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写真:Alexander Gardner(1863年)/Wikimedia Commons(パブリックドメイン)(ファイルのページ ) リンカーンの名言 エイブラハム・リンカーン|1809〜1865年|アメリカ|第16代アメリカ大統領・弁護士
ケンタッキー州の丸太小屋に生まれ、学校にはほとんど通えず独学で弁護士になった。1861年に大統領となり、南北戦争を戦い抜いて国の分裂を防ぎ、奴隷解放宣言を出した。ゲティスバーグ演説の「人民の、人民による、人民のための政治」はとくに有名。戦争終結直後の1865年4月、劇場で銃撃されて亡くなった。
のせている言葉:24こ(出典あり 11・伝承・出典未確認 8・実は言っていない 5)更新:2026-10-20
この人の名言の一覧(24こ) 人民の、人民による、人民のための政治を、この地上… 内部で分裂した家は立っていられない。 誰に対しても悪意を抱かず、すべての人に思いやりを… 成功しようという自分自身の決意が、ほかの何よりも… 人生のよりよい部分は、友情でできている。 今日できることを明日に残すな。手紙の返事を遅らせ… 何があっても正直であろうと決心しなさい。正直な弁… 他人から自由を奪おうとする者には、自分が自由を持… 他人の同意なしに、その人を治められるほど立派な人… 正義が力をつくると信じよう。その信念のもとに、最… 静かな過去の教えは、嵐の現在には通用しない。事態… 人柄は木のようなもので、評判はその影のようなもの… 結果が良ければ、私への非難など何の意味もない。結… 人生を通じて、足を正しい場所に置くよう心がけなさ… 敵を友にしてしまえば、それは敵を滅ぼしたことにな… すべての人を一時的にだますことはできるし、一部の… 人はたいてい、自分で心に決めた程度だけ幸せになれ… 私は歩くのは遅いが、決して後戻りはしない。 昨日より今日、賢くなっていない人を、私はあまり評… 大切なのは人生の年数ではない。その年月にどれだけ… 勉強して準備しておこう。そうすれば、いつかチャン… ほとんどの人は逆境に耐えられる。だが人の本性を試… 何者であれ、よい者であれ。 助ける心を持つ人だけが、批判する資格を持つ。
それぞれの名言に、出典 (どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり 伝承・出典未確認 実は言っていない )をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。
人民の、人民による、人民のための政治を、この地上から決して滅ほろ ぼしてはならない。 原文(英語) …that government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth.
出典:ゲティスバーグ演説(1863年11月19日、ペンシルベニア州ゲティスバーグ国立戦没者墓地の奉献式)
出典について 本人の演説原稿が残っている。わずか3分ほどの短い演説の締めくくりの一文。
意味と背景 南北戦争の激戦地で亡くなった兵士たちを悼む式典で、彼らの死を無駄にせず、国民が自分たちで治める政治を守り抜こうと誓った言葉。民主主義をもっとも短く言い表した言葉として、世界中の憲法や教科書に引用されている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 みんなで決めたことをみんなで支える、という意味で心に置いています。生徒会で校則の見直しを担当したとき、先生だけで決めず全校アンケートを取り、意見を反映した案を作りました。決める人と守る人が同じだと、ルールは生きると感じました。
内部で分裂ぶんれつ した家は立っていられない。 原文(英語) A house divided against itself cannot stand.
出典:「分かれたる家」演説(1858年6月16日、イリノイ州スプリングフィールド、共和党上院議員候補の指名受諾演説)
出典について 本人の演説にある。ただしこの一文自体は新約聖書「マタイによる福音書」12章25節のイエスの言葉の引用で、リンカーンは引用符をつけて使っている。
意味と背景 奴隷制のある州とない州に分かれたままでは、国はいつまでも続かないと訴えた演説の冒頭。聖書の言葉を借りて、国が一つになるか崩れるかの瀬戸際だと示した。チームや家族が内側で対立すると力を失う、という意味でも使われる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 チームの内側の対立を早めに解くことを大事にしています。部活で練習方針をめぐって学年同士がぎくしゃくしたとき、キャプテンとして全員で話す場を作り、目標を一つにまとめ直しました。内側が一つになると外にも強くなれました。
誰だれ に対しても悪意を抱いだ かず、すべての人に思いやりをもって。原文(英語) With malice toward none, with charity for all; with firmness in the right, as God gives us to see the right, let us strive on to finish the work we are in; to bind up the nation's wounds…
出典:第2期大統領就任演説(1865年3月4日、ワシントン)
出典について 本人の演説原稿にある。暗殺のおよそ1か月前の演説で、最後の段落の書き出し。
意味と背景 長い内戦の終わりが見えたとき、勝った北部が負けた南部に復讐するのではなく、恨みを捨てて国の傷を癒そうと呼びかけた言葉。戦争の後こそ寛大さが必要だという、リーダーとしての覚悟が込められている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 勝ち負けの後こそ相手を思いやることを大事にしています。クラス対抗の合唱コンクールで優勝した後、負けたクラスの練習の良かった点を伝えに行きました。対立した後に手を差し出せる人でありたいと思っています。
成功しようという自分自身の決意が、ほかの何よりも大切だということを、いつも心に留めておきなさい。 原文(英語) Always bear in mind that your own resolution to succeed, is more important than any other one thing.
出典:弁護士を目指す青年アイシャム・リーヴィスへの手紙(1855年11月5日)
出典について 本人の手紙にある。手紙の中で「私は人口300人もいない村で独学した。本も、それを理解する力も、どこにいても同じだ」と励ましている。
意味と背景 法律を学びたいが環境に恵まれないと相談してきた若者への返事。場所や先生よりも、本人の「やり遂げる」という決意が一番大事だと伝えた。学校にほとんど通わず独学で弁護士になった本人の体験に裏打ちされた言葉。
座右の銘にするなら・面接での答え方 環境のせいにしないための言葉です。地方に住んでいて近くに塾がありませんでしたが、オンラインの講座と参考書で毎日勉強を続け、志望校に合格しました。どこにいても本と決意があれば道は開けると信じています。
人生のよりよい部分は、友情でできている。 原文(英語) The better part of one's life consists of his friendships.
出典:ジョセフ・ギレスピーへの手紙(1849年7月13日)
出典について 友人である政治家ギレスピーにあてた本人の手紙にある。
意味と背景 人生で本当に価値のある時間や思い出の多くは、友人との関係の中にある、という意味。政治の世界で多くの敵と味方に囲まれたリンカーンが、損得ではなく友情を大切にしていたことがうかがえる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 友人との縁を大切にすることを人生の軸にしています。高校時代の友人とは進路が分かれても月に一度は連絡を取り、転職で悩んだときも親身に相談に乗ってもらいました。支え合える友人が私の一番の財産です。
今日できることを明日に残すな。手紙の返事を遅おく らせるな。 原文(英語) Leave nothing for to-morrow which can be done to-day. Never let your correspondence fall behind.
出典:法律講義のための覚え書き(1850年7月1日ごろ)
出典について 本人が若い弁護士向けに書いたメモにある。直前に「弁護士にとっても、どんな職業の人にとっても、第一の決まりは勤勉だ」とある。
意味と背景 仕事を先送りせず、その日のうちに片づけることが信頼される人の第一歩だという教え。手紙の返事のような小さなことほど後回しにしがちだが、それをためないことが大きな仕事を支える。今ならメールやLINEの返信にも当てはまる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 連絡はその日のうちに返すと決めています。アルバイトのシフト調整の連絡も、確認したらすぐ返事をするようにしたら、店長から「頼みやすい」と言われ、新人教育を任されました。小さな即答が信頼につながると実感しています。
何があっても正直であろうと決心しなさい。正直な弁護士になれないと思うなら、弁護士にならずに正直であることを選びなさい。 原文(英語) Resolve to be honest at all events; and if in your own judgment you cannot be an honest lawyer, resolve to be honest without being a lawyer.
出典:法律講義のための覚え書き(1850年7月1日ごろ)
出典について 本人が若い弁護士向けに書いたメモにある。「弁護士はずるいものだという世間の思い込みに流されるな」と前置きしている。
意味と背景 職業よりも正直さの方が大切だ、という強い言葉。もし正直でいられない仕事なら、その仕事の方をやめなさいとまで言い切っている。「正直者のエイブ」と呼ばれたリンカーンらしい、仕事選びの根本を示した言葉。
座右の銘にするなら・面接での答え方 仕事より先に正直さを選ぶと決めています。販売のアルバイトで、お客様に合わない高い商品を勧めるよう言われたとき、正直に安い方が合うと伝えました。その方が後日また来てくださり、店長にも認めてもらえました。
他人から自由を奪うば おうとする者には、自分が自由を持つ資格もない。 原文(英語) Those who deny freedom to others, deserve it not for themselves; and, under a just God, can not long retain it.
出典:ヘンリー・L・ピアースらへの手紙(1859年4月6日)
出典について 本人の手紙にある。「正しい神のもとでは、それを長く保つこともできない」と続く。
意味と背景 奴隷制を擁護する人々への批判。自分の自由を大事にするなら、他人の自由も同じように認めなければならない、という当たり前で強い原則。自分がされて嫌なことを人にしないという考えを、国の仕組みにまで広げた言葉。
座右の銘にするなら・面接での答え方 自分の自由と同じように相手の自由を大切にしています。寮生活で、自分が静かに勉強したい時間があるように、ほかの人にも楽しみたい時間があると気づき、話し合って時間帯のルールを作りました。お互いの自由を守る工夫が好きです。
他人の同意なしに、その人を治められるほど立派な人間はいない。 原文(英語) No man is good enough to govern another man without that other's consent.
出典:ピオリア演説(1854年10月16日、イリノイ州ピオリア)
出典について 本人の演説にある。リンカーンはこれを「アメリカ共和制のいかりとなる原則だ」と続けている。
意味と背景 どんなに優れた人でも、相手が納得していないのに一方的に支配する権利はない、という民主主義の根本。奴隷制はまさにそれを破るものだと訴えた。上に立つ人ほど、相手の同意を得る努力を惜しんではいけないという意味にもなる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 リーダーは相手の納得を得てこそだと考えています。部長として練習メニューを変えるとき、決めたことを言い渡すのではなく、理由を説明して部員の意見を聞きました。納得した上で始めたので、最後まで全員が続けてくれました。
正義が力をつくると信じよう。その信念のもとに、最後まで自分の務めと信じることを果たす勇気を持とう。 原文(英語) Let us have faith that right makes might, and in that faith, let us, to the end, dare to do our duty as we understand it.
出典:クーパー・ユニオン演説(1860年2月27日、ニューヨーク)
出典について 本人の演説の結びの言葉。この演説の成功で大統領候補として注目されるようになった。
意味と背景 「力こそ正義」の反対で、正しいことを貫けばそれがやがて力になる、という信念。うその非難や脅しにひるまず、自分が正しいと信じる務めを最後まで果たそうと呼びかけた。地方の弁護士だったリンカーンを全国に知らしめた演説。
座右の銘にするなら・面接での答え方 正しいと思うことは、損に見えても続けるようにしています。グループ課題で手を抜こうという流れになったとき、私だけでも調べ直して提出したら、結果的に班全体の評価が上がり、次から皆が協力してくれるようになりました。
静かな過去の教えは、嵐あらし の現在には通用しない。事態が新しいのだから、私たちは新しく考え、新しく行動しなければならない。 原文(英語) The dogmas of the quiet past are inadequate to the stormy present. The occasion is piled high with difficulty, and we must rise with the occasion. As our case is new, so we must think anew and act anew.
出典:第2回年次教書(議会へのメッセージ、1862年12月1日)
出典について 本人が議会に送った公式の文書にある。
意味と背景 南北戦争のさなか、平和な時代の決まりや考え方では今の危機を乗り越えられない、と議会に訴えた言葉。困難が山積みの時こそ、それに見合うだけ自分たちも成長し、古いやり方にとらわれず考え直さねばならない、という意味。
座右の銘にするなら・面接での答え方 状況が変わったらやり方も変える、を大切にしています。コロナ禍で部活の練習ができなくなったとき、去年と同じ計画にこだわらず、オンラインで筋トレと動画研究を続けました。新しい状況には新しい工夫で向き合いたいです。
人柄ひとがら は木のようなもので、評判はその影かげ のようなものだ。影かげ は私たちがどう思うかであり、木こそが本物だ。原文(英語) Perhaps a man's character was like a tree, and his reputation like its shadow; the shadow is what we think of it; the tree is the real thing.
出典:ノア・ブルックス「Lincoln's Imagination」『スクリブナーズ・マンスリー』1879年8月号 p.586
出典について 本人の文章ではなく、親しかった記者ブルックスが死後14年たって書いた回想記事で、リンカーンの言葉として紹介したもの(Wikiquoteでは「死後の帰属」の欄)。
意味と背景 人からどう見られるか(評判)は、光の当たり方で形を変える影のようなもの。大事なのは影ではなく、その元になる木、つまり本当の人柄を育てることだ、という意味。評判ばかり気にする人への戒めとして引用される。
座右の銘にするなら・面接での答え方 人の目より中身を磨くことを心がけています。SNSのフォロワー数を気にしていた時期がありましたが、この言葉を知ってから、まず自分の作品の質を上げることに集中しました。結果的に見てくれる人も増えました。
結果が良ければ、私への非難など何の意味もない。結果が悪ければ、天使が10人で私は正しかったと誓ちか っても何も変わらない。 原文(英語) If the end brings me out all right, what's said against me won't amount to anything. If the end brings me out wrong, ten angels swearing I was right would make no difference.
出典:H.J.レイモンド『The Life and Public Service of Abraham Lincoln』(1865)
出典について 本人の文書ではなく、亡くなった年に出た伝記で本人の言葉として紹介されたもの(Wikiquoteでは「死後の帰属」の欄)。前に「私は自分にできる最善を尽くし、最後までそうするつもりだ」とある。
意味と背景 自分への攻撃をいちいち読んで反論していたら仕事にならない。今できる最善を尽くし、最後の結果で判断してもらうしかない、という覚悟の言葉。批判の嵐の中にいた戦時大統領の、腹をくくった姿勢が表れている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 批判に振り回されず結果で示すことを心がけています。新しい企画を提案したとき反対意見もありましたが、一つずつ反論するより、試しに1か月やって数字を出すことに集中しました。結果が出ると、反対していた人も協力してくれました。
人生を通じて、足を正しい場所に置くよう心がけなさい。そして、しっかり立ちなさい。 原文(英語) All through life, be sure and put your feet in the right place, and then stand firm.
出典:ホワイトハウスの看護師レベッカ・ポムロイの回想。A.L.ボイデン『Echoes from Hospital and White House』(1884) p.61
出典について 本人の文書ではなく、リンカーン家の看病をした看護師が後年思い出して語ったもの(Wikiquoteでは「死後の帰属」の欄)。
意味と背景 まず自分が立つべき正しい場所、つまり正しい考えや立場をよく考えて選ぶ。そして一度決めたら、周りに何を言われてもしっかり踏みとどまれ、という教え。慎重さと粘り強さの両方を一言で表している。
座右の銘にするなら・面接での答え方 決める前によく考え、決めたら揺るがないことを大事にしています。進路を決める時は、オープンキャンパスに3校行って比べてから決めました。だからこそ、入学後に大変な課題が続いても迷わず頑張れています。
敵を友にしてしまえば、それは敵を滅ほろ ぼしたことにならないだろうか。 原文(英語) Do I not destroy my enemies when I make them my friends?
出典:1958年の宗教書でリンカーンの言葉として紹介。同じ返答は1837年の雑誌に、15世紀の神聖ローマ皇帝ジギスムントの話として載っている
出典について Wikiquoteでは「帰属(Attributed)」の欄で、本人の記録は確かめられていない。ほぼ同じ逸話が1837年にジギスムント皇帝(1437年没)の言葉として出ており、それがリンカーンの話に置き換わった可能性がある。
意味と背景 敵に寛大すぎると非難されたときの返事とされる。敵を倒すより味方に変えた方が、争いは本当に終わる、という知恵。リンカーンは実際に、大統領選で争ったライバルたちを自分の閣僚に迎えたことで知られる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 対立した相手とも協力関係をつくることを心がけています。生徒会選挙で争った相手に副会長をお願いしたら、私にない視点で意見をくれ、一年間とても良いチームになりました。言葉の出どころは不確かですが、考え方を大切にしています。
すべての人を一時的にだますことはできるし、一部の人をずっとだますこともできる。だが、すべての人をずっとだまし続けることはできない。 原文(英語) You can fool some of the people all of the time, and all of the people some of the time, but you can not fool all of the people all of the time.
出典:1856年の演説や1858年のクリントンでの演説とされるが、当時の記録はない。1880年代以降に回想として広まった
出典について Wikiquoteは「リンカーンの言葉とされる中で最も有名な、おそらく作り話のもの」としている。演説の同時代の記録や報道に見当たらず、何十年も後の回想だけが根拠で、歴史家の多くは信用していない。
意味と背景 うそやごまかしは、一時的には通用しても、いつか必ず見抜かれる、という意味。政治家や企業へのいましめとして今もよく使われる。リンカーンの言葉としては疑わしいが、言葉そのものは正直さの大切さを分かりやすく伝えている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 ごまかしは必ずばれると肝に銘じています。アルバイトでミスをしたとき隠したくなりましたが、すぐに報告して謝りました。隠していたら後で大きな問題になっていたと思います。ただ出典が不確かな言葉だとも添えて話します。
人はたいてい、自分で心に決めた程度だけ幸せになれるものだ。 原文(英語) Folks are usually about as happy as they make their minds up to be.
出典:出典不明。リンカーンの言葉として20世紀に広まった
出典について Wikiquoteによれば、検索できるリンカーンの資料のどこにも見つからず、リンカーンが「心を決める(make up one's mind)」という言い回しを使った形跡もない。本人の言葉である可能性は低い。
意味と背景 幸せかどうかは周りの状況よりも、自分の心の持ち方で大きく変わる、という意味。同じ出来事でも、幸せだと決めた人は良い面を見つけられる。前向きな言葉として人気だが、作者は確かめられない。
座右の銘にするなら・面接での答え方 毎日の気持ちは自分で選べると考えています。受験勉強でつらい日も、今日は1問でも多く解けたら良い日だと決めるようにしたら、気持ちが軽くなり続けられました。出典ははっきりしない言葉ですが、心の持ち方の参考にしています。
私は歩くのは遅おそ いが、決して後戻あともど りはしない。 原文(英語) I am a slow walker, but I never walk back.
出典:『レキシントン・オブザーバー&レポーター』1864年6月16日に引用
出典について 在任中の新聞に載っているが、Wikiquoteは「おそらく偽の引用で、確認されていない」と注記している。本人がいつどこで言ったかは分からない。
意味と背景 歩みは遅くても、一度進んだ道を引き返すことはない、という粘り強さの言葉。奴隷解放などの大きな決断を慎重に、しかし後戻りせずに進めたリンカーンの姿勢と重ねて語られる。日本でもよく知られる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 遅くても着実に前へ進むことを大事にしています。英語が苦手で周りより上達は遅かったのですが、一度覚えた単語は復習で必ず定着させ、3年で英検2級に合格しました。速さより後戻りしないことを大切にしています。
昨日より今日、賢かしこ くなっていない人を、私はあまり評価しない。 原文(英語) I do not think much of a man who is not wiser today than he was yesterday.
出典:1910年の伝記『Portrait-Life of Lincoln』
出典について 本人の文書ではなく、死後45年たった伝記に載ったもの(Wikiquoteでは「死後の帰属」の欄)。
意味と背景 人は毎日少しずつでも学び、考えを改めていくべきだという意味。昨日の自分にこだわらず、間違いに気づけば意見を変えることも成長だという、独学で身を立てたリンカーンらしい言葉として広まった。
座右の銘にするなら・面接での答え方 毎日一つは新しいことを学ぶと決めています。寝る前にその日知ったことを一行ノートに書く習慣を2年続けたら、面接やレポートで使える話題がたくさん増えました。昨日の自分より少し賢い自分でいたいです。
大切なのは人生の年数ではない。その年月にどれだけの人生があるかだ。 原文(英語) And in the end, it's not the years in your life that count. It's the life in your years.
出典:1947年、老いについての本『The Second Forty Years』の新聞広告にある言葉が最古
本当の出どころ リンカーンの言葉ではない(Misattributed)。調査サイトQuote Investigatorが見つけた最古の形は1947年の医学書の広告で、その後アメリカの政治家が1954年の演説で使って広まった。
意味と背景 何年生きたかより、一年一年をどれだけ充実させたかが大事だ、という意味。長寿や老いの本の宣伝文句が元で、のちに有名人の言葉として広まった。内容は前向きだが、リンカーンの言葉として使うのは誤り。
この言葉の使い方 一日一日を濃く過ごすことを目標にしています。祖父が「毎日何か一つ楽しみを作る」と言って元気に過ごしているのを見て、私も週末ごとに新しいことに挑戦しています。ただしこの言葉はリンカーンではない、と知った上で使います。
勉強して準備しておこう。そうすれば、いつかチャンスが来るかもしれない。 原文(英語) I will study and get ready, and perhaps my chance will come.
出典:1931年の自己啓発書『Steps Upward in Personality』に初出
本当の出どころ Wikiquoteでは誤った帰属(Misattributed)の欄にある。リンカーンの生前の記録には見当たらず、死後60年以上たった1931年の本で紹介されたのが最初とされる。
意味と背景 今はチャンスがなくても、学んで準備を整えておけば、いつか機会が来たときにつかめる、という意味。貧しい少年時代に独学したリンカーンの姿と重ねられて広まったが、本人の言葉としては確かめられない。
この言葉の使い方 準備を先にしておくことを大事にしています。希望の部署に空きがない時期も、必要な資格の勉強を続けていたら、急な欠員が出たときにすぐ手を挙げて異動できました。ただしリンカーンの言葉ではないと知って使っています。
ほとんどの人は逆境に耐た えられる。だが人の本性を試したいなら、権力を与あた えてみよ。 原文(英語) Nearly all men can stand adversity, but if you want to test a man's character, give him power.
出典:リンカーンの著作になし。カーライル(1841年)やインガソル(1883年)の文が元とみられる(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころ リンカーンの言葉として広く知られるが、本人の記録にはない。英国の思想家カーライルが1841年に「逆境に耐える人は百人いても、繁栄に耐える人は一人」と書き、米国の弁論家インガソルが1883年にリンカーンをたたえる文で「人の本当の姿を知りたければ権力を与えよ」と書いた。リンカーン「について」の言葉が、リンカーン「の」言葉に変わった。
意味と背景 苦しい時に人はがまんして努力できるが、力を持った時にこそ、その人の本当の人柄が表れるという意味。立場が上がった時ほど、謙虚さや公平さを保つことがむずかしいという戒めである。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら、リーダーになった時の自分への戒めとして。面接では、部長や班長などの役についた時に、命令するより周りの声を聞くよう心がけた経験を話すとよい。もとはリンカーンをほめた言葉だという話も添えると面白い。
何者であれ、よい者であれ。 原文(英語) Whatever you are, be a good one.
出典:リンカーンの著作になし。英国の作家サッカレーの言葉として1897年の回想録に記録(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころ リンカーンの言葉とされることが多いが、本人の記録にはない。調査サイトによれば、最も古い例は1897年に米国の編集者ローレンス・ハットンが出した回想録で、そこでは英国の作家サッカレーの言葉として紹介されている。
意味と背景 どんな仕事や立場であっても、その中でよい者であろうと努めることが大切だという意味。肩書きや職業の上下ではなく、自分の持ち場で誠実に力を尽くすことに価値があるという考えである。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら、どんな役割でも手を抜かない姿勢として。面接では、目立たない係や裏方の仕事を任された時にも工夫して取り組んだ経験を話すとよい。「リンカーンではなくサッカレーの言葉とされます」と言えると正確さも伝わる。
助ける心を持つ人だけが、批判する資格を持つ。 原文(英語) They have a right to censure, that have a heart to help.
出典:ウィリアム・ペン『孤独の果実』(1693年)(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころ リンカーンの言葉として出回るが、もとは英国生まれの思想家で、のちに米国ペンシルベニアを開いたウィリアム・ペンが1693年に書いた「助ける心を持つ者には非難する権利がある。それ以外は残酷であって正義ではない」という文である。
意味と背景 人を批判するなら、その人を助けようとする気持ちがなければならない。助ける気のない批判は、正しさではなくただの攻撃になってしまうという戒め。意見を言う時の心構えを教える言葉である。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら、意見の言い方の心がけとして。面接では、仲間の失敗を責めるのではなく、一緒に改善策を考えて手伝った経験を話すとよい。「ペンという人の言葉です」と紹介できれば、よく調べていることも伝わる。
人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/エイブラハム・リンカーン
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