共有XLINEFacebookThreads
ニーチェの肖像写真
写真:Friedrich Hermann Hartmann(1875年頃)/Wikimedia Commons(パブリックドメイン)(ファイルのページ)

ニーチェの名言

フリードリヒ・ニーチェ|1844〜1900年|ドイツ(プロイセン国籍を離れ、のち無国籍)|哲学者・古典文献学者

24歳でスイスのバーゼル大学教授になった天才肌の学者。体調を崩して大学を辞めた後、各地を転々としながら『ツァラトゥストラはこう語った』『善悪の彼岸』などを書いた。「神は死んだ」と宣言し、古い価値観に頼らず自分で生きる意味をつくる人間を説いた。短く鋭い格言(アフォリズム)の名手で、日本でも人気が高い。

のせている言葉:25こ(出典あり 21・実は言っていない 4)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(25こ)
  1. 私を殺さないものは、私をより強くする。
  2. 生きる「なぜ」を持っている人は、ほとんどどんな「…
  3. 怪物と戦う者は、自分が怪物にならないよう気をつけ…
  4. 音楽がなければ、人生は誤りだろう。
  5. 踊る星を生み出すには、自分の中にまだ混沌を抱えて…
  6. 神は死んでしまった! 神は死んだまま戻らない! …
  7. 事実というものはない。あるのは解釈だけだ。
  8. 毎日をよく始める一番の方法は、目覚めたときに、今…
  9. 信じてほしい。人生から最大の実りと喜びを刈り取る…
  10. 人間の偉大さを表す私の公式は「運命愛」だ。何ひと…
  11. 歩きながら得た考えだけに価値がある。
  12. 確信は、うそよりも危険な真理の敵である。
  13. 一度歩き出した道にこだわる人は多いが、目的にこだ…
  14. 一日の3分の2を自分のために持たない者は、奴隷で…
  15. 狂気は個人にはまれだが、集団・党派・民族・時代に…
  16. 愛にはいつも、いくらかの狂気がある。だが狂気にも…
  17. 大人として成熟するとは、子どもの頃に遊びの中で持…
  18. 人生は、退屈するには百倍も短すぎるのではないか?
  19. 私が求めているのは幸福だろうか? いや、私が求め…
  20. 勝者は偶然を信じない。
  21. 自分が深いと知っている人は、明快さに努める。大衆…
  22. 個人は、いつも群れに飲み込まれないよう戦わなけれ…
  23. 偉大なものへの道は、静けさを通っていく。
  24. 敵意によって敵意が終わることはない。友情によって…
  25. 踊っている者は、音楽の聞こえない者には狂っている…

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

私を殺さないものは、私をより強くする。

原文(ドイツ語)Was mich nicht umbringt, macht mich stärker.

出典:『偶像の黄昏』「箴言と矢」8(1889年)

出典について本人の著書にある言葉。原文は「生の士官学校から」という見出しの付いた一行の格言。

意味と背景

死ぬほどではない苦しみは、乗り越えることでその人を前より強くする、という意味。病気に苦しみ続けたニーチェ自身の実感がこもっている。ただし苦しみそのものを美化するのではなく、苦しみをどう受け止めて糧にするかを問う言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

つらい経験を力に変えると決めています。部活で大きなけがをして半年試合に出られませんでしたが、その間に体の使い方を一から学び直し、復帰後はけがをしにくい走り方を身につけました。今では後輩にも伝えています。

生きる「なぜ」を持っている人は、ほとんどどんな「いかに」にも耐たえられる。

原文(ドイツ語)Hat man sein warum? des Lebens, so verträgt man sich fast mit jedem wie?

出典:『偶像の黄昏』「箴言と矢」12(1889年)

出典について本人の著書にある言葉。続けて「人間は幸福を求めているのではない。それを求めるのはイギリス人だけだ」という皮肉が付いている。

意味と背景

なぜ生きるのか、なぜこれをするのかという目的がはっきりしていれば、どんなにつらいやり方や状況でも耐えられる、という意味。後に強制収容所を生き延びた精神科医も、この言葉を支えにしたことで知られる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

目的をはっきりさせてから取り組むようにしています。看護師を目指したのは祖父の入院がきっかけで、実習がつらいときもその理由を思い出すと踏ん張れました。「なぜ」があれば「どうやって」の苦労は乗り越えられます。

怪物かいぶつと戦う者は、自分が怪物かいぶつにならないよう気をつけよ。深淵しんえんを長くのぞき込こむとき、深淵しんえんもまたこちらをのぞき込こんでいる。

原文(ドイツ語)Wer mit Ungeheuern kämpft, mag zusehn, dass er nicht dabei zum Ungeheuer wird. Und wenn du lange in einen Abgrund blickst, blickt der Abgrund auch in dich hinein.

出典:『善悪の彼岸』第4章 146(1886年)

出典について本人の著書にある言葉。日本では後半の「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている」だけがよく知られている。

意味と背景

悪と戦っているつもりでも、相手と同じやり方に染まり、気づけば自分が同じものになってしまう危険がある、という警告。暗いものを見つめ続けると、自分の心もそれに引きずられる。正しさを掲げて戦う人ほど自分を見失いやすいという戒め。

座右の銘にするなら・面接での答え方

人を批判するときに必ず思い出す言葉です。クラスでいじめを止めようとした時、相手を責める言い方がきつくなりすぎて、別の子を傷つけてしまいました。それ以来、怒りに飲まれていないか一度立ち止まるようにしています。

4出典あり#幸せ#人生#心
音楽がなければ、人生は誤りだろう。

原文(ドイツ語)Ohne Musik wäre das Leben ein Irrthum.

出典:『偶像の黄昏』「箴言と矢」33(1889年)

出典について本人の著書にある言葉。原文は当時のつづり(Irrthum)。

意味と背景

ニーチェは自分でも作曲をするほど音楽を愛した。理屈では言い表せない喜びや生きる力を与えてくれる音楽がなければ、人生は何かを間違えたものになってしまう、という意味。音楽への最大級の賛辞として、音楽家にも愛される一行。

座右の銘にするなら・面接での答え方

好きなものを大切にする姿勢の言葉として選んでいます。吹奏楽部で3年間続けた演奏が、勉強でつらい時期の支えになりました。人生を豊かにしてくれるものを持つことが、頑張り続ける力になると感じています。

5出典あり#夢#挑戦#心
踊おどる星を生み出すには、自分の中にまだ混沌こんとんを抱かかえていなければならない。

原文(ドイツ語)Ich sage euch: man muss noch Chaos in sich haben, um einen tanzenden Stern gebären zu können.

出典:『ツァラトゥストラはこう語った』序説 5(1883年)

出典について本人の著書にある言葉。主人公ツァラトゥストラが群衆に語りかける場面で、「あなたたちの中にはまだ混沌がある」と続く。

意味と背景

心の中の迷いや荒れた気持ち(混沌)は悪いものではなく、そこから輝く何か新しいものが生まれる、という意味。何でも整って満足してしまった人間からは創造は生まれない。悩みを抱えていることこそ可能性の証だと励ましている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

迷いがある時こそ何かが生まれる前ぶれだと考えています。進路に悩んで答えが出なかった時期に、いろいろな職業を調べるうちにデザインの仕事に出会えました。悩みを消そうとせず、材料にする姿勢を大事にしています。

神は死んでしまった! 神は死んだまま戻もどらない! しかも、神を殺したのは私たち自身なのだ!

原文(ドイツ語)Gott ist todt! Gott bleibt todt! Und wir haben ihn getödtet!

出典:『悦ばしき知識』第3書 125「狂った人」(1882年)

出典について本人の著書にある言葉。ニーチェ自身の宣言というより、作中で昼間にランプを持って市場を歩く「狂った人」が叫ぶ台詞として書かれている。

意味と背景

科学や近代の考え方が広がり、人々はもう神を本気で信じなくなった。それなのに、神を土台にしていた善悪や生きる意味を失ったことに誰も気づいていない、という警告。だから人間は自分で価値をつくらねばならない、という彼の哲学の出発点。

座右の銘にするなら・面接での答え方

人に決めてもらった答えに頼らず、自分で考えるという意味で心に留めています。大学で何を学ぶかを親や先生の勧めで決めかけましたが、自分で授業を見学して決め直しました。自分の物差しを持つ大切さを教わった言葉です。

事実というものはない。あるのは解釈かいしゃくだけだ。

原文(ドイツ語)Gegen den Positivismus, welcher bei dem Phänomen stehen bleibt „es giebt nur Thatsachen“, würde ich sagen: nein, gerade Thatsachen giebt es nicht, nur Interpretationen.

出典:遺された覚え書き(1886年末〜1887年春)7[60]

出典について本人のノートにある言葉(生前に出版された本ではない)。原文は「事実しかない」と言う実証主義に対して「いや、まさに事実こそがなく、あるのは解釈だけだ」と反論する形。一般に知られる短い形は、これを縮めたもの。

意味と背景

同じ出来事でも、見る人の立場や考え方によって意味が変わる。私たちが「事実」と思っているものも、実はすでに誰かの見方を通したものだ、という考え。何でもありという意味ではなく、自分の見方を自覚せよという問いかけ。

座右の銘にするなら・面接での答え方

同じ出来事を別の見方で捉え直す習慣の言葉です。アルバイトでお客様に強く言われたとき、怒られたと考えず、期待されている証拠と解釈し直したら、次から落ち着いて対応できました。見方を選べることを学びました。

毎日をよく始める一番の方法は、目覚めたときに、今日少なくとも一人を喜ばせられないかと考えることだ。

原文(ドイツ語)Das beste Mittel, jeden Tag gut zu beginnen, ist: beim Erwachen daran zu denken, ob man nicht wenigstens einem Menschen eine Freude machen könne.

出典:『人間的な、あまりに人間的な』第1巻 589(1878年)

出典について本人の著書にある言葉。厳しい言葉の多いニーチェには珍しい、やさしい一節。

意味と背景

朝起きたら、今日誰か一人でいいから喜ばせることはできないか考えてみる。それだけで一日が良いものになる、という意味。人を喜ばせることは、自分の毎日を明るくする一番の近道だという、ニーチェの温かい一面が見える言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

朝の習慣にしている言葉です。通学の電車で、今日は誰に何をしようかと一つ決めます。家族の分の朝食を作る、友達のノートを写させてあげるなど小さなことですが、続けるうちに自分の気持ちも前向きになりました。

信じてほしい。人生から最大の実りと喜びを刈かり取る秘訣ひけつは、危険に生きることだ!

原文(ドイツ語)Glaubt es mir! – das Geheimnis, um die größte Fruchtbarkeit und den größten Genuß vom Dasein einzuernten, heißt: gefährlich leben!

出典:『悦ばしき知識』第4書 283(1882年)

出典について本人の著書にある言葉。続けて「ヴェスヴィオ火山の斜面に町を築け! 未知の海へ船を出せ!」とたたみかける。

意味と背景

安全な場所にとどまっていては、人生の本当の実りや喜びは得られない。あえて危険を引き受け、未知の世界に踏み出す人だけが大きなものを手にする、という呼びかけ。無謀を勧めるというより、守りに入る生き方への批判。

座右の銘にするなら・面接での答え方

安全な道ばかり選ばないための言葉です。留学は不安でしたが、行かなければ一生後悔すると思い挑戦しました。言葉が通じず苦労しましたが、そこで身についた度胸が今の仕事でも役立っています。

人間の偉大いだいさを表す私の公式は「運命愛」だ。何ひとつ違ちがってほしいと望まないこと。必然を耐たえるだけでなく、愛すること。

原文(英語)My formula for the greatness of a human being is amor fati: that one wants nothing to be different—not forward, not backward, not in all eternity. Not merely to bear what is necessary, still less conceal it … but love it.

出典:『この人を見よ』「なぜ私はこんなに賢いのか」10(1888年)

出典について本人の著書(1888年執筆、1908年刊)にある言葉。原文はドイツ語で、「amor fati(運命愛)」はラテン語。ここに載せたのはWikiquote掲載の英訳。

意味と背景

自分に起きたことを、良いことも悪いことも含めて「これでよかった」と丸ごと愛する、という生き方。ただ我慢するのではなく、肯定する。病気や孤独に苦しんだニーチェがたどり着いた、人生を引き受ける覚悟の言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

過去を後悔するより受け入れることを大事にしています。第一志望に落ちて入った高校で、最初は落ち込みましたが、そこで今の親友や先生に出会えました。あの不合格があって今がある、と思えるようになりました。

11出典あり#健康#勉強#仕事
歩きながら得た考えだけに価値がある。

原文(ドイツ語)Nur die ergangenen Gedanken haben Werth.

出典:『偶像の黄昏』「箴言と矢」34(1889年)

出典について本人の著書にある言葉。座ってばかりいる作家フローベールへの反論として書かれた。

意味と背景

机にじっと座っていても良い考えは浮かばない、体を動かし歩きながら生まれた考えこそ本物だ、という意味。ニーチェは一日に何時間も山道を散歩しながら思索した。体と頭はつながっているという実感の言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

行き詰まったら歩くことにしています。卒業論文の構成で悩んだとき、机を離れて30分散歩したら、章の順番を入れ替えるアイデアが浮かびました。考えが止まったら体を動かす、が私の決まりです。

12出典あり#心#勉強
確信は、うそよりも危険な真理の敵である。

原文(ドイツ語)Überzeugungen sind gefährlichere Feinde der Wahrheit als Lügen.

出典:『人間的な、あまりに人間的な』第1巻 483(1878年)

出典について本人の著書にある言葉。

意味と背景

うそはばれれば正されるが、「自分は正しい」という固い思い込みは疑うことすらしないので、真実から一番遠ざけてしまう、という意味。自分の考えを持つのは大切だが、いつでも見直す柔らかさを持てという戒め。

座右の銘にするなら・面接での答え方

自分が正しいと思った時ほど確かめ直すようにしています。グループ発表で自分の案に自信がありましたが、念のため調べ直したら古いデータでした。思い込みが一番怖いと実感し、それ以来必ず出典を確認しています。

13出典あり#仕事#努力#受験
一度いちど歩き出した道にこだわる人は多いが、目的にこだわる人は少ない。

原文(ドイツ語)Viele sind hartnäckig in Bezug auf den einmal eingeschlagenen Weg, wenige in Bezug auf das Ziel.

出典:『人間的な、あまりに人間的な』第1巻 494(1878年)

出典について本人の著書にある言葉。

意味と背景

人はいったん決めたやり方には意地を張るのに、本来の目的のことは忘れがちだ、という鋭い指摘。目的を見失わなければ、やり方はいくらでも変えてよい。手段にしがみつくことを頑張りと勘違いするなという教え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

やり方より目的を見るようにしています。資格試験のため毎日ノートまとめをしていましたが、目的は合格だと思い直し、問題演習中心に切り替えたら点数が伸びました。手段を変える柔軟さを大切にしています。

一日いちにちの3分の2を自分のために持たない者は、奴隷どれいである。

原文(ドイツ語)Wer von seinem Tag nicht zwei Drittel für sich hat, ist ein Sklave.

出典:『人間的な、あまりに人間的な』第1巻 283(1878年)

出典について本人の著書にある言葉。原文では、身分や職業に関係なく(政治家・商人・学者でも)そうだと続く。

意味と背景

どんなに地位が高くても、一日のほとんどを他人のために使わされているなら、自由な人間とは言えない、という意味。忙しさを誇る生き方への批判で、自分で考え自分のために使う時間こそが人を自由にする、という主張。

座右の銘にするなら・面接での答え方

自分の時間を意識して守るようにしています。社会人1年目に予定を詰め込みすぎて何も身につかなかった反省から、毎朝1時間は自分の勉強の時間と決めました。その時間で取った資格が今の仕事に役立っています。

15出典あり#心#勇気#生き方
狂気きょうきは個人にはまれだが、集団・党派・民族・時代においては普通ふつうのことだ。

原文(ドイツ語)Der Irrsinn ist bei Einzelnen etwas seltenes - aber bei Gruppen, Parteien, Völkern, Zeiten die Regel.

出典:『善悪の彼岸』第4章 156(1886年)

出典について本人の著書にある言葉。

意味と背景

一人ひとりはまともでも、集団になると人は周りに流され、おかしなことを平気でしてしまう、という鋭い観察。後のドイツの歴史を予言したようだとも言われる。みんながやっているから正しい、とは限らないという戒め。

座右の銘にするなら・面接での答え方

周りに流されそうな時の歯止めにしています。クラスのグループで一人の子を外そうという空気になったとき、この言葉を思い出し、自分だけは普通に話しかけ続けました。集団の空気より自分の判断を大事にしたいです。

16出典あり#恋愛#心
愛にはいつも、いくらかの狂気きょうきがある。だが狂気きょうきにも、いつもいくらかの理性がある。

原文(ドイツ語)Es ist immer etwas Wahnsinn in der Liebe. Es ist aber auch immer etwas Vernunft im Wahnsinn.

出典:『ツァラトゥストラはこう語った』第1部「読むことと書くことについて」(1883年)

出典について本人の著書にある言葉。直前に「私たちが生を愛するのは、生きることではなく愛することに慣れているからだ」とある。

意味と背景

人を好きになると理屈に合わないことをしてしまうものだが、その一見おかしな行動にも、本人なりの筋の通った理由がある、という意味。恋愛だけでなく、何かに夢中になる心の不思議さを言い当てている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

夢中になる気持ちを否定しない、という意味で好きな言葉です。好きなバンドを追いかけて遠くまで遠征した経験が、地図や交通の計画を立てる力になり、今の旅行会社の仕事につながりました。熱中にも意味があると思います。

大人として成熟するとは、子どもの頃ころに遊びの中で持っていた真剣しんけんさを取り戻もどすことだ。

原文(ドイツ語)Reife des Mannes: das heißt den Ernst wiedergefunden haben, den man als Kind hatte, beim Spiel.

出典:『善悪の彼岸』第4章 94(1886年)

出典について本人の著書にある言葉。

意味と背景

子どもは遊びに全力で真剣に取り組む。大人になるとはその真剣さを失うことではなく、もう一度取り戻すことだ、という逆転の発想。仕事も遊びのように夢中になって取り組めたとき、人は本当の意味で成熟する。

座右の銘にするなら・面接での答え方

子どものように夢中で取り組むことを大事にしています。プログラミングの仕事で、課題をゲームの攻略のように考えて楽しむようにしたら、難しい不具合も根気よく追えるようになりました。真剣に遊ぶ大人でいたいです。

18出典あり#時間#人生#挑戦
人生は、退屈たいくつするには百倍も短すぎるのではないか?

原文(ドイツ語)Ist das Leben nicht hundert Mal zu kurz, sich in ihm – zu langweilen?

出典:『善悪の彼岸』第7章 227(1886年)

出典について本人の著書にある言葉。

意味と背景

人生はあっという間に過ぎてしまうのに、退屈している暇などあるだろうか、という問いかけ。退屈は時間の無駄づかいであり、短い人生だからこそ、興味を持てることに全力を注げという励まし。

座右の銘にするなら・面接での答え方

暇だと感じたら何か一つ始めるようにしています。休日にだらだらしてしまう自分を変えたくて、近所の図書館で毎週1冊読むと決めました。1年で50冊を超え、話題の引き出しが増えて人と話すのが楽しくなりました。

19出典あり#仕事#夢#生き方
私が求めているのは幸福だろうか? いや、私が求めているのは自分の仕事だ!

原文(ドイツ語)Trachte ich denn nach Glücke? Ich trachte nach meinem Werke!

出典:『ツァラトゥストラはこう語った』第4部「しるし」(1885年)

出典について本人の著書にある言葉。物語の最後の章で、ツァラトゥストラが新たな出発を決める場面。

意味と背景

幸せを目的にして生きるのではなく、自分が成し遂げるべき仕事(作品)に向かって生きる、という宣言。幸福は追いかけると逃げていくが、打ち込むべきものに全力を出しているとき、人は本当に満たされるという考え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

楽をすることより、やり遂げたいことを選ぶようにしています。地元の商店街の活性化に取り組んだとき、大変なことばかりでしたが、イベントが成功した日の充実感は何にも代えられませんでした。

20出典あり#努力#挑戦
勝者は偶然ぐうぜんを信じない。

原文(ドイツ語)Kein Sieger glaubt an den Zufall.

出典:『悦ばしき知識』第3書 258「偶然を否定する者たち」(1882年)

出典について本人の著書にある言葉。

意味と背景

勝った人は、自分の勝利を運のおかげだとは思わない。それまでの努力や判断の結果だと考える、という意味。皮肉として読めば、勝った者は自分の実力を過大に見がちだという指摘にもなる。両方の読み方ができる短い格言。

座右の銘にするなら・面接での答え方

結果を運のせいにしないための言葉です。部活の大会で勝ったときも負けたときも、試合の動画を見て何が勝敗を分けたかを書き出すようにしています。勝っても偶然だったで済ませず、次に再現できる力にしたいです。

21出典あり#言葉#教育#仕事
自分が深いと知っている人は、明快さに努める。大衆に深く見られたい人は、あいまいさに努める。

原文(ドイツ語)Wer sich tief weiss, bemüht sich um Klarheit; wer der Menge tief scheinen möchte, bemüht sich um Dunkelheit.

出典:『悦ばしき知識』第3書 173「深くあることと深く見せること」(1882年)

出典について本人の著書にある言葉。

意味と背景

本当に考えが深い人は、それを分かりやすく伝えようとする。深そうに見せたいだけの人は、わざと難しい言葉でけむに巻く、という指摘。分かりにくさは賢さの証ではない、という文章や話し方への戒め。

座右の銘にするなら・面接での答え方

難しいことほどやさしく伝えることを心がけています。塾講師のアルバイトで、専門用語を使わず身近な例えで説明するよう工夫したら、生徒からの質問が増えました。分かりやすさこそ本当の理解だと思っています。

22実は言っていない#勇気#生き方
個人は、いつも群れに飲み込こまれないよう戦わなければならなかった。

原文(英語)The individual has always had to struggle to keep from being overwhelmed by the tribe.

出典:イギリスの作家ラドヤード・キップリング(1936年没)の1935年のインタビュー。『リーダーズ・ダイジェスト』に掲載

本当の出どころニーチェの言葉ではない(Misattributed)。実際は『ジャングル・ブック』の作者キップリングが1935年の取材で語ったもの。考え方がニーチェに似ているため、ネットでニーチェの言葉として広まった。

意味と背景

周りに合わせず自分らしく生きようとすると、孤独や不安を感じることもある。それでも自分を自分のものにしておく価値は何よりも大きい、という意味。内容はニーチェの思想と響き合うが、作者はキップリング。

この言葉の使い方

自分の意見を持ち続けるための言葉です。サークルで多数決に流されそうになった時、少数意見でも理由を説明して提案し、結果的に採用されました。言った人はニーチェではなくキップリングだと調べて知り、より好きになりました。

23実は言っていない#努力#心
偉大いだいなものへの道は、静けさを通っていく。

原文(ドイツ語)Der Weg zu allem Großen geht durch die Stille.

出典:ドイツの作家パウル・ケラー(1932年没)の言葉

本当の出どころニーチェの言葉ではない(ドイツ語版Wikiquoteの「誤って帰せられた言葉」)。実際はドイツの作家パウル・ケラーの言葉とされる。

意味と背景

大きなことを成し遂げるには、騒がしさから離れ、一人で静かに考え積み重ねる時間が欠かせない、という意味。ニーチェが孤独な散歩の中で思索したことと重ねられて広まったが、作者は別の人物。

この言葉の使い方

大事な準備は静かに一人で進めるようにしています。受験の追い込みの時期、SNSを止めて図書館で毎日同じ席に座り続けました。周りに言わずに積み重ねた時間が合格につながったと思います。ただ作者はケラーです。

24実は言っていない#友情#心
敵意によって敵意が終わることはない。友情によって敵意は終わる。

原文(ドイツ語)Nicht durch Feindschaft kommt Feindschaft zu Ende, durch Freundschaft kommt Feindschaft zu Ende.

出典:仏典『法句経(ダンマパダ)』の釈迦の言葉。ニーチェはこれを引用するとき、いつも出典を示していた

本当の出どころニーチェの言葉ではない(ドイツ語版Wikiquoteの「誤って帰せられた言葉」)。ニーチェは著作で釈迦の言葉として紹介しており、本人も自分の言葉とはしていない。

意味と背景

恨みに恨みで返していては争いは終わらない。相手と和解し、友情を築くことでしか敵対は終わらない、という仏教の教え。ニーチェが引用したため彼の言葉と思われることがあるが、元は2,000年以上前の釈迦の言葉。

この言葉の使い方

けんかした相手とは自分から歩み寄るようにしています。部活で意見が対立した友人に、先に謝って話を聞いたら、相手も本音を話してくれて前より仲良くなれました。元は釈迦の言葉としてニーチェも紹介しています。

25実は言っていない#夢#生き方#勇気
踊おどっている者は、音楽の聞こえない者には狂くるっているように見える。

原文(英語)Those who dance appear insane to those who cannot hear the music.

出典:ニーチェの著作になし。スタール夫人『ドイツ論』(1813年)に似た考え(英語版Wikiquote「Misattributed」)

本当の出どころニーチェの言葉としてSNSなどで広まっているが、ニーチェの著作にはない。英語版Wikiquoteによれば、この考えが最初に記録されているのはフランスの作家スタール夫人が1813年に書いた『ドイツ論』で、遠くから音楽を聞かずに踊る人々を見ると狂っているように見える、という趣旨が書かれている。

意味と背景

自分の中に信じるものや情熱を持って動く人は、それを知らない人からは理解されず、変わり者に見えることがあるという意味。周りに笑われても、自分の聞いている音楽を信じてよいと励ましてくれる。

この言葉の使い方

座右の銘にするなら、周りに理解されにくい挑戦を続ける支えとして。面接では、珍しい趣味や研究に打ちこみ、最初は理解されなくても成果を出した経験を話すとよい。ニーチェではないと知っていれば、話題が深まっても安心。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/フリードリヒ・ニーチェ

ほかの海外の偉人の名言

▲上へ