出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/)野口英世の名言
野口英世|1876〜1928年|日本→アメリカ|細菌学者
福島県猪苗代の貧しい農家に生まれ、幼名は清作。1歳半で囲炉裏に落ちて左手に大やけどを負い、少年時代の手術をきっかけに医学を志した。20歳で医師の資格を取り、渡米してロックフェラー医学研究所で梅毒スピロヘータなどを研究し、ノーベル賞候補にもなった。黄熱病の研究のため赴いたアフリカ・アクラで自ら感染し、51歳で亡くなった。
のせている言葉:6こ(出典あり 2・伝承・出典未確認 4)更新:2026-10-20
この人の名言の一覧(6こ)
- 志を得ざれば再び此地を踏まず
- 私にはわからない…
- 忍耐は苦い。しかし、その実は甘い。
- 努力だ、勉強だ、それが天才だ。誰よりも、2倍、3…
- 人生の最大の幸福は一家の和楽である。
- 偉くなるのが敵討だ
それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。
志を得ざれば再び此地を踏まず
出典:上京の際に生家の床柱に刻んだ決意(1896年)
出典について内閣府「野口英世アフリカ賞」の生涯紹介(野口英世記念館学芸員の執筆)に、医術開業試験のため上京する際この言葉を生家の床柱に刻んだとある。床柱は福島県猪苗代町の生家に今も残る。
意味と背景
志を遂げるまでは二度とこの土地を踏まない、という意味。20歳前の清作が、医者になると決めて故郷を出る時、家の柱に刻んだ。普通は数年かかる医術開業試験を1年で突破し、決意を行動で証明した。
座右の銘にするなら・面接での答え方
進学で地元を離れる時、自分なりの決意を紙に書いて机に貼りました。面接では「退路を断って目標に向かった経験」として、野口英世が柱に刻んだこの言葉を紹介すると、覚悟の強さが伝わります。
私にはわからない…
出典:最期の言葉(1928年5月21日、黄熱病に倒れたアクラで)
出典について内閣府「野口英世アフリカ賞」の生涯紹介(野口英世記念館学芸員の執筆)に、最期に残した言葉として載る。
意味と背景
黄熱病の研究のためアフリカに渡り、治療法にめどがついたと思った矢先に自ら感染して亡くなる時の言葉。研究者として最後まで答えを求め続け、わからないことをわからないと言った言葉とも受け取れる。
座右の銘にするなら・面接での答え方
座右の銘には重い言葉ですが、「わからないと正直に言える人でいたい」という意味で心に置けます。面接では、知ったかぶりをせず質問して学んだ経験と合わせ、探究を続ける姿勢を話す時に添えられます。
忍耐は苦い。しかし、その実は甘い。
出典:野口が好んで書いたと伝わる言葉
出典についてWikiquoteは「帰せられるもの」に分類し、原典はフランス語とする。野口が色紙などに好んで書いたと言われるが、野口記念館の資料などで実物を確かめられなかった。また言葉自体も野口の作ではなく、元はフランス語の格言とみられる(元の言葉と作者は確かめられなかったため、原文欄は空にした)。
意味と背景
がまんすることは苦しいが、その先に実る果実は甘い、という意味。左手のやけどで農作業ができず、からかわれながらも勉強を続け、世界的な学者になった野口の人生と重ねて語られることが多い。
座右の銘にするなら・面接での答え方
部活でレギュラーになれず、裏方を続けた時期に支えになった言葉です。面接では、すぐに結果が出なくても続けたことで最後に実を結んだ経験と合わせると、言葉に説得力が出ます。
努力だ、勉強だ、それが天才だ。誰よりも、2倍、3倍勉強する者、それが天才だ。
出典:野口の言葉として伝わるもの
出典についてWikiquoteの「帰せられるもの」に載るが出典の記載がない。手紙や著作での原文を確かめられなかった。名言集では「3倍、4倍、5倍」とする形もあり、言い回しが定まっていない。
意味と背景
天才とは生まれつきの才能ではなく、人の何倍も努力し勉強する人のことだ、という意味。「ノグチはいつ眠るのか」と言われたほど研究に打ちこんだ野口の姿勢を表す言葉として広く知られている。
座右の銘にするなら・面接での答え方
才能の差を言いわけにしないために覚えている言葉です。面接では、苦手科目に人の倍の時間をかけて克服した経験と合わせて話せますが、野口の言葉として出典が確かでない点も知っておくと安心です。
人生の最大の幸福は一家の和楽である。
出典:野口の言葉として伝わるもの
出典についてWikiquoteの「帰せられるもの」に載るが出典の記載がない。続けて「円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない」とされる。原文を確かめられなかった。
意味と背景
人生でいちばんの幸せは、家族がなごやかに楽しく暮らすことだ、という意味。海外で研究に明け暮れ、故郷の母シカに会えたのは帰国した一度きりだった野口の言葉として伝わるため、家族への思いの深さを感じさせる。
座右の銘にするなら・面接での答え方
一人暮らしを始めて、家族と食卓を囲む時間のありがたさに気づきました。面接では、仕事で成果を出すことと家族を大切にすることの両方を大事にしたい、と自分の価値観を話す時に使えます。
偉くなるのが敵討だ
出典:野口の口ぐせとして伝わる言葉
出典についてWikiquoteの「帰せられるもの」に口語として載るが出典の記載がない。原文を確かめられなかった。
意味と背景
やけどで不自由になった左手を「てんぼう」とからかわれた悔しさを、相手を恨むのではなく、自分が立派になることで晴らそう、という意味で語られる。悔しさを努力の燃料に変える考え方。
座右の銘にするなら・面接での答え方
悔しい思いをした時、仕返しではなく自分が成長することで見返そうと決めています。面接では、悔しい経験をばねに結果を出した話をする時に、この言葉を前向きな動機として紹介できます。
人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/野口英世
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