自然の名言
山や川、花や季節から学んだ言葉。自然を見つめた人たちの言葉は、静かで深い味わいがあります。
149こ(出典を確かめた言葉が先)更新:2026-10-20
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七十に近き春にぞあいの浦、九十九島をいきの松原。
- 2出典あり
東山 弓張月は てらせども むかしの城は いまくさの原
- 3出典あり
古来斧斤を入れない所の深山を一万町も濫伐させて、水源を涸らすことをさせると云うは、これは智慧が無いのではない、悪意である。
- 4出典あり
春の海終日のたりのたりかな
- 5出典あり
ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな
- 6出典あり
人は、すでに知っていて理解しているものしか目に入らない。
- 7出典あり
この美しい地球、この美しい国、この楽しい社会、われわれを育ててくれた山や河に、何も遺さずには死んでしまいたくない。
- 8出典あり
魚、水を行くに、ゆけども水のきわなく、鳥、空をとぶに、とぶといえども空のきわなし。
- 9出典あり
私が森へ行ったのは、思慮深く生きたかったからだ。人生の本質的な事実だけに向き合い、人生が教えるものを学べるかどうか確かめたかった。そして死ぬ時に、自分は生きていなかったと気づくことのないように。
- 10出典あり
秋はあかるくなりきった この明るさの奥に しずかな響があるようにおもわれる
- 11出典あり
病める児はハモニカを吹き夜に入りぬもろこし畑の黄なる月の出
- 12出典あり
何にまれ、よのつねならずすぐれたる徳のありて、かしこき物を迦微とは云うなり。
- 13出典あり
動物を愛せ。植物を愛せ。あらゆるものを愛せ。
- 14出典あり
金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に
- 15出典あり
敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花。
- 16出典あり
この生命観には壮大さがある。こんなにも単純な始まりから、限りなく美しく、限りなくすばらしい生き物たちが進化してきたし、今も進化し続けている。
- 17出典あり
ヒヤシンス薄紫に咲きにけりはじめて心顫ひそめし日
- 18出典あり
自然の物事の原因は、真実であり、かつその現象を説明するのに十分なもの以上を認めてはならない。自然は単純であり、余計な原因でぜいたくをしないからである。
- 19出典あり
万象森羅、是非、大小、有生非生、ことごとく、おのおの序破急をそなえたり。
- 20出典あり
菜の花や月は東に日は西に
- 21出典あり
哲学は、いつも私たちの目の前に開かれているこの壮大な書物、つまり宇宙に書かれている。だが、その言葉と文字を学ばなければ読むことはできない。それは数学の言葉で書かれているのだ。
- 22出典あり
私が猫と遊んでいる時、猫の方が私を相手に遊んでいるのではないと、誰に分かるだろう。
- 23出典あり
鉄鉢の中へも霰
- 24出典あり
上善は水の若し。
- 25出典あり
川で手に触れる水は、過ぎ去った水の最後であり、これから来る水の最初である。現在という時もそれと同じだ。
- 26出典あり
できるだけ多くのものを美しいと思いなさい。たいていの人は、美しいと思うものが少なすぎる。
- 27出典あり
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
- 28出典あり
かにかくに渋民村は恋しかり おもひでの山 おもひでの川
- 29出典あり
如此ニシテ二十年前ノ肥田沃土ハ今ヤ化シテ黄茅白葦満目惨憺ノ荒野ト為レリ。
- 30出典あり
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
- 31出典あり
兵の形は水に象る。
- 32出典あり
わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です
- 33出典あり
わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきとほつた風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
- 34出典あり
図書室のそばに庭があれば、足りないものは何もない。
- 35出典あり
手には畑の草をとりつつ、心に心田の草をとる。
- 36出典あり
東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる
- 37出典あり
てふてふうらうら天へ昇るか
- 38出典あり
牡丹散りて打ちかさなりぬ二三片
- 39出典あり
五月雨や大河を前に家二軒
- 40出典あり
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまることなし。
- 41出典あり
こんなよい月を一人で見て寝る
- 42出典あり
清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき
- 43出典あり
無用のことのようで、風景ほど実に人の世に有用なるものは少なしと知るべし。
- 44出典あり
富士には、月見草がよく似合ふ。
- 45出典あり
逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎かず。
- 46出典あり
私たちが体験できる最も美しいものは、神秘である。
- 47出典あり
山路来て何やらゆかし菫草
- 48出典あり
五月雨を集めて早し最上川
- 49出典あり
宇宙の不思議を知りたいという願ではない、不思議なる宇宙を驚きたいという願です。
- 50出典あり
はかなさを夢見て、ものごとの美しい愚かさに、しばしひたろうではないか。
- 51出典あり
痩蛙まけるな一茶これにあり
- 52出典あり
花は愛惜に散り、草は棄嫌に生うるのみなり。
- 53出典あり
まつすぐな道でさみしい
- 54出典あり
まてどくらせどこぬひとを 宵待草のやるせなさ こよひは月もでぬさうな。
- 55出典あり
私の上に降る雪は 真綿のやうでありました
- 56出典あり
鶏頭の十四五本もありぬべし
- 57出典あり
夏草や兵どもが夢の跡
- 58出典あり
武蔵野の美はただその縦横に通ずる数千条の路を、当もなく歩くことによって始めて獲られる。
- 59出典あり
白梅に明くる夜ばかりとなりにけり
- 60出典あり
私は、科学には大きな美しさがあると考える者の一人です。
- 61出典あり
美は外界にはない、人間の心の衷にある。
- 62出典あり
夏河を越すうれしさよ手に草履
- 63出典あり
生涯を通じて、自然の新しい姿を見るたびに、私は子どものように喜んだ。
- 64出典あり
梅の花一輪咲いても梅は梅
- 65出典あり
この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば 秋の美くしさに耐えかね 琴はしずかに鳴りいだすだろう
- 66出典あり
植物は栽培によって形づくられ、人間は教育によって形づくられる。
- 67出典あり
この無限の空間の永遠の沈黙が、私をおびえさせる。
- 68出典あり
障子あけて置く海も暮れきる
- 69出典あり
生死の中の雪ふりしきる
- 70出典あり
考えれば考えるほど、いつも新たに、ますます深い感嘆と畏敬で心を満たすものが二つある。私の上にある星空と、私の内にある道徳法則である。
- 71出典あり
マッチ一本を大切にする心は、太陽の恩恵を味解する。
- 72出典あり
私には自然と芸術と詩がある。それで足りないなら、何があれば足りるというのだろう。
- 73出典あり
天地悠々の感、人間存在の不思議の念などが心の底からわいて来るのは自然のことだろうと思う。
- 74出典あり
秋の夜は、はるかの彼方に、小石ばかりの、河原があつて、それに陽は、さらさらと さらさらと射してゐるのでありました。
- 75出典あり
ほろほろ酔うて木の葉ふる
- 76出典あり
天国は、私たちの頭の上だけでなく、足の下にもある。
- 77出典あり
木曾路はすべて山の中である。
- 78出典あり
我我の自然を愛する所以は、――少くともその所以の一つは自然は我我人間のように妬んだり欺いたりしないからである。
- 79出典あり
土の上に生れ、土の生むものを食うて生き、而して死んで土になる。我儕は畢竟土の化物である。
- 80出典あり
治すのは自然だけだ。看護がすべきことは、自然が患者に働きかけやすい最善の状態に患者を置くことである。
- 81出典あり
まつくろけの猫が二疋、なやましいよるの家根のうへで、ぴんとたてた尻尾のさきから、糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
- 82出典あり
小諸なる古城のほとり、雲白く遊子悲しむ。
- 83出典あり
魚は水に飽かず。魚にあらざればその心を知らず。鳥は林をねがう。鳥にあらざればその心を知らず。
- 84出典あり
万物をつくる者の手を離れる時、すべては善いものである。だが、人間の手に渡ると、すべてが悪くなる。
- 85出典あり
形見とて何残すらむ。春は花、夏ほととぎす、秋はもみじ葉。
- 86出典あり
動物実験は、本当の研究のためなら正当化できる。だが、単なる好奇心のためなら許されない。
- 87出典あり
人の悟りをうる、水に月のやどるがごとし。月ぬれず、水やぶれず。
- 88出典あり
本当の美しさは、不完全なものを心の中で完成させる人だけが見いだせる。
- 89出典あり
鳥羽殿へ五六騎急ぐ野分かな
- 90出典あり
やれ打つな蝿が手を摺り足をする
- 91出典あり
荒海や佐渡に横たう天の河
- 92出典あり
行く春や鳥啼き魚の目は泪
- 93出典あり
其の疾きこと風の如く、其の徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し。
- 94出典あり
而今の山水は、古仏の道現成なり。
- 95出典あり
騎士道は、その象徴である桜の花と同じく、日本の土に根ざした花である。
- 96出典あり
光る地面に竹が生え、青竹が生え、地下には竹の根が生え、根がしだいにほそらみ、根の先より繊毛が生え、かすかにけぶる繊毛が生え、かすかにふるえ。
- 97出典あり
美しいものは、役に立つものと同じくらい役に立つ。
- 98出典あり
めぐりあひて見しやそれともわかぬまに雲がくれにし夜半の月かな
- 99出典あり
雀の子そこのけそこのけ御馬が通る
- 100出典あり
観察し、考えることの喜びは、技術やスポーツの喜びよりも、ずっと高いものだと、私は知らず知らずのうちに気づいていった。
- 101出典あり
めでたき花を見、さやかなる月に向かいて、あわれと情の動く、すなわちこれ、もののあわれを知るなり。
- 102出典あり
月天心貧しき町を通りけり
- 103出典あり
雪とけて村いっぱいの子供かな
- 104出典あり
悪い草も悪い人もいない。いるのは、悪い育て手だけだ。
- 105出典あり
わすれな草よ なれが名を なづけしひとも泣きたまひしや。
- 106出典あり
竹のことは竹に習え。
- 107出典あり
知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。
- 108出典あり
いずれにせよ私は、神はサイコロを振らないと確信している。
- 109出典あり
ただ生きているだけでは足りない。日の光と、自由と、小さな花が一輪なくては。
- 110出典あり
分け入つても分け入つても青い山
- 111出典あり
公用に出て行く道や春の月
- 112出典あり
あわれという言葉は、見る物、聞くこと、なすわざにふれて、情の深く感ずることをいうなり。
- 113出典あり
春風や堤長うして家遠し
- 114出典あり
死が訪れる時には、キャベツを植えている最中であってほしい。
- 115出典あり
六十とせの むかしをかたる 友もなく あはれさみしき こほろぎのこゑ
- 116出典あり
正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである
- 117出典あり
天下に水より柔弱なるは莫し。而も堅強を攻むる者、之に能く勝る莫し。
- 118出典あり
君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ
- 119出典あり
虫が鳴いてる いま ないておかなければ もう駄目だというふうに鳴いてる しぜんと 涙がさそわれる
- 120出典あり
うつくしや障子の穴の天の川
- 121出典あり
すべつてころんで山がひつそり
- 122出典あり
この紅茸のうつくしさ。小供がたべて毒なもの なぜ神様はつくつたろ。毒なものならなんでまあ こんなにきれいにつくつたろ。
- 123出典あり
形のいろいろさや色の鮮やかさは、患者にとって実際に回復をもたらす手段である。
- 124出典あり
後代の歌人等は、渾身を以て自然に参入してその写生をするだけの意力に乏しかった。
- 125出典あり
緑は希望の色であります。
- 126出典あり
文明流にせよ
- 127出典あり
ああ 人生はどこを向いても いちめんに麦のながれるやうで 遠く田舎のさびしさがつづいてゐる。
- 128出典あり
春の枝に花あり、夏の枝に葉あり、秋の枝に果あり、冬の枝に慰あり。花散りて後に、葉落ちて後に、果失せて後に、芽は枝に顕わる。
- 129出典あり
春の鳥な鳴きそ鳴きそあかあかと外の面の草に日の入る夕
- 130出典あり
秋深き隣は何をする人ぞ
- 131出典あり
地球は、すべての人の必要を満たすには十分だが、すべての人の欲を満たすには足りない。
- 132出典あり
閑さや岩にしみ入る蝉の声
- 133出典あり
古池や蛙飛び込む水の音
- 134出典あり
わが国特有の天然風景は、わが国の曼陀羅ならん。
- 135出典あり
一期の楽しみは、うたた寝の枕の上にきわまり、生涯の望みは、折々の美景に残れり。
- 136出典あり
古来の伝説や俗信には、間違いながらもそれぞれ根拠がある。
- 137出典あり
行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
- 138出典あり
不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心
- 139出典あり
花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは。
- 140出典あり
これがまあつひの栖か雪五尺
- 141出典あり
武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない。どの路でも足の向くほうへゆけば、かならずそこに見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある。
- 142伝承・出典未確認
桜田に 思ひ残りて 今日の雪
- 143伝承・出典未確認
春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえて冷しかりけり。
- 144伝承・出典未確認
如水、すなわち水の如し。
- 145伝承・出典未確認
ヒラメの目をタイの目にすることはできない。
- 146伝承・出典未確認
ほかに証拠がなくても、親指だけで神の存在を信じるだろう。
- 147伝承・出典未確認
花は野にあるように。
- 148伝承・出典未確認
音に聞く高師の浜の浜松も、世のあだ波は逃れざりけり。
- 149伝承・出典未確認
うらを見せおもてを見せて散るもみじ
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