない。ただ、知… 成功した人になろうとするな。価値ある人になろうと… 他人のために生きる人生だけが、生きる価値のある人… いずれにせよ私は、神はサイコロを振らないと確信し… 宗教なき科学は足が不自由で、科学なき宗教は目が見… 第三次世界大戦がどんな武器で戦われるかは知らない… 偉大な精神は、いつも凡庸な人々から激しい反対を受… 権威への盲従こそ、真理の最大の敵である。 私たちが体験できる最も美しいものは、神秘である。 学ぶこと、そして真理と美を追い求めることは、一生… 未来のことは考えない。すぐにやって来るのだから。 かわいい女の子と1時間座っていると1分に感じる。… 常識とは、18歳までに身につけた偏見の寄せ集めに… 今の問題は、それを生み出したときと同じ考え方では… もしミツバチが地球上から消えたら、人間は4年しか… だれもが天才だ。しかし魚を木登りの力で評価すれば… かんたんに説明できないなら、それはよく分かってい… 教育とは、学校で習ったことをすべて忘れたあとに残… 複利は宇宙でいちばん強い力だ。 新しい考えに触れて広がった心は、二度と元の大きさ… もし世界を救うのに1時間しかないなら、55分を問…
それぞれの名言に、出典 (どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり 伝承・出典未確認 実は言っていない )をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。
知識より大事なのは想像力だ。知識はどこかで行き止まるが、想像力は世界をまるごと抱だ きかかえる。 原文(英語) Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world.
出典:アメリカの記者によるインタビュー「What Life Means to Einstein」『サタデー・イブニング・ポスト』1929年10月26日号
出典について 雑誌インタビューの中で本人が語った言葉として記録されている。直前に「私は想像力を自由に使える程度には芸術家だ」という一文がある。
意味と背景 知っていることには必ず端があるが、想像は今ある知識の外側まで届く。相対性理論も、光と一緒に走ったらどう見えるかという想像から始まった。知識を軽く見たのではなく、知識を越えて考える力こそが新しい発見を生むという意味。
座右の銘にするなら・面接での答え方 「知らないことは想像で補って考える」を心がけています。前の仕事で前例のない依頼が来たとき、似た事例を組み合わせて仮の手順を作り、上司に見せて進めました。正解を待つより、まず考えてみる姿勢をこの言葉から学びました。
人生は自転車に乗るようなものだ。倒たお れずにいるには、走り続けなければならない。 原文(英語) Life is like riding a bicycle. To keep your balance you must keep moving.
出典:息子エドゥアルトへの手紙(1930年2月5日)。2007年の伝記『Einstein: His Life and Universe』p.367 に引用
出典について 本人の手紙にある言葉。元の手紙はドイツ語で、ここに載せた英文は伝記での英訳。
意味と背景 心の病に苦しんでいた次男にあてた手紙の一節。止まると倒れる自転車のように、人は何かに取り組み続けることで心のバランスを保てる、と父として励ました。立ち止まって悩むより、小さくても動き続けることの大切さを説いている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 落ち込んだときほど手を動かすようにしています。受験で模試の結果が悪かった週も、悩むより毎日決めた問題数だけは解き続けました。止まらずにこいでいれば倒れない、という父親から息子への言葉が、私のペースの守り方です。
大切なのは、問いを持ち続けることをやめないことだ。 原文(英語) The important thing is not to stop questioning. Curiosity has its own reason for existence.
出典:若い記者への談話。『LIFE』1955年5月2日号「Death of a Genius」
出典について 亡くなった直後の『LIFE』誌に、生前に聞き取った本人の言葉として載った。続けて「好奇心はそれ自体に存在する理由がある」と語っている。
意味と背景 答えを見つけることより、なぜだろうと問い続ける心を保つことが大事だという意味。好奇心には役に立つかどうかとは別の価値があり、毎日ほんの少しでも世界の不思議を理解しようとすれば十分だ、と若い記者に語った。
座右の銘にするなら・面接での答え方 分からないことをそのままにしない、を大事にしています。アルバイト先でなぜこの手順なのかと先輩に聞き続けた結果、無駄な作業を一つ減らす提案ができました。疑問は迷惑ではなく、改善の入口だと考えています。
私に人より優れた才能があるわけではない。ただ、知りたいという気持ちが人一倍激しいだけだ。 原文(ドイツ語) Ich habe keine besondere Begabung, sondern bin nur leidenschaftlich neugierig.
出典:伝記作家への手紙(1952年3月11日)
出典について 伝記作家へのドイツ語の手紙にある本人の言葉。手紙の写真も公開されている。
意味と背景 自分の成功を生まれつきの才能ではなく、知りたいという強い気持ちのおかげだと語った言葉。謙遜もあるが、好奇心があれば人は長く考え続けられ、それが大きな成果につながるという考えがよく表れている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 才能より「知りたい」が続く人でありたいと思っています。部活の戦術も、強い学校の試合動画を何十本も見て真似をしたら勝てるようになりました。特別な才能がなくても好奇心で差はつけられる、と信じています。
成功した人になろうとするな。価値ある人になろうとせよ。 原文(英語) Try not to become a man of success, but rather try to become a man of value.
出典:『LIFE』1955年5月2日号「Death of a Genius」
出典について 『LIFE』誌に本人の談話として載った。続けて「価値ある人は受け取る以上のものを与える」と語っている。
意味と背景 世間でいう成功者は、人生から差し出した以上のものを得る人だが、価値ある人は受け取る以上に与える人だ、という対比になっている。地位やお金より、周りにどれだけ良いものを残せるかで自分を測れ、という教え。
座右の銘にするなら・面接での答え方 肩書きより「この人がいて助かった」と言われることを目標にしています。学園祭の実行委員では目立つ役ではなく備品管理を引き受け、当日一つも足りない物を出しませんでした。与える側の人でいることが私の軸です。
他人のために生きる人生だけが、生きる価値のある人生だ。 原文(英語) Only a life lived for others is a life worthwhile.
出典:雑誌『Youth』編集部の質問への回答。『ニューヨーク・タイムズ』1932年6月20日 p.17
出典について 新聞に本人の回答として載った。後年の対話集にもほぼ同じ言葉がある。
意味と背景 若者向け雑誌から人生の意味を問われての答え。自分の暮らしは無数の他人の働きに支えられているので、自分も人のために力を尽くしてこそ人生に意味が生まれる、という考え。随筆『わが世界観』の内容とも重なる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 誰かの役に立てた日が一番充実していると感じます。祖母の通院に付き添う中で、病院の案内の分かりにくさに気づき、手書きの地図を作って渡しました。小さくても人のために動ける人生にしたいです。
いずれにせよ私は、神はサイコロを振ふ らないと確信している。 原文(ドイツ語) Jedenfalls bin ich überzeugt, daß der nicht würfelt.
出典:友人の物理学者への手紙(1926年12月4日)。二人の往復書簡集(英訳1971年)に収録
出典について 手紙の原文では「神」ではなく「あの方(der Alte=老いたる者)」と書いている。日本では「神はサイコロを振らない」の形で知られ、本人も後年この形で何度も言っている。
意味と背景 量子力学は結果を確率でしか言えない理論だった。アインシュタインはそれを認めつつも、自然の奥にはもっと確かな決まりがあるはずだと考え、偶然まかせの世界観に反対した。科学者の信念を表す有名な一文。
座右の銘にするなら・面接での答え方 「たまたま」で片づけない姿勢を大事にしています。テストで同じ種類のミスが続いたとき、運のせいにせず原因を書き出したら、問題文の読み飛ばしが分かりました。物事には理由があると考えて向き合います。
宗教なき科学は足が不自由で、科学なき宗教は目が見えない。 原文(英語) Science without religion is lame, religion without science is blind.
出典:論文「科学と宗教」、シンポジウム『Science, Philosophy and Religion』(1941)。のち『晩年に想う』(1950)に収録
出典について 本人が書いた論文の中にある。ここでの「宗教」は特定の教団ではなく、真理を求める気持ちや世界の秩序への深い信頼を指している。
意味と背景 科学は何が正しいかを調べるが、何を目指すべきかは教えてくれない。目標を与える心と、それを実現する知識の両方がそろってはじめて人は前に進める、という意味。真理を求める情熱の源を、彼は宗教的な感情と呼んだ。
座右の銘にするなら・面接での答え方 知識と気持ちの両方を持つことを心がけています。介護の仕事を目指して資格の勉強をしていますが、相手を思う気持ちだけでは安全に介助できず、知識だけでは相手に寄り添えないと実習で知りました。両輪で歩きたいです。
第三次世界大戦がどんな武器で戦われるかは知らない。だが第四次世界大戦は、棒と石で戦われるだろう。 原文(英語) I know not with what weapons World War III will be fought, but World War IV will be fought with sticks and stones.
出典:インタビュー『Liberal Judaism』1949年4-5月号
出典について インタビューに本人の言葉として載っている。ただし1948年ごろから似た言い回しが広まっており、本人が聞いた表現を使った可能性も指摘されている。
意味と背景 核兵器で次の大戦が起きれば文明は壊れ、人類は石器時代に戻ってしまうという警告。原爆開発のきっかけとなる手紙に署名した本人だからこそ、核の恐ろしさを誰よりも強く訴えた。
座右の銘にするなら・面接での答え方 座右の銘というより、物事を最後まで想像する習慣の戒めにしています。SNSに投稿する前に、この言葉がどこまで広がり誰を傷つけるかを一度考えます。便利な道具ほど使う側の責任が重いと思っています。
偉大いだい な精神は、いつも凡庸ぼんよう な人々ひとびと から激しい反対を受けてきた。原文(英語) Great spirits have always encountered violent opposition from mediocre minds.
出典:モリス・R・コーエンへの手紙(1940年3月19日)。英国の哲学者の大学教員任命を擁護して
出典について 本人の手紙にある言葉。その哲学者の任命に反対運動が起きたときに書かれた。
意味と背景 世間の思い込みに従わず、自分の考えを正直に勇気をもって語る人は、理解できない人たちから攻撃されやすい。それでも黙るべきではない、と友人の哲学者を守るために書いた。新しい考えへの反発は昔からある、という励ましでもある。
座右の銘にするなら・面接での答え方 反対されたら、すぐ引くのではなく理由を確かめるようにしています。生徒会で新しい挨拶運動を提案したとき最初は反対が多かったのですが、目的を丁寧に説明し、試しに1か月やって数字で示したら賛成に変わりました。
権威けんい への盲従もうじゅう こそ、真理の最大の敵である。原文(ドイツ語) Autoritätsdusel ist der größte Feind der Wahrheit.
出典:ヨスト・ヴィンテラーへの手紙(1901年)
出典について 若いころの手紙にある本人の言葉。ドイツ語の「Autoritätsdusel」は「権威に酔うこと」に近く、「権威を盲信すること」とも「権威に思い上がること」とも訳せる。
意味と背景 偉い人が言ったから正しい、と考えるのをやめよという意味。学生時代に先生と衝突し、就職にも苦労した若者らしい言葉だが、後の相対性理論も、当時の常識だった時間や空間の考え方を疑うところから生まれた。
座右の銘にするなら・面接での答え方 肩書きではなく中身で判断することを大事にしています。ネットで有名な人の意見でも、元のデータを自分で確かめてから人に伝えるようにしています。正しさは誰が言ったかではなく、根拠で決まると考えています。
私たちが体験できる最も美しいものは、神秘である。 原文(英語) The most beautiful experience we can have is the mysterious. It is the fundamental emotion that stands at the cradle of true art and true science.
出典:随筆「わが世界観(Mein Weltbild)」(1931)
出典について 本人の随筆にある。原文はドイツ語で、ここに載せたのはWikiquote掲載の英訳(英訳は何種類かある)。
意味と背景 分からないもの、不思議なものに心が震える体験こそが、本当の芸術と科学のゆりかごだという意味。驚く心を失った人は生きていても死んだも同然だ、と続く。科学者が自然の前で謙虚さを持ち続けた理由が分かる一節。
座右の銘にするなら・面接での答え方 「すごい」と驚ける心を持ち続けたいです。星を見るのが好きで、望遠鏡で土星の輪を初めて見たとき理科が好きになりました。今も分からないことに出会うとわくわくし、それが勉強を続ける力になっています。
学ぶこと、そして真理と美を追い求めることは、一生子どもでいることを許される世界だ。 原文(英語) Study and in general the pursuit of truth and beauty is a sphere of activity in which we are permitted to remain children all our lives.
出典:知人への手紙(1921年10月)。『Albert Einstein: The Human Side』(1979) p.83
出典について アインシュタイン文書館の手紙を集めた本に載っている本人の言葉(英訳)。
意味と背景 大人になると驚いたり夢中になったりすることが減るが、学問や芸術の世界では子どものような好奇心のまま生きていられる、という喜びを語った言葉。勉強を義務ではなく、遊びに近い楽しみとして見ている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 大人になっても学ぶことを楽しめる人でいたいです。社会人になってから趣味で天文の講座に通い、子どもの頃のように質問ばかりしています。学び続ける姿勢は仕事でも新しいことを覚える力になると考えています。
未来のことは考えない。すぐにやって来るのだから。 原文(英語) I never think of the future. It comes soon enough.
出典:1930年12月、客船ベルゲンラント号上での取材とされる。アインシュタイン文書館には1945-46年の箴言として残る
出典について 引用辞典は船上インタビューとするが、元の記事は確認されていない。名言集の編者は文書館の資料に同じ言葉があると紹介しつつ、後から思い出して書き加えられた可能性を述べている。
意味と背景 先のことをあれこれ心配しても仕方がない、未来は待たなくても来るのだから今に集中せよ、という軽妙な言葉。記者に今後の予定を聞かれたときの冗談とも読める。
座右の銘にするなら・面接での答え方 先の不安より今日やることに集中する、という意味で好きな言葉です。就職活動で不安になったとき、結果を考えるより今日の一社の準備に全力を出すと決めたら、気持ちが落ち着き面接でも話せるようになりました。
かわいい女の子と1時間座っていると1分に感じる。熱いストーブの上に1分座ると1時間より長く感じる。それが相対性だ。 原文(英語) When a man sits with a pretty girl for an hour, it seems like a minute. But let him sit on a hot stove for a minute and it's longer than any hour. That's relativity.
出典:秘書が記者に伝えるための説明として広まった。1929年『ニューヨーク・タイムズ』に秘書の言葉として初出
出典について 本人が書いた文章ではなく、秘書を通じて広まった説明。晩年の対話集には本人が似たたとえを語ったという記録もある。物理の相対性理論そのものの説明ではなく、時間の感じ方のたとえ。
意味と背景 相対性理論を説明してほしいと頼まれ続けたため、一般の人向けに用意したたとえ話とされる。実際の理論は時間の感じ方ではなく、速さや重力で時間の進み方が変わるという話だが、時間は一つではないという入口として親しまれている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 楽しい時間を増やす工夫の大切さを感じる言葉です。苦手な単語の暗記を、友達とクイズを出し合う形に変えたら、同じ30分がとても短く感じました。つらい作業も、やり方次第で時間の重さを変えられると思っています。
常識とは、18歳さい までに身につけた偏見へんけん の寄せ集めにすぎない。 原文(英語) Common sense is actually nothing more than a deposit of prejudices laid down in the mind prior to the age of eighteen.
出典:雑誌『ハーパーズ・マガジン』1948年の連載記事「The Universe and Dr. Einstein」での紹介とされる
出典について Wikiquoteでは「真偽不明(Disputed)」の扱い。名言集の編者は「おそらく本人ではない」とし、調査サイトはその雑誌記事に本人の言葉として紹介されたのが元だとしている。
意味と背景 当たり前だと思っていることは、育った環境で知らずに身についた思い込みかもしれない、という意味。相対性理論が「時間はどこでも同じ」という常識を覆したことと重ねて語られる。日本でとても有名だが、言葉の確かさには疑問が残る。
座右の銘にするなら・面接での答え方 「普通はこう」を一度疑ってみる習慣のきっかけになった言葉です。地方から都会の大学へ出て、自分の常識が通じない場面が何度もありました。違いを笑わず理由を聞くようにしたら、友人が一気に増えました。
今の問題は、それを生み出したときと同じ考え方では解決できない。 原文(英語) We cannot solve the problems using the same kind of thinking we used when we created them.
出典:1946年5月25日『ニューヨーク・タイムズ』の電報記事が元になったとされる
出典について この形の言葉は本人の文章に見つからない(Disputed)。元になったと考えられるのは原子力について「原子の力は私たちの考え方以外の全てを変えた」「新しい考え方が必要だ」と書いた1946年の電報。後の人が短くまとめた形が広まった。
意味と背景 原子爆弾という新しい力が生まれたのに、人間の考え方が古いままでは破滅に向かう、という1946年の警告が元。今では一般に、行き詰まったら発想そのものを変えよという意味で使われている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 うまくいかない時はやり方ではなく前提を疑うようにしています。売上が伸びない店で、チラシを増やしても効果がなく、客層を見直して営業時間を変えたら来客が増えました。考え方を変える勇気を持ちたいです。
もしミツバチが地球上から消えたら、人間は4年しか生きられない。 原文(英語) If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live.
出典:本人の著作・発言記録になし(英語版Wikiquote「Misattributed」)(1965年)
本当の出どころ アインシュタインの著作や手紙には見つからない。1960年代に養蜂の業界誌で「アインシュタイン教授が計算した」という形で紹介されたのが早い例で、のちに受粉の大切さを訴える運動の中で広まった。本人がこの計算をした記録はない。
意味と背景 ミツバチが花粉を運ぶことで多くの作物が実り、人の食べ物が支えられているという考えを、有名な科学者の名前を借りて強く言い表した言葉。中身の問題提起には意味があるが、「4年」という数字にも本人の言葉という点にも根拠はない。
この言葉の使い方 座右の銘には向かないが、「有名人の言葉でも出どころを確かめる」という自分の姿勢を語る材料に使える。面接なら「調べたら本人の言葉ではなかった。それ以来、情報は一次資料で確かめるようにしている」と話すと、慎重さが伝わる。
だれもが天才だ。しかし魚を木登りの力で評価すれば、魚は一生、自分はだめだと思って生きることになる。 原文(英語) Everybody is a genius. But if you judge a fish by its ability to climb a tree, it will live its whole life believing that it is stupid.
出典:本人の著作になし(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころ アインシュタインの言葉として出回るが、本人の著作や記録には見つからない。調査サイトによれば、動物にできないことをさせる寓話はこの100年ほどの間に何度も形を変えて語られてきたもので、この形がだれの作かは分かっていない。
意味と背景 人にはそれぞれ得意な場所があり、ひとつの物差しだけで能力を決めつけると、その人の良さが見えなくなるという考え。学校や職場の評価のしかたを見直そうという場面でよく使われる。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら「人を一つの物差しで測らない」という心がけとして。面接では、苦手に見えた後輩や同級生の得意分野を見つけて役割を任せ、うまくいった経験と結びつけて話すと説得力が出る。本人の言葉ではない点も添えると誠実。
かんたんに説明できないなら、それはよく分かっていないということだ。 原文(英語) If you can't explain it simply, you don't understand it well enough.
出典:本人の著作になし(英語版Wikiquote「Misattributed」)(1900年)
本当の出どころ アインシュタインの言葉という確かな記録はない。似た考えは昔からあり、数学者ヒルベルトは1900年の講演で「道で最初に会った人に説明できるほど明らかにして、はじめて理論は完成する」と述べ、物理学者ラザフォードにも似た話が伝わる。
意味と背景 本当に理解していれば、むずかしい言葉に頼らずに説明できるはずだという考え。人に教えようとすると、自分がどこを分かっていないかがはっきりする。勉強法としても役に立つ見方である。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら、勉強や仕事の確認方法として。面接では「覚えたことを家族や後輩に説明してみて、つまった所を学び直す」という自分のやり方を話すとよい。もとは数学者ヒルベルトの考えに近いと付け加えると知識の正確さも示せる。
教育とは、学校で習ったことをすべて忘れたあとに残るものである。 原文(英語) Education is that which remains, if one has forgotten everything he learned in school.
出典:アインシュタイン「教育について」(1936年)で「ある機知に富む人」の言葉として紹介(英語版Wikiquote「Misattributed」)(1891年)
本当の出どころ アインシュタインは1936年の講演「教育について」でこの言葉を使ったが、自分の言葉ではなく「ある機知に富む人の言葉」として紹介している。似た文は1891年にスウェーデンの作家エレン・ケイが学校教育を論じた記事に書いており、それより前から言い回しとしてあったとみられる。
意味と背景 細かい知識はいずれ忘れても、考え方や学ぶ姿勢、ものの見方は残り続ける。その残ったものこそが教育の本当の成果だという意味。テストのための暗記だけでは身につかない力の大切さを語っている。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら、学び方を大切にする姿勢として。面接では「受験で覚えた公式は忘れたが、分からない所を自分で調べて解決する習慣は残った」のように、具体的に残ったものを一つ挙げると、言葉の意味をよく分かっていることが伝わる。
複利は宇宙でいちばん強い力だ。 原文(英語) Compound interest is the most powerful force in the universe.
出典:本人の著作になし(英語版Wikiquote「Disputed」)(1916年)
本当の出どころ アインシュタインの言葉として投資の本などで広く引かれるが、出典はない。調査サイトによれば、複利をほめたたえる似た言い回しは1916年ごろからあり、初めのうちはアインシュタインの名前と結びついていなかった。後から有名人の名前が付いたとみられる。
意味と背景 利息に利息がつく複利は、時間がたつほど雪だるまのように大きくなる。お金の話だけでなく、小さな勉強や習慣を毎日続けると、あとで大きな差になるというたとえとしても使われる。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら「小さな積み重ねは時間を味方にする」という意味で。面接では、毎日少しずつ続けた勉強や貯金が数年で大きな成果になった経験を話すとよい。本人の言葉ではないと添えれば、話を盛らない人だと印象づけられる。
新しい考えに触ふ れて広がった心は、二度と元の大きさには戻もど らない。 原文(英語) The mind that opens to a new idea never comes back to its original size.
出典:オリバー・ウェンデル・ホームズ(父)『朝食テーブルの独裁者』(1858年)の一節の言い換え(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころ アインシュタインの言葉とされるが、もとは米国の医師で作家のオリバー・ウェンデル・ホームズ(父)が1858年の随筆『朝食テーブルの独裁者』に書いた「人の心は新しい考えや感覚によって引き伸ばされると、二度と前の大きさには縮まない」という文を短くしたもの。
意味と背景 一度新しい考え方を知ると、物の見え方そのものが変わり、知る前の自分には戻れない。だからこそ、新しいことに触れる経験は人を確実に成長させるという意味。読書や旅、人との出会いの価値を語る言葉である。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら、学び続ける理由として。面接では、留学や本、先輩の一言などで考え方が大きく変わった具体的な出来事を一つ話し、「それ以来、知らない分野にも自分から触れるようにしている」とつなげるとよい。
もし世界を救うのに1時間しかないなら、55分を問題の見きわめに使う。 原文(英語) If I had only one hour to save the world, I would spend fifty-five minutes defining the problem.
出典:本人の著作になし(英語版Wikiquote「Disputed」)(1966年)
本当の出どころ アインシュタインが言ったという記録はない。調査サイトによれば、似た話の最も古い例は1966年の製造業についての記事集で、ある会社の社員が「エール大学のある教授」の言葉として紹介していた。のちにアインシュタインの名前に置きかわった。
意味と背景 急いで答えを出すより、何が本当の問題なのかを正しくつかむことに時間をかけるべきだという教え。問題をはっきりさせれば、解決策は自然に見えてくることが多い。仕事の進め方を語る言葉として人気がある。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら、仕事の段取りの心がけとして。面接では、すぐ手を動かさずに原因を調べたことで、遠回りに見えて早く解決できた経験を話すとよい。出どころがはっきりしないことも添えると、調べる人という印象が残る。
人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/アルベルト・アインシュタイン
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