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小林多喜二の肖像写真
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/)

小林多喜二の名言

小林多喜二|1903〜1933年|日本|小説家

秋田県に生まれ、北海道小樽で育った。銀行に勤めながら小説を書き、カムチャツカ沖で働く漁業労働者の過酷な実態を描いた『蟹工船』でプロレタリア文学の代表的な作家となった。社会運動に関わったため当局に追われ、1933年、特高警察に逮捕されたその日に拷問を受けて亡くなった。29歳だった。

のせている言葉:3こ(出典あり 3)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(3こ)
  1. おい地獄さ行ぐんだで!
  2. そして、彼等は、立ち上った。――もう一度!
  3. これから色々困難なことに打ち当るさ。

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

おい地獄じごくさ行ぎょうぐんだで!

出典:小説『蟹工船』冒頭(1929年)

出典について青空文庫『蟹工船』の本文で確認。函館の港で蟹工船に乗り込む漁夫のせりふ。

意味と背景

「おい、地獄に行くんだぞ」と、これから蟹工船に乗り込む漁夫が言う、小説の有名な書き出し。東北なまりの一言で、船の上で待つ過酷な労働と、それを分かっていながら乗るしかない人々の境遇を一気に伝えている。2008年ごろにも若い世代の間で読み直された。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘には向きませんが、働く人の環境を考えるきっかけになる言葉です。面接では、労働環境や働き方に関わる仕事を志す理由として、この小説を読んで働く人を守る大切さを考えたと話すと、問題意識が伝わります。

そして、彼かれ等らは、立たち上のぼった。――もう一度いちど!

出典:小説『蟹工船』の本編の結び(1929年)

出典について青空文庫『蟹工船』の本文で確認。直前に漁夫たちの「ん、もう一回だ!」というせりふがある。

意味と背景

一度目の抵抗に失敗して仲間が連れ去られた後、残された労働者たちが、もう一度立ち上がる場面で物語は終わる。個人ではなく、一人ひとりがつながることで力を持てる、という作品の主題が込められた結び。失敗してもまた立ち上がる強さを表している。

座右の銘にするなら・面接での答え方

一度失敗しても仲間と立ち上がりたい人の座右の銘になります。面接では、チームで挑んだ企画が一度失敗したが、全員で原因を話し合ってもう一度挑戦し、成功させた経験を話すと、この言葉にふさわしい答えになります。

これから色々いろいろ困難こんなんなことに打うち当あたるさ。

出典:小説『一九二八年三月十五日』(1928年)

出典について青空文庫の本文で確認(原文は旧かな「これから色々困難なことに打ち當るさ」)。作中人物が、仲間の嫌なところがあっても運動のために分裂してはいけないと語る場面のせりふ。

意味と背景

これから先、いろいろな困難にぶつかるだろう、という作中人物の言葉。前後では、仲間に嫌なところがあっても、そんなことで分かれていては組織として何もできない、と語っている。困難を覚悟し、意見の違いを越えて協力することの大切さを説く場面。

座右の銘にするなら・面接での答え方

困難を覚悟したうえで仲間と協力したい人に合う言葉です。面接では、苦手な相手ともチームとして協力し、意見の違いを乗り越えて成果を出した経験を話し、困難な時こそ団結が大事だと考えていると伝えるとよいでしょう。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/小林多喜二

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