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近松門左衛門の肖像写真
肖像画:近松門左衛門(自画像)『近松門左衛門 辞世文付き自画像』(パブリックドメイン)(ファイルのページ)

近松門左衛門の名言

近松門左衛門|1653〜1725年|日本(江戸時代前期〜中期)|浄瑠璃・歌舞伎作者

越前の武士の家に生まれ、京都で公家に仕えたのち、人形浄瑠璃と歌舞伎の作者になった。竹本義太夫と組んで、実際に起きた心中事件をもとにした『曽根崎心中』で大当たりをとり、町人の義理と人情の板挟みを描く「世話物」を確立した。『国性爺合戦』『心中天網島』など100作以上を書き、「日本のシェイクスピア」と呼ばれることもある。

のせている言葉:4こ(出典あり 2・伝承・出典未確認 2)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(4こ)
  1. この世のなごり、夜もなごり。死にに行く身をたとう…
  2. 今置く霜は明日消ゆる。
  3. 芸というものは、実と虚との皮膜の間にあるものなり…
  4. 本の事に似る内に、また大まかなる所あるが、結句芸…

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

この世よのなごり、夜よるもなごり。死しにに行ゆく身みをたとうれば、あだしが原はらの道みちの霜しも。一足ひとあしずつに消きえて行ゆく、夢ゆめの夢ゆめこそあわれなれ。

出典:『曽根崎心中』道行(1703年)

出典について元禄16年(1703)初演の人形浄瑠璃『曽根崎心中』の道行(心中に向かう場面)の冒頭。Wikiquoteで確認した。作中の語りの文章。

意味と背景

意味:この世とももうお別れ、この夜とももうお別れ。死にに行く身をたとえれば、墓場へ続く道に降りた霜のよう。一歩進むごとに消えていく、夢の中の夢のようにはかなく哀れなことよ。七五調の美しい名文として名高い。

座右の銘にするなら・面接での答え方

言葉のリズムだけで、人の心をこれほど動かせるのかと驚いた文章です。作文や手紙を書く時、意味だけでなく声に出した時の響きも大切にするようになりました。言葉の力を信じさせてくれる一節です。

今いま置おく霜しもは明日あす消きゆる。

出典:『心中天の網島』道行(1720年)

出典について享保5年(1720)初演の『心中天網島』道行の一節。Wikiquoteで確認した。作中の語りの文章。

意味と背景

意味:今降りている霜も、明日には消えてしまう。十月十五夜の明るい月にも照らされない身の上は、心が闇に迷っているしるしだろうか、と続く。はかない命を霜にたとえ、取り返しのつかない道を進む男女の悲しみを描いた。

座右の銘にするなら・面接での答え方

今あるものも明日には消えるかもしれない。そう思うと、今日会える人、今日できることの大切さが身にしみます。この言葉を思い出して、後回しにしていた連絡をその日のうちにするようにしています。

3伝承・出典未確認#仕事#言葉#挑戦
芸げいというものは、実じつと虚きょとの皮膜ひにくの間あいだにあるものなり。

出典:穂積以貫『難波土産』に伝わる近松の芸論(1738年)

出典について近松の友人・穂積以貫が近松の死後に出した『難波土産』(1738年)に、近松から聞いた話として書き留められている。いわゆる「虚実皮膜論」。近松自身が書いた文ではなく聞き書きのため「伝承」とした。

意味と背景

意味:芸というものは、本当(実)とうそ(虚)の間の、皮と膜ほどのわずかなすき間にあるものだ。現実そのままでは面白くなく、まったくの作り事では心に響かない。本当らしさと作り事のちょうど境目にこそ、人を感動させる芸がある、という芸術論。

座右の銘にするなら・面接での答え方

文化祭の劇で脚本を書いた時、事実だけでは盛り上がらず、作りすぎると白けることに悩みました。この言葉を知り、リアルさと工夫のバランスを意識したら、観客の反応が大きく変わりました。

4伝承・出典未確認#仕事#言葉
本ほんの事ことに似にる内うちに、また大おおまかなる所ところあるが、結句けっく芸げいになりて人ひとの心こころのなぐさみとなる。

出典:穂積以貫『難波土産』に伝わる近松の芸論(1738年)

出典について上と同じく『難波土産』に近松から聞いた話として書き留められたもの。

意味と背景

意味:作品の工夫も、本物に似せながら、どこかおおらかに省いたところがある方が、かえって芸となって人の心をなぐさめるものだ。細部まで完璧に再現するより、思い切った省略がある方が人の心に届く、という表現のこつ。

座右の銘にするなら・面接での答え方

発表資料に情報を詰めこみすぎて伝わらなかった失敗があります。この言葉で、大事なところ以外は思い切って省く勇気を学びました。完璧より伝わることを優先しています。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/近松門左衛門

ほかの日本の偉人の名言

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