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北原白秋の肖像写真
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/)

北原白秋の名言

北原白秋|1885〜1942年|日本|詩人・歌人・童謡作家

福岡県柳川の酒造家に生まれた。南蛮趣味あふれる詩集『邪宗門』、故郷を歌った『思ひ出』で一躍人気詩人となり、歌集『桐の花』でも新しい短歌を示した。のちに雑誌『赤い鳥』で童謡に力を注ぎ、「この道」「からたちの花」など今も歌われる童謡を数多く残した。生涯に数万の作品を残したといわれる。

のせている言葉:6こ(出典あり 6)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(6こ)
  1. 春の鳥な鳴きそ鳴きそあかあかと外の面の草に日の入…
  2. 君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふ…
  3. ヒヤシンス薄紫に咲きにけりはじめて心顫ひそめし日
  4. 病める児はハモニカを吹き夜に入りぬもろこし畑の黄…
  5. 時は逝く、何時しらず柔らかに影してぞゆく、時は逝…
  6. われは思ふ、末世の邪宗、切支丹でうすの魔法。

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

1出典あり#自然#言葉#心
春はるの鳥とりな鳴なきそ鳴なきそあかあかと外との面もの草くさに日ひの入いる夕ゆうべ

出典:歌集『桐の花』(「銀笛哀慕調」春)(1913年)

出典について青空文庫『桐の花』の本文で確認。

意味と背景

春の鳥よ、鳴かないでおくれ、鳴かないで。外の草むらに夕日が赤々と沈んでいく夕暮れに、という短歌。美しい春の夕暮れがかえって心に痛く、鳥の声さえつらく感じられる、青春の感傷とけだるさを、色と音の鮮やかな言葉で詠んでいる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘というより、言葉の美しさを味わう歌です。面接で好きな短歌を聞かれた時、夕日の赤と鳥の声が重なる情景の鮮やかさに惹かれたと話すと、言葉や表現への感性を伝えられます。

君きみかへす朝あさの舗石しきいしさくさくと雪ゆきよ林檎りんごの香かのごとくふれ

出典:歌集『桐の花』(1913年)

出典について青空文庫『桐の花』の本文で確認。

意味と背景

恋しい人を帰す朝、敷石の上をさくさくと踏んでいく。雪よ、林檎の香りのようにさわやかに降れ、という短歌。別れの朝のせつなさを、雪を踏む音と林檎の香りという感覚で描いた、白秋の恋の歌の代表作。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘には向きませんが、別れを美しく描いた恋の歌として紹介できます。面接で文学の話題になった時、音や香りまで感じさせる表現に驚いた経験を話すと、言葉への感受性が伝わります。

3出典あり#恋愛#自然#心
ヒヤシンス薄紫うすむらさきに咲さきにけりはじめて心こころ顫ふるひそめし日ひ

出典:歌集『桐の花』(1913年)

出典について青空文庫『桐の花』の本文で確認。

意味と背景

ヒヤシンスが薄紫に咲いた。それは初めて恋に心が震え始めた日のことだった、という短歌。初恋のときめきを、春に咲く薄紫のヒヤシンスの色と香りに重ねている。誰もが覚えのある、心が震え出した最初の日をみずみずしく描いた歌。

座右の銘にするなら・面接での答え方

初心を忘れたくない人に響く歌です。面接では、初めてこの道に心を動かされた日のことを今も覚えていると話し、その時のときめきを大切にしながら仕事に向き合いたい、と伝えると印象的な答えになります。

病やめる児こはハモニカを吹ふき夜やに入いりぬもろこし畑はたけの黄きなる月つきの出で

出典:歌集『桐の花』(1913年)

出典について青空文庫『桐の花』の本文で確認。

意味と背景

病気の子どもがハーモニカを吹いているうちに、夜になった。もろこし畑の向こうに黄色い月がのぼる、という短歌。病の子のさびしさと、素朴なハーモニカの音、畑にのぼる大きな月が重なり、静かでどこか懐かしい夏の夜の情景が浮かぶ。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘というより、情景の美しさを味わう歌です。面接では、子どもや病気の人に寄り添う仕事を志す理由を話す時に、この歌の情景に心を動かされた経験として紹介すると、やさしさが伝わります。

時ときは逝ゆく、何時いつしらず柔やわらかに影かげしてぞゆく、時ときは逝ゆく、赤あかき蒸汽じょうきの船腹せんぷくの過すぎゆくごとく。

出典:詩集『思ひ出』巻頭(序文「わが生ひたち」の題詞。もとは「過ぎし日」第二十)(1911年)

出典について青空文庫『思ひ出』の本文で確認。

意味と背景

時は過ぎていく。いつの間にか、やわらかな影を落としながら過ぎていく。赤い蒸気船の船腹がゆっくり通り過ぎていくように、という詩句。故郷・柳川での幼い日々をふり返る詩集の巻頭に置かれ、過ぎ去った時へのいとおしさが静かに流れている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

時間の大切さを感じさせる詩句として使えます。面接では、学生時代があっという間に過ぎたからこそ、一日一日を意識して過ごすようになったと話し、限られた時間を大切に使う姿勢を伝えるとよいでしょう。

6出典あり#言葉#夢
われは思おもふ、末世まっせの邪宗じゃしゅう、切支丹きりしたんでうすの魔法まほう。

出典:詩「邪宗門秘曲」冒頭(詩集『邪宗門』)(1909年)

出典について青空文庫『邪宗門』の本文で確認。

意味と背景

私は思い描く、末の世の邪宗、キリシタンの神(でうす)の魔法を、という詩の書き出し。このあと黒船の船長、紅毛の不思議な国、赤いガラス、異国の酒と、南蛮渡来の珍しい物の名を次々と並べる。異国へのあこがれを官能的な言葉で歌い、詩壇を驚かせた。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘には向きませんが、異国の文化へのあこがれを語る時に紹介できる詩句です。面接で海外文化や歴史への興味を話す際、この詩の言葉の豪華さに惹かれたと添えると、関心の広さが伝わります。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/北原白秋

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