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ことわざ・格言 91選|座右の銘にも使える昔の言葉

作者の分からない昔からのことわざ、中国の故事から生まれた故事成語、西洋のことわざを集めました。短くて覚えやすく、座右の銘やスピーチにも使いやすい言葉です。

格言とは

格言(かくげん)とは、人生の教えや戒めを短く言い表した言葉のことです。名言は「だれが言ったか」が分かる言葉を指すことが多いのに対し、格言には言った人の分からない昔からの言葉も多く含まれます。このページのことわざ・故事成語・西洋のことわざも、多くが格言として使われてきました。

91こ更新:2026-10-20

日本のことわざ(31こ)

昔から人々の間で語り継がれてきた、作者の分からない短い言葉。暮らしの知恵や人生の教訓を、身近なもののたとえや調子のよい言い回しで伝える。江戸時代の「いろはかるた」などで広まったものも多い。ここでは辞典に載る日本のことわざのうち、座右の銘や励ましに使えるものを集めた。

石いしの上うえにも三さん年ねん

出典:日本のことわざ(江戸時代初期には「石の上にも三年いれば温まる」の形)

出典について作者不詳の昔からのことわざ。日本語版Wikipediaによれば、江戸時代の初めには「石の上にも三年いれば温まる」という形で使われ、のちに後半が省かれて今の形になった。「三年」は区切りを表す象徴的な数である。

意味と背景

冷たい石でも三年座り続ければ温まるように、つらいことでも辛抱して続ければ、やがて報われるという意味。新しいことを始めた時に、すぐにあきらめず、まずは続けてみようと励ます言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、すぐに結果を求めない心がけとして。面接では、最初は苦手だった部活動や勉強を三年続けて上達した経験を話すとよい。「三年」は象徴の数なので、「区切りまでやり抜く」という意味で話すと自然。

七しち転ころび八起やおき

出典:日本のことわざ(起き上がり小法師・だるまに由来するとされる)

出典について作者不詳のことわざ。日本語版Wikipediaによれば、倒しても起き上がる起き上がり小法師やだるまの人形に見立てて生まれた言葉とされる。四字熟語では「七転八起」ともいう。

意味と背景

七回転んでも八回起き上がるように、何度失敗してもくじけずに立ち上がるという意味。転んだ回数より一回多く起きることが大切だという、あきらめない心を表している。人生の浮き沈みの激しさを表す時にも使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘の定番で、面接でも伝わりやすい。話すなら、何度も失敗した末にやりとげた具体的な経験を一つ選び、「失敗した回数」と「そこから何を変えたか」をセットで話すと、ただの根性論にならず説得力が出る。

ちりも積つもれば山やまとなる

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳の昔からのことわざで、辞書にも広く載っている。ウィクショナリーには明治以降の文学作品での使用例が挙げられている。

意味と背景

塵のように小さなものでも、積み重なれば山のように大きくなるという意味。わずかなお金や少しずつの努力も、長く続ければ大きな成果になる。小さな行動を軽く見てはいけないという教えである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、毎日の小さな積み重ねを大切にする姿勢として。面接では、一日10分の勉強や小さな貯金を続けて大きな成果になった経験を、数字を交えて話すとよい。具体的な数字があると言葉に重みが出る。

4出典あり#仕事#時間
急いそがば回まわれ

出典:日本のことわざ(琵琶湖の矢橋の渡しと瀬田の唐橋に由来)

出典について作者不詳のことわざとして使われている。日本語版Wikipediaによれば、琵琶湖の矢橋から大津へ渡る船は近道だが風で危ないため、遠回りでも瀬田の唐橋を通るほうが確かだったことに由来する。

意味と背景

急いでいる時ほど、危ない近道より、遠回りでも確実な道を選んだほうが結局は早く着くという意味。あせって手を抜くと、かえって失敗してやり直しになるという戒めである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、あせった時に立ち止まる言葉として。面接では、締め切り前でも確認を省かずに進めて、やり直しを防いだ経験を話すとよい。琵琶湖の渡し船と瀬田の唐橋という由来を添えると、話に彩りが出る。

失敗しっぱいは成功せいこうのもと

出典:日本のことわざ(「失敗は成功の母」とも)

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。ウィクショナリーには「失敗は成功の母」という形での使用例も挙げられている。

意味と背景

失敗しても、その原因を考えて改めていけば、次の成功につながるという意味。失敗そのものに価値があるのではなく、失敗から学ぶことが成功の材料になるということを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、失敗との向き合い方として。面接では、失敗した経験だけでなく、その原因をどう分析し、次に何を変えて成功したのかまで話すとよい。「反省と改善」がこの言葉の中心だと伝わる。

案あんずるより生うむが易やすし

出典:日本のことわざ(出産を前にした不安から)

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。「産むが易し」とも書く。お産は心配していたよりも案外たやすく済むことが多い、というところから生まれた。

意味と背景

あれこれ心配しているよりも、実際にやってみると意外と簡単にできるものだという意味。行動する前の不安は、たいてい実際よりも大きくふくらんでいると教えてくれる。迷う時間が長いほど、不安は大きくなりがちである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、不安で動けない時の背中押しとして。面接では、緊張していた発表や初めての仕事に思い切って取り組んだら、思ったよりうまくいった経験を話すとよい。行動力のある人だと伝わる。

早起はやおきは三さん文ぶんの徳とく

出典:日本のことわざ(「早起きは三文の得」とも)

出典について作者不詳のことわざ。日本語版Wikipediaによれば、中国・宋の時代の詩人楼鑰の詩に「三日早起きすれば一日分の働きになる」という趣旨があり、それが由来とされる。「三文」はわずかなお金のこと。

意味と背景

朝早く起きると、わずかでも何かしら得をすることがあるという意味。早起きは健康にもよく、朝の時間を使えば一日を有効に過ごせるという教えとして使われる。朝型の生活をすすめる言葉として、今もよく使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、生活習慣の心がけとして。面接では、毎朝早く起きて勉強や運動をする習慣を続けていることを話し、その時間で身につけたことを具体的に挙げるとよい。「三文はわずかな得」という意味も押さえておきたい。

雨あめ降ふって地ち固かたまる

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。雨が降ったあとは地面が締まって固くなることから生まれた。

意味と背景

もめごとや困ったことが起きても、それを乗り越えたあとは、かえって前よりもよい状態になるという意味。けんかの後に仲が深まったり、トラブルの後にチームの結束が強まったりする場面で使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、対立を恐れず向き合う姿勢として。面接では、仲間と意見がぶつかったあと話し合いを重ね、前より強いチームになった経験を話すとよい。トラブルを成長の機会に変えられる人だと伝わる。

笑わらう門もんには福来ふくきたる

出典:日本のことわざ(「笑う門には福来る」とも)

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。「門」は家や家族のこと。ウィクショナリーには明治以降の文学での使用例がある。

意味と背景

いつも笑い声が絶えない明るい家には、自然と幸運がやってくるという意味。つらい時でも明るさを忘れずにいれば、よいことが巡ってくるという前向きな教えである。明るさが人も運も呼び寄せる、という考え方である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、明るさを大切にする姿勢として。面接では、雰囲気が沈んでいたチームを明るい声かけで盛り上げ、成果につながった経験を話すとよい。笑顔で話せば、言葉と人柄が一致して伝わる。

10出典あり#感謝#友情#心
情なさけは人ひとの為ためならず

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざ。日本語版Wikipediaによれば、本来の意味は「人への親切はめぐりめぐって自分に返ってくる」であり、「情けをかけるのは相手のためにならない」という意味に誤解されることが多い。

意味と背景

人に親切にするのは、相手のためだけではない。その親切はやがてめぐりめぐって自分にもよい形で返ってくるのだから、だれにでも親切にしようという意味である。親切を見返り目当てでなく、自然に続けることが大切だ。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、人に親切にする理由として。面接では、困っている人を手助けしたことが後で自分の助けにもなった経験を話すとよい。「よく誤解される言葉ですが本当の意味は…」と説明できると、言葉を正しく理解していることが伝わる。

11出典あり#勉強#夢#努力
好すきこそ物ものの上手じょうずなれ

出典:日本のことわざ(江戸時代から)

出典について作者不詳のことわざ。日本語版Wikipediaによれば江戸時代から使われており、千利休が同じ内容の歌を詠んだとも伝わる。「こそ〜なれ」は古文の係り結びが今も残った珍しい例である。

意味と背景

好きなことには自然と熱心に取り組み、工夫もするので、上達が早いという意味。今はまだ下手でも、本当に好きなら伸びる見込みがあると励ます言葉でもある。才能より「好き」という気持ちが成長を支えるのである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、好きなことを伸ばす姿勢として。面接では、好きで続けてきたことが上達し、それが今の志望につながった経緯を話すとよい。「好き」が努力の原動力になっていることを具体的に示したい。

12出典あり#勉強#仕事
習ならうより慣なれろ

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。

意味と背景

人から教わるよりも、実際に何度もやってみて体で覚えたほうが早く身につくという意味。説明を聞くだけでは分からないことも、くり返し経験するうちに自然とできるようになる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、実践を大切にする姿勢として。面接では、マニュアルを読むだけでなく実際に手を動かして早く仕事を覚えた経験を話すとよい。ただし基本を軽んじる意味ではないことも添えると、バランスのよい人だと伝わる。

13出典あり#生き方#仕事#心
能のうある鷹たかは爪つめを隠かくす

出典:日本のことわざ(戦国時代の『北条氏直時分諺留』が由来とされる)

出典について作者不詳のことわざ。日本語版Wikipediaによれば、戦国時代の北条氏直のころのことわざを集めた『北条氏直時分諺留』が由来とされている。

意味と背景

本当に力のある人は、その力をむやみに見せびらかさないという意味。鷹が獲物をとらえる瞬間まで鋭い爪を隠しているように、実力者ほど控えめにふるまうことのたとえである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、謙虚さを大切にする姿勢として。面接で使う時は、自慢を控える一方で、必要な場面ではしっかり力を発揮した経験を話すとよい。「隠す」だけでなく「いざという時に出す」ことまで話すと伝わりやすい。

三さん人にん寄よれば文殊もんじゅの知恵ちえ

出典:日本のことわざ(知恵をつかさどる文殊菩薩から)

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。文殊は知恵をつかさどる菩薩のこと。

意味と背景

特別に頭のよい人でなくても、三人集まって相談すれば、文殊菩薩のようなよい知恵が浮かぶものだという意味。一人で悩むより、仲間と知恵を出し合うことの大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、チームで考える姿勢として。面接では、一人では解けなかった課題を仲間と話し合って解決した経験を話すとよい。自分がどんな意見を出し、どうまとめたかまで話すと、協調性と主体性の両方が伝わる。

15出典あり#仕事#勉強#努力
芸げいは身みを助たすける

出典:日本のことわざ(「芸は身を助く」とも)

出典について作者不詳のことわざで、ことわざ辞典にも載っている。

意味と背景

何か一つでも得意な技や芸を身につけておけば、困った時にそれが生活の助けになるという意味。趣味で覚えたことが思わぬところで役に立つ、という場面でも使われる。好きで磨いた技が、思わぬ形で人生を支えてくれる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、得意を磨き続ける理由として。面接では、趣味や特技が部活動やアルバイト、ボランティアで役に立った経験を話すとよい。その特技を志望先でどう生かせるかまでつなげると説得力が出る。

16出典あり#仕事#生き方
転ころばぬ先さきの杖つえ

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。似た意味の言葉に「備えあれば憂いなし」がある。

意味と背景

転んでから杖を用意しても遅いので、転ぶ前に杖をついておくように、失敗しないよう前もって準備しておくことが大切だという意味。用心深さの大切さを教える言葉である。小さな備えが、大きな失敗を防いでくれる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、準備を大切にする姿勢として。面接では、試験や行事の前に起こりそうなトラブルを予想して準備し、本番で慌てずにすんだ経験を話すとよい。具体的にどんな備えをしたかを話すと伝わる。

待まてば海路かいろの日和ひよりあり

出典:日本のことわざ(もとは「待てば甘露の日和あり」)

出典について作者不詳のことわざ。日本語版Wikipediaによれば、もとは「待てば甘露の日和あり」で、よい政治が行われると天が甘露を降らせるという中国の伝説に基づく。日本ではなじみのある「海路」に変わって定着した。

意味と背景

今は思うようにいかなくても、あせらずに待っていれば、やがて船出に適したおだやかな天気が来るように、よい機会が訪れるという意味。じっと時機を待つことの大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、あせりを抑える言葉として。面接では、すぐに結果が出なくても準備を続け、機会が来た時に生かせた経験を話すとよい。ただ待つのではなく「待つ間に準備した」ことを強調すると前向きに伝わる。

18出典あり#仕事#生き方
石橋いしばしを叩たたいて渡わたる

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。

意味と背景

壊れるはずのない丈夫な石の橋でも、叩いて安全を確かめてから渡るように、とても用心深く物事を進めることのたとえ。慎重さをほめる意味でも、慎重すぎる人を少し皮肉る意味でも使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、確認を怠らない姿勢として。面接では、細かい確認でミスを未然に防いだ経験を話すとよい。慎重すぎて遅くならないよう「確認と決断のバランス」に気をつけていると添えると、仕事のできる印象になる。

19出典あり#心#友情#生き方
負まけるが勝かち

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。

意味と背景

その場では相手に勝ちを譲っておくほうが、長い目で見れば自分にとって得になるという意味。むだな争いを避けて引くことが、結果として本当の勝利につながる場合があることを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、争いを大きくしない知恵として。面接では、言い争いでは一歩引いて相手を立て、結果的に協力を得られた経験を話すとよい。何でも譲るのではなく「大事なことのために小さなことを譲る」と説明したい。

20出典あり#教育#家族
三みっつ子この魂たましい百ひゃくまで

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざ。日本語版Wikipediaによれば、「三つ子」は数え年の三歳、つまり幼い子どものことで、厳密な年齢ではなく幼少期のたとえである。

意味と背景

幼いころに身についた性格や習慣は、年をとっても変わらないという意味。子どものころの育ち方や経験が、その人の一生に大きく影響することを表している。幼いころの習慣や経験が、それほど大切だということである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘というより、自分の原点を語る時に使いやすい。面接では、幼いころから続けている習慣や好きなことが、今の自分の強みにつながっている話をするとよい。教育や保育を志望する人には志望動機にもなる。

勝かって兜かぶとの緒おを締しめよ

出典:日本のことわざ(北条氏綱の遺訓とされる)

出典についてことわざとして広く使われている。日本語版Wikipediaによれば、戦国時代の大名・北条氏綱が息子の氏康に残した五か条の訓戒に由来するとされる。

意味と背景

戦いに勝っても気をゆるめず、兜のひもを締め直せという意味。成功した時こそ油断や慢心が生まれやすいので、気を引き締めて次に備えよという戒めである。油断の怖さを、武士の身じたくにたとえた言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、成功した時の心がけとして。面接では、大会や試験でよい結果を出した後も気を抜かずに練習や勉強を続け、次の成果につなげた経験を話すとよい。結果よりもその後の姿勢を話すのがポイント。

22出典あり#心#勇気#生き方
一寸いっすんの虫むしにも五分ごぶの魂たましい

出典:日本のことわざ(鎌倉時代の『極楽寺殿御消息』に通じる教え)

出典についてことわざとして広く使われている。日本語版Wikipediaによれば、鎌倉時代の武将・北条重時が武家の心構えを説いた『極楽寺殿御消息』に、小さな虫の命も大切にせよという教えがある。

意味と背景

一寸(約3センチ)ほどの小さな虫にも、その半分ほどの魂がある。小さく弱い者にも意地や考えがあるので、ばかにしてはいけないという意味。弱い立場の者が自分を励ます時にも使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、相手の立場や大きさで人を軽く見ない姿勢として。面接では、年下や新人の意見をきちんと聞いて取り入れた経験を話すとよい。自分が小さな存在でも意地を見せた経験と結びつけてもよい。

23出典あり#仕事#友情#感謝
縁えんの下したの力持ちからもち

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざ。日本語版Wikipediaによれば、明治・大正のころまでは「人のために骨を折っても報われない」という否定的な意味で使われていたが、今では陰で支える人をほめる意味で使われる。

意味と背景

人の目につかない所で、みんなのために力を尽くしている人のこと。目立たなくても、その支えがあるからこそ物事がうまく回っているという意味で、裏方の大切さを表している。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、裏方の仕事を大切にする姿勢として。面接では、部活動のマネージャーや準備係など、目立たない役割で全体を支えた経験を具体的に話すとよい。昔は否定的な意味だったという話も添えると面白い。

24出典あり#心#仕事
灯台とうだい下もと暗くらし

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。ここでの「灯台」は港の灯台ではなく、昔の室内の明かりの台(燭台)のこと。

意味と背景

明かりの台のすぐ下は影になって暗いように、身近なことほどかえって気づきにくいという意味。答えや大切なものは、遠くではなくすぐそばにあることが多いと教えている。探し物は意外と足もとにある、という気づきの言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、身近なところを見直す姿勢として。面接では、遠くに答えを探していた問題が、身近な仲間の一言や足元の記録で解決した経験を話すとよい。「灯台」が燭台だという由来を説明できると知識の深さも伝わる。

25出典あり#勉強#仕事#勇気
聞きくは一時いちじの恥はじ聞きかぬは一生いっしょうの恥はじ

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。

意味と背景

知らないことを人に聞くのはその時だけ恥ずかしいが、聞かずに知らないままでいれば一生恥をかくことになるという意味。分からないことは恥ずかしがらずに質問しようという教えである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、学ぶ姿勢として面接でも好印象。話すなら、分からないことをすぐに先輩や先生に質問して、早く仕事や勉強を身につけた経験を話すとよい。質問の前に自分で調べる工夫もしていると添えるとさらによい。

26出典あり#夢#努力#挑戦
初志しょし貫徹かんてつ

出典:日本の四字熟語

出典について辞書に載る四字熟語で、作者は特定されていない。

意味と背景

最初に心に決めた目標や志を、最後まで曲げずにつらぬき通すという意味。途中で困難や誘惑があっても、はじめの気持ちを忘れずにやりとげることの大切さを表している。最初の思いを忘れないことが、続ける力の源になる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘の定番として面接でも使いやすい。話すなら、途中であきらめそうになりながらも最初の目標をやりとげた経験を、どこが一番苦しく、何を支えに乗り越えたかまで具体的に話すと、言葉に中身が伴う。

有言ゆうげん実行じっこう

出典:日本の四字熟語(「不言実行」をもじって作られた語)

出典についてウィクショナリーによれば「不言実行」をもじって作られた語で、1924年の新聞にすでに使用例がある。作者は特定されていない。

意味と背景

自分が言ったことを、その言葉どおりに実行するという意味。目標を口に出して周りに宣言し、それを必ずやりとげることで、自分を追いこみ、周りの信頼も得るという考え方である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、目標を宣言して実行する姿勢として。面接では、目標を周りに宣言してやりとげた経験を、数字や結果を交えて話すとよい。言ったことを守る人だと伝われば、仕事の信頼につながる印象を与えられる。

28出典あり#前向き#心#時間
果報かほうは寝ねて待まて

出典:日本のことわざ(仏教の「果報」から)

出典について作者不詳のことわざ。日本語版Wikipediaによれば、「果報」は前に行ったことの結果として受ける報いという仏教の言葉に由来する。

意味と背景

よい知らせや幸運は、あせらずに気長に待っていればやがてやってくるという意味。やるべきことをやったあとは、結果を気にしすぎずに落ち着いて待てばよいという教えとして使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら「やることをやったら、あとは落ち着いて待つ」という意味で。面接では、試験や応募の結果を待つ間も気持ちを切りかえて次の準備をした経験を話すとよい。何もせず寝ていればよいという意味ではないと添えたい。

艱難かんなん汝なんじを玉たまにす

出典:日本のことわざ(フランスのことわざ「Vent au visage rend l'homme sage」の訳とされる)

出典について日本語版Wikipediaによれば、フランスのことわざ「顔に受ける風が人を賢くする」が由来とされ、日本のことわざとして定着した。

意味と背景

人は苦しいことやつらいことを乗り越えることで、玉が磨かれて光るように、立派な人間に成長していくという意味。困難を自分をみがく機会として前向きに受け止めようという教えである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、困難に向き合う支えとして。面接では、つらかった経験を乗り越えたことで身についた力を具体的に話すとよい。もとはフランスのことわざだという由来を添えると、言葉への関心の深さが伝わる。

30出典あり#時間#人生
光陰こういん矢やの如ごとし

出典:日本でよく使われることわざ(唐の詩人の詩が由来とされる)

出典についてことわざとして広く使われている。日本語版Wikipediaによれば、中国・唐の時代の詩人の作品に、日の動きのあわただしさを放たれた矢にたとえた表現があり、それが由来とされる。「光陰」は日と月、つまり月日のこと。

意味と背景

月日が過ぎていくのは、飛んでいく矢のように速いという意味。だからこそ時間をむだにせず、今を大切に過ごさなければならないという戒めとして使われる。過ぎた時間は二度と戻らない、という戒めでもある。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、時間を大切にする心がけとして。面接では、学生時代があっという間だったからこそ、限られた時間で何に打ちこんだかを話すとよい。時間の使い方を工夫している具体例を一つ添えると説得力が出る。

31出典あり#前向き#人生
住すめば都と

出典:日本のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、辞書にも広く載っている。

意味と背景

どんなに不便な場所や、最初はなじめなかった場所でも、住み慣れてしまえば都のように住みよく感じられるという意味。新しい環境に飛びこむ人を励ます言葉としても使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、新しい環境にすぐなじむ姿勢として。面接では、転校や引っ越し、新しい職場などで最初は戸惑ったが、自分から関わってなじんでいった経験を話すとよい。転勤のある仕事を志望する人にも向く。

故事成語(28こ)

中国の古い書物に記された歴史上の出来事や言い伝え(故事)から生まれた言葉。『史記』『論語』『孫子』『荘子』などの古典に出典があり、日本にも古くから伝わって、ことわざや四字熟語として使われている。ここでは原典の文と自分の現代語訳を添えて紹介する。

32出典あり#努力#失敗#挑戦
臥薪がしん嘗胆しょうたん

原文(漢文)置膽於坐,坐臥即仰膽,飲食亦嘗膽也。

出典:『史記』越王勾践世家(「嘗胆」)・蘇軾の文(「臥薪嘗胆」の四字)

出典について書き下し「胆を坐に置き、坐臥すなわち胆を仰ぎ、飲食にもまた胆を嘗む」。日本語版Wikipediaによれば、「嘗胆」は『史記』越王勾践世家に、四字そろった形は宋の蘇軾の文に初めて見える。呉王夫差が薪の上に寝た「臥薪」の話は『十八史略』などによるもので、『史記』にはない。

意味と背景

春秋時代、呉と越の王が互いに敗れた悔しさを忘れないよう、薪の上に寝たり苦い胆をなめたりして復讐の時を待った話から。目標のために長い間苦労に耐え、力をたくわえることをいう。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、悔しさをばねに努力を続ける姿勢として。面接では、試合や試験で負けた悔しさを忘れずに準備を重ね、次の機会に結果を出した経験を話すとよい。復讐ではなく「自分への挑戦」として語ると好印象。

33出典あり#挑戦#勇気#努力
背水はいすいの陣じん

原文(漢文)信乃使萬人先行,出,背水陳。

出典:『史記』淮陰侯列伝

出典について書き下し「信すなわち万人をして先行せしめ、出でて水を背にして陳(陣)す」。漢の将軍韓信が井陘の戦いで、川を背にして陣を張り、退路を断った兵を必死に戦わせて大軍の趙を破った故事。ウィクショナリーに『史記』の本文が引かれている。

意味と背景

川を背にすれば逃げ場がないため、兵は死にものぐるいで戦うしかない。そこから、もう後がない状況に自分を置き、全力で物事に取り組むことをいう。兵法の常識を逆手に取った韓信の知恵を伝える言葉でもある。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、覚悟を決めて挑む姿勢として。面接では、退路を断つ覚悟で一つの目標に集中し、結果を出した経験を話すとよい。ただの無謀ではなく、韓信のように計算した上での覚悟だったと説明できると説得力が増す。

34出典あり#人生#前向き#心
人間にんげん万事ばんじ塞翁さいおうが馬うま

出典:『淮南子』巻十八 人間訓

出典について日本語版Wikipedia「故事」によれば、出典は前漢の書『淮南子』巻十八・人間訓。国境の砦の近くに住む老人(塞翁)の馬が逃げたり、駿馬を連れて戻ったり、息子が落馬してけがをしたことで戦争に行かずにすんだりした話から生まれた。

意味と背景

幸せと不幸は入れかわるもので、何が幸いし何が災いするかは前もって分からない。だから目の前の出来事に一喜一憂せず、落ち着いて受け止めようという教え。「人間」はここでは「世の中」という意味である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、思いどおりにいかない時の心の支えとして。面接では、志望が叶わなかったり失敗したりしたことが、結果的に新しい出会いや成長につながった経験を話すとよい。前向きに切りかえられる人だと伝わる。

35出典あり#勉強#受験#努力
蛍雪けいせつの功こう

原文(漢文)孫康映雪,車胤聚螢。

出典:『蒙求』(もとは『晋書』などの故事)

出典について書き下し「孫康は雪に映し、車胤は蛍を聚む」。日本語版Wikipediaによれば、唐代の子ども向けの教科書『蒙求』の一節が由来で、もとは正史『晋書』などに見える故事。灯りの油を買えないほど貧しかった車胤は蛍の光で、孫康は雪明かりで書物を読み、ともに高い位にのぼった。

意味と背景

苦労して勉強に励み、その成果を上げること。貧しくても工夫して学び続けた二人の若者の姿から、学ぶ環境が整っていなくても努力しだいで道は開けると教えている。卒業式の歌「蛍の光」もこの故事による。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、勉強を続ける支えとして。面接では、部活動やアルバイトと両立しながら、通学時間などを工夫して勉強時間を確保した経験を話すとよい。「蛍の光」の歌の由来だと添えると、話題が広がる。

呉越ごえつ同舟どうしゅう

原文(漢文)夫呉人與越人相惡也,當其同舟而濟,遇風,其相救也如左右手。

出典:『孫子』九地篇

出典について書き下し「それ呉人と越人とは相悪むも、その舟を同じくして済り、風に遇うに当たりては、その相救うや左右の手のごとし」。日本語版Wikipediaによれば『孫子』九地篇が出典。日本では「仲の悪い者同士が同じ場所にいること」の意味でも使われるが、それは慣用的な誤用とされる。

意味と背景

仲の悪い呉の国の人と越の国の人でも、同じ舟に乗って嵐にあえば、左右の手のように助け合う。どんなに対立している者同士でも、共通の危機の前では協力し合うものだという意味である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、立場の違う人と協力する姿勢として。面接では、普段は意見が合わない相手とも、大きな課題の前では手を組んで乗り越えた経験を話すとよい。本来の意味(協力する)を正しく説明できると印象がよい。

鶏口けいこうとなるも牛後ぎゅうごとなるなかれ

原文(漢文)寧為雞口,無為牛後。

出典:『戦国策』韓策

出典について書き下し「むしろ鶏口となるも、牛後となるなかれ」。日本語版Wikipediaによれば、戦国時代の遊説家・蘇秦が、強国の秦に従おうとする韓の王を説得した時の言葉で、『戦国策』韓策に見える。蘇秦自身は「昔からのことわざ」として引いている。

意味と背景

大きな集団の後ろについて使われるより、小さくてもその集団の頭になれという意味。大きな組織の末端にいるより、小さな組織で中心として力を発揮するほうがよいという、独立心をすすめる言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、主体的に動く姿勢として。面接では、小さなチームや新しい部署でリーダーとして工夫し、成果を出した経験を話すとよい。大企業を志望する場合は「どこにいても自分の持ち場の頭として動く」と言いかえると自然。

38出典あり#勉強#心#失敗
他山たざんの石いし

原文(漢文)他山之石,可以攻玉。

出典:『詩経』小雅・鶴鳴

出典について書き下し「他山の石、以て玉を攻むべし」。日本語版Wikipediaによれば『詩経』小雅・鶴鳴篇が出典。よその山から出た粗い石でも、自分の玉を磨くのに使えるということから。文化庁の調査では「他人のよい行いを手本にする」という誤った意味で覚えている人も多い。

意味と背景

他人のつまらない言動や失敗であっても、それを見て自分を反省し、みがく材料にできるという意味。人の失敗を笑うのではなく、自分の成長に生かそうという学びの姿勢を表している。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、人の失敗からも学ぶ姿勢として。面接では、先輩や他チームの失敗を見て自分のやり方を見直し、同じ失敗を防いだ経験を話すとよい。目上の人の立派な行いには使わない言葉だと知っておくことも大切。

39出典あり#勉強#教育#努力
青あおは藍あいより出いでて藍あいより青あおし

原文(漢文)青出於藍,而青於藍。

出典:『荀子』勧学篇

出典について日本語版Wikipediaによれば、戦国時代の思想家荀子の『荀子』勧学篇が由来。青い染料は藍という草から取るが、もとの藍よりも青くなることから、学問を続ければ生まれつきの力を超えられると説いた。四字熟語「出藍の誉れ」もここから出た。

意味と背景

弟子が先生よりも、子が親よりもすぐれた人になることのたとえ。もとは、学び続けることで人はもとの自分を超えて成長できるという意味だった。教える側にとっても、教えられる側にとっても励みになる言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、学び続けて成長する姿勢として。面接では、指導してくれた先生や先輩の教えを土台に、自分なりの工夫を加えて成果を出した経験を話すとよい。もとは「学び続ければ人は変われる」という意味だと添えたい。

大器たいき晩成ばんせい

原文(漢文)大方無隅,大器晚成。

出典:『老子』(道徳経)第41章

出典について書き下し「大方は隅なく、大器は晩成す」。日本語版Wikipediaによれば『老子』が出典。もとは「大きすぎる器は完成しない」という意味だったともいわれるが、『三国志』の時代には、若いころ目立たなかった人が後に大成することをいう意味で使われるようになった。

意味と背景

大きな器は完成するまでに時間がかかるように、本当に大きな人物は、才能が現れるのが遅く、時間をかけて大成するという意味。今すぐ結果が出なくても、焦らず力を育てればよいと励ます言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、焦らずに力を育てる支えとして。面接では、最初は周りより遅れていたが、こつこつ続けて最後には追いついた経験を話すとよい。「遅いことを言い訳にしない」姿勢も添えると、前向きな印象になる。

41出典あり#勉強#教育#仕事
温故おんこ知新ちしん

原文(漢文)溫故而知新,可以為師矣。

出典:『論語』為政篇

出典について書き下し「故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし」。日本語版Wikipediaによれば『論語』為政篇の孔子の言葉が出典。昔の教えをよく学び、そこから新しい知識や見方を得られる人こそ、人を教える師になれると説いた。

意味と背景

過去のことや昔の教えをよく学び直すことで、新しい知識や考え方を見つけ出すという意味。古いものを捨てるのではなく、そこから学んで今に生かすことの大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、過去から学ぶ姿勢として。面接では、昔の資料や先輩の記録を読み返して、新しい工夫のヒントを得た経験を話すとよい。もとは「人を教える者の条件」として語られた言葉だと添えると、理解の深さが伝わる。

42出典あり#努力#夢#挑戦
愚公ぐこう山やまを移うつす

原文(漢文)雖我之死,有子存焉;子又生孫,孫又生子。

出典:『列子』湯問篇

出典について書き下し「我死すといえども、子の存するあり。子はまた孫を生み、孫はまた子を生む」。日本語版Wikipediaによれば『列子』湯問篇の説話。家の前の二つの山をじゃまに思った九十歳の愚公が、家族と山を崩し始め、笑われても「子孫が続ければいつかは崩せる」と答えたところ、天帝が感心して山を移させた。

意味と背景

どんなに大きな仕事でも、あきらめずに根気よく続ければ、いつかは必ずなしとげられるという意味。目の前の困難が大きすぎるように見えても、一歩ずつ取り組む粘り強さの大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、大きな目標に向かう粘り強さとして。面接では、周りに無理だと言われた目標に、毎日少しずつ取り組んで達成した経験を話すとよい。九十歳の老人の話だという点を添えると、年齢に関係なく挑む姿勢も伝わる。

43出典あり#勉強#仕事
百聞ひゃくぶんは一見いっけんに如しかず

原文(漢文)百聞不如一見。

出典:『漢書』趙充国伝

出典について前漢の将軍趙充国が、異民族の討伐について皇帝から必要な兵の数を問われた時、「百聞は一見に如かず。遠くから見積もるのは難しいので、現地に行って作戦を立てたい」と答えた言葉。中国語版ウィクショナリーに『漢書』の本文が引かれている。

意味と背景

人から何度話を聞くよりも、自分の目で一度見るほうがはるかによく分かるという意味。うわさや報告だけで判断せず、実際に現場に行って確かめることの大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、現場を大切にする姿勢として。面接では、話を聞くだけでなく実際に足を運んで確かめ、そこで気づいたことが成果につながった経験を話すとよい。もとは老将軍が現地に行かせてほしいと願った言葉だと添えたい。

44出典あり#勇気#挑戦
虎穴こけつに入いらずんば虎子こじを得えず

原文(漢文)不入虎穴,不得虎子。

出典:『後漢書』班超伝

出典について後漢の武将班超が、西域の国で敵の匈奴の使者が来て自分たちが危うくなった時、部下を奮い立たせて言った言葉。その夜、少ない兵で匈奴の陣に火を放って攻め、勝利した。『後漢書』班超伝に見える。

意味と背景

虎のすむ穴に入らなければ虎の子を手に入れることはできないように、危険をおそれていては大きな成功は得られないという意味。思い切って危険に飛びこむ勇気の大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、勇気を出して挑む姿勢として。面接では、失敗の危険もある挑戦にあえて飛びこみ、大きな成果を得た経験を話すとよい。班超が少ない兵で大軍を破った話を添えると、言葉に迫力が出る。

45出典あり#仕事#挑戦#時間
先さきんずれば人ひとを制せいす

原文(漢文)先即制人,後則為人所制。

出典:『史記』項羽本紀

出典について書き下し「先んずれば即ち人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る」。ウィクショナリーによれば『史記』項羽本紀が出典。秦の末期、各地で反乱が起こる中、会稽の長官が先手を取って兵を挙げようと項梁に語った言葉である。

意味と背景

何事も人より先に行動すれば、有利な立場に立って相手を抑えることができるという意味。後れを取れば逆に相手に抑えられてしまうので、先手を打つことが大切だと教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、先手を打って動く姿勢として。面接では、締め切りよりかなり早く準備を始めたり、問題が大きくなる前に手を打ったりして成果につなげた経験を話すとよい。行動の早さが伝わる言葉である。

46出典あり#教育#家族
孟母もうぼ三遷さんせん

原文(漢文)其舍近墓……乃去舍市傍……復徙舍學宮之傍。

出典:劉向『列女伝』母儀伝

出典についてウィクショナリーによれば前漢の劉向『列女伝』の故事。孟子の母は、墓の近くに住むと孟子が葬式のまねをし、市場の近くでは商売のまねをしたため、学校の近くに引っ越したところ、礼儀作法をまねるようになった。三度目の引っ越しで落ち着いた。

意味と背景

子どもの教育には環境がとても大切だという教え。人は周りの環境から大きな影響を受けるので、よい環境を選び、整えることが成長につながるという意味である。人は良くも悪くも、周りに染まりやすいものである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、環境づくりの大切さとして。面接では、勉強しやすい環境を自分で整えたり、意識の高い仲間のいる場所に身を置いたりして成長した経験を話すとよい。教育や保育を志望する人にも使いやすい。

47出典あり#勉強#教育#努力
孟母もうぼ断機だんき

出典:劉向『列女伝』母儀伝

出典についてウィクショナリーによれば『列女伝』母儀・鄒孟軻母の故事。学問に疲れて家に帰ってきた孟子に、機を織っていた母が織りかけの布を刀で断ち切って見せ、学問を途中でやめるのはこれと同じだと戒めた。

意味と背景

学問を途中でやめてしまえば、それまでの努力がすべてむだになるという戒め。織りかけの布が切られれば使いものにならないように、学びは続けてこそ価値があるという意味である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、途中で投げ出さない心がけとして。面接では、勉強や習いごとをやめたくなった時に思いとどまり、続けたことで成果が出た経験を話すとよい。厳しくも愛情のある母の教えとして紹介すると心に残る。

疾風しっぷうに勁草けいそうを知しる

原文(漢文)疾風知勁草。

出典:『後漢書』王覇伝

出典について日本語版Wikipediaによれば『後漢書』王覇伝が出典。後漢の光武帝(劉秀)が苦しい戦いの中で、従ってきた者たちが去っていく中、最後まで残った王覇に「努力せよ、疾風に勁草を知る」と語った。

意味と背景

激しい風が吹いて初めて、強い草が見分けられるように、苦しい時になって初めて、その人の意志の強さや本当の値打ちが分かるという意味。困難は人の真価を試す機会だと教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、苦しい時こそ踏んばる心がけとして。面接では、チームが苦しい状況になった時に最後まで投げ出さずに支えた経験を話すとよい。光武帝と王覇の話を添えると、言葉の背景がよく伝わる。

49出典あり#努力#友情#勉強
切磋せっさ琢磨たくま

原文(漢文)有匪君子,如切如磋,如琢如磨。

出典:『詩経』衛風・淇奥

出典について書き下し「匪たる君子有り、切するがごとく磋するがごとく、琢するがごとく磨するがごとし」。日本語版Wikipediaによれば『詩経』衛風・淇奥篇で、衛の武公の自己研鑽をたたえた表現。骨・象牙・玉・石を加工してみがく作業にたとえている。

意味と背景

学問や技をみがき、人格を高めるために努力を重ねること。また、仲間同士が互いに励まし合い、競い合って向上していくことをいう。日本では特に、ライバルと高め合う意味でよく使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、仲間と高め合う姿勢として。面接では、ライバルや仲間と競い合い、教え合いながら互いに成長した経験を話すとよい。もとは骨や玉をみがく作業のことだと説明できると、言葉への関心の深さが伝わる。

50出典あり#仕事#努力
画竜がりょう点睛てんせい

原文(漢文)畫四龍,不點睛。云:點之即飛去。

出典:梁の画家張僧繇の故事(中国語版ウィクショナリーは『呉郡志』を引く)

出典について南朝・梁の画家張僧繇が金陵の安楽寺の壁に四匹の竜を描き、「瞳を描けば飛び去ってしまう」と言って瞳を入れなかった。人々が信じずに描くよう求めたので二匹に瞳を入れると、雷とともに壁を破って天に昇ったという故事。中国語版ウィクショナリーに原文がある。

意味と背景

物事を完成させるための、最後の大切な仕上げのこと。全体を生き生きとさせる肝心なところをいう。「画竜点睛を欠く」の形で、最後の詰めが甘いために全体が不十分になることを戒める言葉としてよく使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、最後の仕上げまで手を抜かない姿勢として。面接では、作品や企画の最後の見直しに時間をかけ、完成度を高めて評価された経験を話すとよい。「睛」は「晴」ではなく「ひとみ」だと知っておきたい。

捲土けんど重来ちょうらい

原文(漢文)捲土重來未可知。

出典:杜牧「題烏江亭」

出典についてウィクショナリーによれば、唐の詩人杜牧が、項羽の最期の地・烏江で詠んだ詩「題烏江亭」の一句「捲土重来いまだ知るべからず」が由来。項羽が恥をしのんで故郷に戻っていれば、砂ぼこりを巻き上げて再び攻め上ることもできたかもしれない、と惜しんだ。

意味と背景

一度敗れた者が、再び勢いを盛り返して巻き返してくること。失敗した後に態勢を立て直し、もう一度挑戦することをいう。「けんどじゅうらい」とも読む。負けた人を励ます言葉として使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、負けた後の再挑戦の決意として。面接では、一度失敗した試験や大会に、やり方を改めて再挑戦し結果を出した経験を話すとよい。項羽の故事を添えると、言葉の重みと教養が伝わる。

52出典あり#努力#挑戦#夢
千里せんりの道みちも一歩いっぽから

原文(漢文)千里之行,始於足下。

出典:『老子』第64章

出典について日本語版Wikipediaによれば『老子』第64章が由来。「両腕で抱えるほどの大木も毛先ほどの芽から育ち、九層の高い台も一盛りの土から築かれ、千里の旅も足もとの一歩から始まる」とある。もとは、大きな問題も小さいうちに対処せよという意味だった。

意味と背景

どんなに遠い道のりも、最初の一歩を踏み出すことから始まるという意味。大きな目標や事業も、まず手近なところから一つずつ始めることが大切だと教えている。大きな夢も、今日の小さな行動から始まる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、大きな目標に向かう最初の行動の支えとして。面接では、大きな目標を小さな段階に分け、最初の一歩から着実に進めた経験を話すとよい。もとは「問題は小さいうちに手を打て」という意味だったと添えると深みが出る。

53出典あり#仕事#生き方
備そなえあれば憂うれいなし

原文(漢文)有備無患。

出典:『書経』・『春秋左氏伝』

出典について日本語版Wikipediaによれば、『書経』で殷の王に補佐役が説いた言葉に見え、『春秋左氏伝』にも、晋の家臣が順調な時こそ将来の危険に備えるべきだと王をいさめた話がある。

意味と背景

ふだんから万一の時に備えて準備をしておけば、いざという時にも心配することはないという意味。うまくいっている時こそ、先の危険を考えて備えておくことの大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、準備を大切にする姿勢として。面接では、本番で起こりうるトラブルを想定して予備を用意し、実際に役立った経験を話すとよい。防災や安全に関わる仕事を志望する人には、志望動機にもつながる。

54出典あり#努力#受験#心
人事じんじを尽つくして天命てんめいを待まつ

出典:宋の胡寅『読史管見』

出典について日本語版Wikipediaによれば、宋の胡寅が書いた歴史評論『読史管見』に見える言葉。東晋の謝安が、国の存亡をかけた戦いであらゆる策を尽くして異民族の大軍を退けたことを評している。

意味と背景

自分にできる限りの努力をすべてしたら、あとは結果を天にまかせて静かに待つという意味。結果は自分の力だけでは決まらないが、だからこそ自分にできることは一つ残らずやっておこうという教えである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、全力を出し切る姿勢として面接でも使いやすい。話すなら、受験や大会で「やれることはすべてやった」と言えるまで準備した具体的な中身を話すとよい。結果を待つ間の落ち着きも伝わる。

55出典あり#努力#仕事
百里ひゃくりを行ゆく者ものは九十きゅうじゅうを半なかばとす

出典:『戦国策』秦策

出典について日本語版Wikipediaによれば『戦国策』に見える言葉。戦国時代、隣国の韓を破って得意になっていた秦の武王を、ある人が「百里を行く者は九十里を半ばとする」と言っていさめた。

意味と背景

百里の道を行く者は、九十里来たところでやっと半分と考えるべきだという意味。物事は終わりに近づくほど油断しやすく、最後がいちばんむずかしいので、最後まで気をゆるめるなという戒めである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、最後まで気を抜かない心がけとして。面接では、ゴール目前で気を引き締め直し、最後のミスを防いで成功した経験を話すとよい。仕事の締めくくりを大切にする人だと伝わる。

56出典あり#勉強#挑戦
井いの中なかの蛙かわず大海たいかいを知しらず

原文(漢文)井鼃不可以語於海者,拘於虛也。

出典:『荘子』秋水篇

出典について書き下し「井鼃(せいあ)の以て海を語るべからざるは、虚(すむところ)に拘ればなり」。日本語版Wikipediaによれば『荘子』秋水篇で、北海の神が「井戸の蛙に海の話が分からないのは、狭い所にとらわれているからだ」と語った言葉が由来。

意味と背景

自分の狭い知識や経験にとらわれて、もっと広い世界があることを知らないことのたとえ。自分の世界だけで満足せず、外に目を向けて学び続けることの大切さを教えている。外の世界を知ることで、自分の位置も見えてくる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、自分の殻を破る心がけとして。面接では、地元や学校の外に出て、自分の知らない世界や人に触れて考え方が広がった経験を話すとよい。留学や他校との交流、ボランティアなどの話と結びつけやすい。

57出典あり#努力#励まし
点滴てんてき石せきを穿うがつ

原文(漢文)繩鋸木斷,水滴石穿。

出典:宋代の張詠(張乖崖)の逸話(もとは『尸子』)

出典について中国語版ウィクショナリーによれば、似た考えは古く『尸子』にあり、広く知られるようになったのは宋代の張詠(張乖崖)の逸話から。蔵から一日一銭を盗んだ役人に「一日一銭でも千日で千銭。縄でこすっても木は切れ、水滴でも石に穴があく」と判決を書いた。日本では「雨垂れ石を穿つ」ともいう。

意味と背景

小さな水滴でも、長い間同じ所に落ち続ければ、かたい石にも穴をあける。わずかな力でも根気よく続ければ、やがて大きなことをなしとげられるという意味である。積み重ねの力を、水の一滴で示したたとえである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、こつこつ続ける努力の支えとして。面接では、毎日少しずつ続けた練習や勉強が、時間をかけて大きな成果になった経験を話すとよい。もとは「小さな悪事も積もれば大きい」という厳しい話だったと添えると面白い。

不言ふげん実行じっこう

原文(漢文)先行其言,而後從之。

出典:『論語』為政篇(「君子とは」の問いへの孔子の答え)

出典について書き下し「先ずその言を行い、而る後にこれに従う」。日本語版Wikipediaによれば、弟子の子貢が君子とはどんな人かを尋ねた時の孔子の答えにもとづく言葉で、言いたいことがあればまず実行し、それから言うのが君子だと説いた。

意味と背景

あれこれ理屈や文句を言わず、黙ってなすべきことを実行するという意味。言葉より行動で示すことを大切にする姿勢を表しており、まじめで誠実な人柄をほめる時に使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、行動で示す姿勢として。面接では、目立つ発言はしなくても、自分の役割を黙々と果たして信頼を得た経験を話すとよい。もとは孔子の「まず行い、それから言え」という教えだと添えると深みが出る。

起死きし回生かいせい

出典:『太平広記』の「女仙伝」の話が由来とされる

出典について日本語版Wikipediaによれば、中国・北宋時代にまとめられた『太平広記』の「女仙伝」で、仙女の太玄女が死にかけた人を生き返らせる術で多くの人を救った話が由来とされる。もとは医術のすぐれていることをいった。

意味と背景

死にかけた人を生き返らせるように、絶望的な状況を一気に立て直し、よい方向へ逆転させること。負けそうな試合や、つぶれかけた事業を立て直す場面などで使われる。逆転の一手は、あきらめない者にだけ見えてくる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、最後まであきらめない姿勢として。面接では、うまくいかなくなった企画や試合を、最後まで粘って立て直した経験を話すとよい。どんな工夫で流れを変えたのかを具体的に話すと、言葉に説得力が出る。

西洋のことわざ(32こ)

英語をはじめとする欧米の言葉で、昔から語り継がれてきた作者不詳のことわざや格言。古代ギリシャ・ローマのラテン語の格言や、イソップ寓話、聖書に由来するものもある。ここでは英語やラテン語の原文と自分の日本語訳を並べ、似た意味の日本のことわざも紹介する。

ローマは一日いちにちにして成らず。

原文(英語)Rome wasn't built in a day.

出典:英語のことわざ(中世フランス語のことわざの翻訳とされる)

出典について作者不詳のことわざ。英語版ウィクショナリーによれば、中世フランス語の「ローマはすべてを一日で造られたのではない」を英語に移したものとみられる。日本でもそのまま「ローマは一日にして成らず」として定着している。

意味と背景

大帝国ローマも長い年月をかけて築かれたように、大きなことは短い時間ではなしとげられないという意味。すぐに結果が出なくても、焦らずに積み重ねていくことの大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、焦らずに積み重ねる姿勢として。面接では、何年もかけて少しずつ力をつけ、目標を達成した経験を話すとよい。結果を急がず、今日の一歩を大切にしている人だと伝わる。

61出典あり#夢#挑戦#励まし
意志のあるところに道はある。

原文(英語)Where there is a will, there is a way.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。日本では「精神一到何事か成らざらん」などと同じ心を表す言葉として紹介される。

意味と背景

本当にやりとげたいという強い意志があれば、どんなに難しいことでも必ず方法は見つかるという意味。できない理由を探すより、どうすればできるかを考えようと励ます言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、困難を前にした時の支えとして。面接では、条件が厳しい中で、方法を工夫して目標を実現した経験を話すとよい。気持ちだけでなく、実際にどんな「道」を見つけたかまで話すと説得力が出る。

62出典あり#努力#勉強
練習が完全をつくる。

原文(英語)Practice makes perfect.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。日本の「習うより慣れろ」に近い。

意味と背景

くり返し練習することで、どんなことでも完全にできるようになるという意味。才能がなくても、練習を積み重ねれば上達できる。努力の大切さを最も短く言い表したことわざの一つである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、練習を続ける支えとして。面接では、最初は苦手だったことを練習の積み重ねで得意にした経験を、どれくらいの量を続けたかという数字を交えて話すとよい。英語のことわざだと添えると覚えてもらいやすい。

ゆっくり着実に進む者が競走に勝つ。

原文(英語)Slow and steady wins the race.

出典:英語のことわざ(イソップ寓話「ウサギとカメ」から)

出典について英語版ウィクショナリーによれば、古代ギリシャのイソップ寓話「ウサギとカメ」から生まれたことわざ。足の速いウサギが油断して昼寝をしている間に、休まず歩き続けたカメが勝った話である。

意味と背景

足が遅くても、休まずこつこつ進み続ける者が最後には勝つという意味。才能や速さに頼って油断するより、着実に努力を続けることのほうが大切だと教えている。速さより続ける力が大切だという、昔からの教えである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、自分のペースで続ける姿勢として。面接では、周りより覚えるのが遅くても、毎日続けて最後には成果を出した経験を話すとよい。「ウサギとカメ」の話だと添えると、だれにでも伝わる。

どんな雲にも銀の裏地がある。

原文(英語)Every cloud has a silver lining.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。黒い雲も、太陽の光を受けて縁が銀色に輝くことから生まれた。

意味と背景

どんなに悪い状況にも、必ずどこかに希望や良い面があるという意味。暗い雲の裏側が日の光で銀色に輝いているように、つらい時でもよいことを見つけようと励ます言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、前向きに考える習慣として。面接では、失敗や不運な出来事の中から学びやよい面を見つけ、次に生かした経験を話すとよい。明るく前向きな人柄が伝わることわざである。

65出典あり#仕事#生き方
行動は言葉よりも雄弁ゆうべんである。

原文(英語)Actions speak louder than words.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。

意味と背景

どれほど立派なことを言うよりも、実際に何をするかのほうが、その人の本当の考えや人柄をよく表すという意味。口で約束するより、行動で示すことの大切さを教えている。人は言葉より行いで評価される。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、行動で示す姿勢として。面接では、言葉で目標を語るだけでなく、実際に行動して結果を出した経験を話すとよい。日本の「不言実行」と並べて紹介すると、言葉への理解の深さも伝わる。

遅おそくても、しないよりはまし。

原文(英語)Better late than never.

出典:英語のことわざ(ラテン語の言い回しに由来するとされる)

出典について作者不詳のことわざ。英語版ウィクショナリーによれば、古代ローマの歴史家リウィウスの『ローマ建国史』にある「決してしないより遅いほうがよい」というラテン語の言い回しに由来する可能性がある。

意味と背景

何かを始めるのが遅れても、まったくしないよりはずっとよいという意味。年齢や時期を理由にあきらめず、気づいた時に始めることの大切さを教えている。学び直しや再挑戦を後押しする言葉として、今もよく使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、遅いスタートを気にせず挑む姿勢として。面接では、周りより遅れて始めたことでも、あきらめずに取り組んで成果を出した経験を話すとよい。ただし締め切りを守らない言い訳に使わないよう気をつけたい。

67出典あり#時間#健康#仕事
早起きの鳥は虫をつかまえる。

原文(英語)The early bird catches the worm.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。日本の「早起きは三文の徳」に近い。

意味と背景

朝早く起きた鳥がえさの虫をつかまえられるように、人より早く行動する者が、チャンスやよいものを手に入れられるという意味。早起きや素早い行動の大切さを教えている。行動の早さが、運を引き寄せる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、早めに動く習慣として。面接では、毎朝早く起きて勉強する習慣や、人より早く準備を始めてよい結果を得た経験を話すとよい。日本の「早起きは三文の徳」と比べて話すと面白い。

68出典あり#生き方#仕事#心
正直は最善の策である。

原文(英語)Honesty is the best policy.

出典:英語のことわざ(1600年代初めから)

出典について作者不詳のことわざ。英語版ウィクショナリーによれば1600年代初めから使われている。当時「policy」には「ずるがしこい策」という意味もあったので、もとは少しひねりのきいた言い回しだった。

意味と背景

正直でいることが、結局はいちばん良い結果をもたらすという意味。その場をうまくごまかすより、正直に話すほうが、長い目で見て信頼を得られ、自分のためにもなるという教えである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、誠実さを大切にする姿勢として。面接では、自分のミスを隠さずにすぐ報告し、早く対処できて信頼を得た経験を話すとよい。仕事の基本として、どの業界の面接でも使いやすい言葉である。

69出典あり#友情#感謝
困った時の友こそ真の友。

原文(英語)A friend in need is a friend indeed.

出典:英語のことわざ(古代ギリシャのエウリピデスにも同じ考え)

出典について作者不詳のことわざ。英語版ウィクショナリーによれば、同じ考えは古く、古代ギリシャの劇作家エウリピデスが『ヘカベ』(紀元前424年)で「よい友は苦しい時にこそはっきり分かる」と書いている。

意味と背景

自分が困っている時に助けてくれる友だちこそが、本当の友だちだという意味。うまくいっている時に集まる人より、苦しい時にそばにいてくれる人を大切にしようと教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、友情を大切にする心がけとして。面接では、仲間が困っている時に自分から手を差しのべた経験や、苦しい時に助けてくれた友への感謝を話すとよい。人との関係を大切にする人柄が伝わる。

70出典あり#挑戦#時間#勉強
鉄は熱いうちに打て。

原文(英語)Strike while the iron is hot.

出典:英語のことわざ(鍛冶仕事から。チョーサーの作品に例がある)

出典について作者不詳のことわざ。英語版ウィクショナリーによれば鍛冶屋の仕事から生まれた言葉で、14世紀の英国の詩人チョーサーの『カンタベリー物語』にも使われている。日本でもそのまま定着した。

意味と背景

鉄は熱くてやわらかいうちに打たなければ形を変えられないように、物事は好機を逃さず、時機を見て素早く行うべきだという意味。日本では、若いうちに鍛えよという意味でも使われる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、チャンスを逃さない姿勢として。面接では、やる気が高まった時や好機が来た時にすぐ行動し、成果につなげた経験を話すとよい。「若いうちに鍛えよ」の意味で、新人として学ぶ意欲を語ってもよい。

71出典あり#勇気#挑戦
幸運の女神は勇者に味方する。

原文(ラテン語)Fortis Fortuna adiuvat.

出典:ラテン語の格言(英語では Fortune favors the bold)

出典についてラテン語の古い格言。英語版ウィクショナリーによれば、英語の「Fortune favors the bold」はラテン語「運命の女神は強い者を助ける」を英語に移したものである。

意味と背景

運は、危険をおそれずに思い切って行動する人の味方をするという意味。何もしなければ運もやってこない。勇気を出して一歩を踏み出す者にこそ、チャンスがめぐってくると教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、勇気を出して挑む支えとして。面接では、不安を感じながらも思い切って手を挙げた結果、大きな機会をつかんだ経験を話すとよい。ラテン語の原文を添えると、印象に残りやすい。

72出典あり#仕事#挑戦
必要は発明の母である。

原文(英語)Necessity is the mother of invention.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。英語版Wikiquoteによれば、プラトン『国家』のジャウエットによる英訳(1871年)に似た表現があるため、プラトンの言葉と誤解されることもある。

意味と背景

本当に困って必要に迫られた時にこそ、人は知恵をしぼり、新しい工夫や発明が生まれるという意味。不便や困りごとは、新しいものを生み出すきっかけになると教えている。工夫の多くは、不便から生まれている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、困りごとを工夫の種にする姿勢として。面接では、不便な状況を何とかしようと工夫して、新しいやり方や道具を作った経験を話すとよい。ものづくりや企画の仕事を志望する人に向く言葉である。

73出典あり#仕事#お金
卵がかえる前にひなを数えるな。

原文(英語)Don't count your chickens before they're hatched.

出典:英語のことわざ(1570年の英国の詩に初出)

出典について作者不詳のことわざ。英語版ウィクショナリーによれば、1570年の英国の詩集に初めて英語で記録されており、中世のラテン語の寓話にさかのぼる可能性がある。日本の「取らぬ狸の皮算用」に近い。

意味と背景

まだ卵がかえっていないのに、ひなの数を数えて喜ぶように、確かでないことを当てにして計画を立てるなという戒め。結果が出るまでは油断せず、最後まで気を抜くなという意味でもある。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、油断を戒める言葉として。面接では、うまくいきそうな時ほど最後まで気を抜かずに確認を続け、成功させた経験を話すとよい。日本の「取らぬ狸の皮算用」と並べて紹介すると分かりやすい。

終わりよければすべてよし。

原文(英語)All's well that ends well.

出典:英語のことわざ(16世紀のヘイウッドのことわざ集など)

出典について作者不詳のことわざ。シェイクスピアの劇の題名として有名だが、英語版ウィクショナリーによれば、それより前に16世紀の英国の劇作家ジョン・ヘイウッドのことわざ集にも見え、昔からの言い回しだったとみられる。

意味と背景

途中でいろいろな問題や失敗があっても、最後がうまくいけば、それまでのことはすべて報われるという意味。最後まであきらめずにやりとげることの大切さを教えている。最後の結果が、それまでの苦労に意味を与えてくれる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、最後までやりとげる姿勢として。面接では、途中で多くの失敗があったが、粘り強く取り組んで最後に成功させた経験を話すとよい。途中の手抜きを許す意味ではないと添えると印象がよい。

75出典あり#仕事#生き方
ローマにいる時はローマ人のようにせよ。

原文(英語)When in Rome, do as the Romans do.

出典:英語のことわざ(4世紀の聖アンブロジウスの言葉とされるラテン語から)

出典について英語版ウィクショナリーによれば、最初の記録は中世のラテン語「ローマにいるならローマ風に暮らせ、よそにいるならその土地のように暮らせ」で、4世紀のミラノの司教聖アンブロジウスの言葉とされる。日本の「郷に入っては郷に従え」に当たる。

意味と背景

よその土地や新しい環境に入ったら、そこの習慣ややり方に従うのがよいという意味。自分のやり方を押し通すより、まずその場のルールを尊重することが、うまくなじむコツだと教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、新しい環境になじむ姿勢として。面接では、留学先や新しいチームで、まずその場のやり方を学んで受け入れ、信頼を得た経験を話すとよい。海外と関わる仕事を志望する人に特に向く。

76出典あり#失敗#前向き
こぼれた牛乳を嘆なげいてもむだだ。

原文(英語)There's no point crying over spilt milk.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。日本の「覆水盆に返らず」に近い。

意味と背景

こぼれてしまった牛乳はもう元に戻らないように、済んでしまったことをいつまでも悔やんでもしかたがないという意味。過ぎた失敗にとらわれず、気持ちを切りかえて次に進もうと教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、失敗から立ち直る心がけとして。面接では、失敗した後に落ちこみすぎず、すぐに気持ちを切りかえて対策を考えた経験を話すとよい。反省はしても引きずらない人だと伝わる。

多くの手が仕事を軽くする。

原文(英語)Many hands make light work.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。

意味と背景

多くの人が力を合わせれば、大変な仕事も楽に、早く終わらせることができるという意味。一人で抱えこまず、仲間と協力することの大切さを教えている。人数の力を生かすには、役割分担も欠かせない。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、チームワークを大切にする姿勢として。面接では、大きな作業を仲間と分担して、短い時間でやりとげた経験を話すとよい。自分がどのように声をかけて人を集めたかまで話すと、リーダーシップも伝わる。

明日は明日の日がある。

原文(英語)Tomorrow is another day.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。英語版ウィクショナリーでは「明日は新しい機会と再出発をもたらす」と説明されている。

意味と背景

今日うまくいかなくても、明日はまた新しい一日が始まり、やり直す機会があるという意味。つらいことがあった日に、気持ちを切りかえて前を向こうと励ます言葉である。一晩休めば、見え方が変わることも多い。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、気持ちを切りかえる支えとして。面接では、うまくいかなかった日も翌日には気持ちを新たに取り組み、最後に結果を出した経験を話すとよい。明るく前向きに切りかえられる人柄が伝わる。

79出典あり#仕事#生き方
跳とぶ前によく見よ。

原文(英語)Look before you leap.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。

意味と背景

跳ぶ前に足もとや向こう側をよく確かめるように、行動する前にはよく考え、慎重に調べてから動けという意味。勢いだけで飛びこんで失敗しないようにという戒めである。準備の数分が、大きな失敗を防いでくれる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、慎重に判断する姿勢として。面接では、大事な決断の前に情報を集めて比べ、よい選択ができた経験を話すとよい。「慎重すぎて動けない」とならないよう、決断の速さとの両立も添えるとよい。

80出典あり#友情#仕事
二つの頭は一つにまさる。

原文(英語)Two heads are better than one.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。日本の「三人寄れば文殊の知恵」に近い。

意味と背景

一人で考えるより、二人で相談したほうがよい考えが浮かぶという意味。自分では気づかない見方を、ほかの人が教えてくれることがある。協力して考えることの大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、人と相談しながら進める姿勢として。面接では、一人で行きづまった時に仲間に相談し、新しい視点を得て解決した経験を話すとよい。日本の「三人寄れば文殊の知恵」と並べて紹介すると分かりやすい。

81出典あり#仕事#挑戦
始めよければ半ば成功。

原文(英語)Well begun is half done.

出典:英語のことわざ(アリストテレス『政治学』にも引かれる古代ギリシャの言葉)

出典について昔から伝わる言葉。英語版ウィクショナリーによれば古代ギリシャの言葉を英語にしたもので、アリストテレスも『政治学』でことわざとして引いている。

意味と背景

物事は、よい始め方ができれば、それだけで半分は成功したようなものだという意味。最初の準備や計画をしっかりすることが、最後の成功に大きく影響すると教えている。最初の一歩をていねいに踏み出すことが大切である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、準備と出だしを大切にする姿勢として。面接では、計画を立てる段階に時間をかけたことで、その後がスムーズに進んだ経験を話すとよい。入社後の最初の一年を大切にしたいという決意にもつなげやすい。

82出典あり#勉強#人生#失敗
生きて学べ。

原文(英語)Live and learn.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。英語版ウィクショナリーでは、失敗のあとに教訓を示す時によく使うと説明されている。

意味と背景

人は生きている限り、経験から学び続けるものだという意味。特に失敗した時に「これも勉強だ」と前向きに受け止める言葉として使われる。何歳になっても学びに終わりはないことを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、失敗も学びにする姿勢として。面接では、失敗から学んだことを次に生かして成長した経験を話すとよい。短い言葉なので、英語のまま紹介しても覚えてもらいやすい。

83出典あり#勉強#人生#挑戦
経験は最良の教師である。

原文(ラテン語)Usus magister est optimus.

出典:ラテン語の格言(キケロ『ラビリウス・ポストゥムス弁護』)

出典について英語版ウィクショナリーによれば、英語の「Experience is the best teacher」は、古代ローマの政治家キケロの弁論『ラビリウス・ポストゥムス弁護』にあるラテン語「経験は最良の教師である」を英語にしたものである。

意味と背景

本や人の話から学ぶことよりも、実際に自分で経験して学んだことのほうが、深く長く身につくという意味。失敗も成功も、自分の体験そのものが最高の先生になると教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、経験から学ぶ姿勢として。面接では、実際にやってみて初めて分かったことや、体験から身につけた力を具体的に話すとよい。キケロの言葉にさかのぼると添えると、教養も伝わる。

84出典あり#心#生き方
忍耐にんたいは美徳である。

原文(英語)Patience is a virtue.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。

意味と背景

短気を起こさず、じっと待ったり耐えたりできることは、すばらしい人格の表れだという意味。物事がすぐ思いどおりにならなくても、落ち着いて待つことの大切さを教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、落ち着いて待つ心がけとして。面接では、結果が出るまで時間がかかる取り組みを、焦らず続けた経験を話すとよい。接客や教育など、人と向き合う仕事を志望する人にも向く言葉である。

85出典あり#挑戦#勇気
何も冒険ぼうけんしなければ、何も得られない。

原文(英語)Nothing ventured, nothing gained.

出典:英語のことわざ(1546年のヘイウッドのことわざ集に記録)

出典について英語版ウィクショナリーによれば、1546年の英国の劇作家ジョン・ヘイウッドのことわざ集に記録されているのが古く、フランス語の「何も企てない者は何もなしとげない」の影響も考えられる。日本の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」に近い。

意味と背景

危険をおそれて何もしなければ、何も手に入らないという意味。成功するには、失敗するかもしれないリスクを引き受けて、思い切って挑戦することが必要だと教えている。挑戦しないことにも、見えないリスクがある。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、挑戦する勇気の支えとして。面接では、失敗するかもしれない挑戦にあえて取り組み、得たものを具体的に話すとよい。日本の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と並べて紹介すると、印象に残る。

笑いは最良の薬である。

原文(英語)Laughter is the best medicine.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。

意味と背景

笑うことは、どんな薬よりも心と体を元気にしてくれるという意味。つらい時でも笑うことで気分が晴れ、まわりの人も明るくなる。笑いの力の大きさを教えている。笑顔は自分にも周りにも力を与えてくれる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、明るさを大切にする姿勢として。面接では、落ちこんだ雰囲気のチームを笑顔や冗談で明るくし、前向きに取り組めた経験を話すとよい。医療や介護を志望する人にも使いやすい言葉である。

87出典あり#励まし#前向き
どんな犬にも、輝かがやく日がある。

原文(英語)Every dog has its day.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。英語版ウィクショナリーでは「だれもが、いつかは何らかの勝利や成功を味わう」と説明されている。

意味と背景

どんな人にも、一度は運が向いてきて活躍できる時が来るという意味。今は目立たなくても、あきらめずにいれば必ず自分の番が回ってくると励ます言葉である。その時に備えて力をたくわえておくことが大切である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、自分の番を信じて準備を続ける支えとして。面接では、補欠や裏方の時期にも練習を続け、ついに活躍の機会をつかんだ経験を話すとよい。下積みを前向きに乗り越えた人だと伝わる。

88出典あり#仕事#時間
急ぐと、むだが出る。

原文(英語)Haste makes waste.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。日本の「急いては事を仕損じる」「急がば回れ」に近い。

意味と背景

あわてて急いで物事をすると、ミスが増えて、かえって時間や材料をむだにしてしまうという意味。急いでいる時ほど落ち着いて、確実に進めることが大切だと教えている。落ち着きこそが、結局はいちばんの近道になる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、あせりを抑える言葉として。面接では、急いだせいで失敗した経験から、確認の手順を作ってミスを減らした話をするとよい。日本の「急がば回れ」と並べて紹介すると分かりやすい。

夜明け前がいちばん暗い。

原文(英語)The darkest hour is just before the dawn.

出典:英語のことわざ

出典について作者不詳のことわざで、英語圏で広く使われている。英語版ウィクショナリーでは「最悪の状況は、よい状況の直前に来る」と説明されている。

意味と背景

夜明けの直前がいちばん暗いように、いちばん苦しい時は、状況がよくなる直前であることが多いという意味。もう少しの辛抱で光が見えてくると、苦しむ人を励ます言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、どん底の時の支えとして。面接では、いちばん苦しかった時期にあきらめず続けたら、その直後に状況が好転した経験を話すとよい。希望を失わない人だと伝わる。

90出典あり#仕事#勉強
プディングの味は食べてみて分かる。

原文(英語)The proof of the pudding is in the eating.

出典:英語のことわざ(1605年のカムデンの著作に初出)

出典について英語版ウィクショナリーによれば、1605年に英国の歴史家ウィリアム・カムデンの著作に「プディングの証明は食べることにある」という形で記録されたのが初出。

意味と背景

プディングがおいしいかどうかは、実際に食べてみるまで分からないように、物事の良し悪しは、実際に試してみて初めて分かるという意味。理屈より実際の結果で判断しようという教えである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、試して確かめる姿勢として。面接では、議論だけで終わらせず、実際に試作や試行をして結果を確かめ、改善した経験を話すとよい。ものづくりや研究の仕事を志望する人に向く言葉である。

91出典あり#人生#夢#生き方
すべての道はローマに通ず。

原文(英語)All roads lead to Rome.

出典:英語のことわざ(12世紀のアラン・ド・リールのラテン語詩に先例)

出典について英語版ウィクショナリーによれば、ローマから各地へ延びた街道を指した中世の考えにもとづき、12世紀のフランスの神学者アラン・ド・リールのラテン語の書に「千の道が人をいつもローマへ導く」という形で見える。

意味と背景

古代ローマの道がすべて都ローマにつながっていたように、目標にたどり着く方法は一つではなく、いろいろな道があるという意味。自分に合った方法で進めばよいと教えている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘にするなら、自分なりのやり方を大切にする姿勢として。面接では、周りと違う方法でも工夫して同じ目標に到達した経験を話すとよい。回り道に見える経歴を前向きに説明したい時にも使いやすい。

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