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西鶴の肖像写真
肖像画:芳賀一晶『井原西鶴像』(パブリックドメイン)(ファイルのページ)

西鶴の名言

井原西鶴|1642〜1693年|日本(江戸時代前期)|浮世草子作者・俳人

大坂の町人の出身。はじめ俳諧師として活躍し、一昼夜で2万3500句を詠む「矢数俳諧」で名をとどろかせた。41歳で小説『好色一代男』を出して評判となり、町人の恋や金銭、武士の義理を生き生きと描いた「浮世草子」というジャンルを開いた。『日本永代蔵』『世間胸算用』などで、お金をめぐる人間模様をユーモアたっぷりに書いた。

のせている言葉:3こ(出典あり 2・伝承・出典未確認 1)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(3こ)
  1. それ人間の一心、万人ともに替われることなし。
  2. 浮世の月見過ごしにけり末二年
  3. 大晦日定めなき世の定めかな

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

それ人間にんげんの一心いっしん、万まん人にんともに替かわれることなし。

出典:『武家義理物語』序(1688年)

出典について貞享5年(1688)刊の『武家義理物語』の序文。Wikiquoteで確認した。

意味と背景

意味:そもそも人の心というものは、誰であっても変わりはない。長い刀を差せば武士、烏帽子をかぶれば神主、そろばんを置けば商人になるだけのことだ。それぞれが自分の仕事を一大事と心得よ、と続く。身分や職業が違っても人の値打ちは同じだという、町人作家らしい人間観。

座右の銘にするなら・面接での答え方

どんな仕事にも貴賤はないと思っています。アルバイトで清掃の仕事をした時、その大切さを身をもって知りました。肩書きではなく、自分の仕事を一大事として誇りを持つ。その姿勢をこの言葉から学びました。

浮世うきよの月つき見過みすごしにけり末二年すえにねん

出典:辞世の句(『西鶴置土産』)(1693年)

出典について西鶴の死後に出た遺稿集『西鶴置土産』に辞世として載る句。Wikiquoteで確認した。

意味と背景

意味:人生五十年と言われるが、私はこの世の月を二年も余分に見させてもらった。52歳で亡くなる西鶴が、人生五十年より二年長く生きられたことを、月見にたとえて満足げに詠んだ。最後まで洒落っ気を失わない粋な辞世。

座右の銘にするなら・面接での答え方

足りないものを数えるより、もらえたものに感謝したいと思っています。この句は、人生の終わりでさえ「二年もおまけをもらった」と喜べる心の豊かさを教えてくれます。毎日をおまけと思って楽しみたいです。

3伝承・出典未確認#お金#人生#時間
大晦日おおみそか定さだめなき世よの定さだめかな

出典:西鶴の発句

出典について西鶴の句としてWikiquoteに載るが、出典の句集名が示されておらず確かめられなかったため「伝承」とした。

意味と背景

意味:明日のことも分からない、定めのないこの世だけれど、大晦日に借金の支払いをすませなければならないことだけは、毎年決まっている。無常の世を嘆く言葉を、町人の現実的な年末のあわただしさに重ねたユーモアのある句。

座右の銘にするなら・面接での答え方

先のことは分からない時代でも、締め切りや約束は必ずやってきます。この句を思い出すと、不安に流されず目の前の決まったことを一つずつ片づけようと思えます。ユーモアを忘れない姿勢も好きです。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/井原西鶴

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