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宮本武蔵の肖像写真
肖像画:宮本武蔵(自画像と伝わる)『宮本武蔵像』(パブリックドメイン)(ファイルのページ)

宮本武蔵の名言

宮本武蔵|1584頃〜1645年|日本(播磨または美作の出身とされる)|剣術家・兵法家・画家

江戸時代初めの剣術家で、二刀を使う「二天一流」の開祖。13歳で初めて勝負に勝ち、生涯に60回以上戦って一度も負けなかったと自ら書いている。巌流島での佐々木小次郎との試合が有名だが、詳しいことは分かっていない。晩年は熊本の細川家に招かれ、洞窟の霊巌洞にこもって兵法書『五輪書』を書いた。水墨画にもすぐれ、作品が重要文化財になっている。

のせている言葉:12こ(出典あり 12)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(12こ)
  1. 我、事において後悔をせず。
  2. 神仏は尊い。しかし神仏を頼りにはしない。
  3. 代々受け継がれてきた世の道に背かない。
  4. 自分の身のために楽しみをたくらまない。
  5. 身を浅く思い、世を深く思う。
  6. 良くても悪くても、他人をねたむ心を持たない。
  7. 恋い慕う道に心を寄せない。
  8. 道のためには、死をいとわないと思う。
  9. 年老いた身に、財宝や領地を持とうという心はない。
  10. 常に兵法の道を離れない。
  11. とどまって固まるのは死ぬ手であり、とどまらないの…
  12. 太刀を速く振ろうとすると、太刀の道に逆らって、か…

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

我われ、事ことにおいて後悔こうかいをせず。

出典:「独行道」(正保2年=1645年5月12日、寺尾孫之丞あて)

出典について死の一週間前に書いたとされる自筆の「独行道」21か条の一つ。自筆の巻物が熊本県立美術館にあり、熊本県の重要文化財(Wikisource・日本語版Wikipedia)。原文の「おゐて」「せす(せず)」は当時の書き方。

意味と背景

自分のしたことについて、後になってくよくよ悔やまない、という意味。悔いが残らないように一つ一つの行いに全力を尽くす、という覚悟とも読める。死を前にした武蔵が、自分の生き方を振り返って書いた言葉として重みがある。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「決める前にはとことん考え、決めた後は振り返っても後悔はしないと決めています。転職もそうやって決めました」と、決断と覚悟の話にすると、武蔵の言葉が自分の生き方として伝わる。

神仏しんぶつは尊とうとい。しかし神仏しんぶつを頼たよりにはしない。

出典:「独行道」(1645年)

出典について自筆が残る「独行道」21か条の一つ。

意味と背景

神や仏を敬う気持ちは大切にするが、勝負や人生の結果を神仏まかせにはしない、という意味。最後に頼れるのは自分の鍛えた力と判断だけだという、厳しい自立の姿勢が表れている。祈ることと頼ることは違う、と考えさせてくれる言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「合格祈願のお守りは持っていましたが、最後に頼れるのは自分の積み重ねだと思って、毎日の勉強時間を記録し続けました」と、他力に頼らず努力した話と組み合わせると説得力が出る。

3出典あり#生き方#仕事
代々だいだい受うけ継つがれてきた世よの道みちに背そむかない。

出典:「独行道」第一条(1645年)

出典について自筆が残る「独行道」の最初の条。

意味と背景

「独行道」は一人で道を行く者の心得だが、その一番目に、世の中で昔から守られてきた道理には背かないと書いている。我が道を行くことと、世の決まりを無視することは違うという、武蔵の意外にまっとうな一面が分かる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「新しいやり方を試す時も、職場の基本ルールや先輩が守ってきたことは必ず守ったうえで挑戦します」と話せば、独自性と協調性の両方を持った人として伝えられる。

4出典あり#努力#受験
自分じぶんの身みのために楽たのしみをたくらまない。

出典:「独行道」第二条(1645年)

出典について自筆が残る「独行道」21か条の一つ。

意味と背景

自分が楽をしたり楽しんだりすることを、あれこれ計画しない、という意味。快楽を求める心が修行のさまたげになると考えた、武蔵の禁欲的な生き方を示している。全部をまねする必要はないが、目標のために誘惑を断つ時の支えになる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「資格試験の半年間は、ゲームとSNSを封印すると決めて合格しました」と、目標のために楽しみを我慢した経験と組み合わせると、意志の強さが伝わる。

身みを浅あさく思おもい、世よを深ふかく思おもう。

出典:「独行道」(1645年)

出典について自筆が残る「独行道」21か条の一つ。

意味と背景

自分のことは軽く考え、世の中のことを深く考える、という意味。自分の損得や体面にこだわらず、広い世界や人々のことに心を向けよ、という教えと読める。自分中心になりがちな時に、視野を広げてくれる言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「自分の評価より、お客様や社会にとってどうかを先に考えるようにしています」と、仕事の姿勢を語る時に使える。短く覚えやすいので、面接の座右の銘としても言いやすい。

6出典あり#心#生き方
良よくても悪わるくても、他人たにんをねたむ心こころを持もたない。

出典:「独行道」(1645年)

出典について自筆が残る「独行道」21か条の一つ。

意味と背景

人のことをうらやんだり、ねたんだりしない、という意味。比べる心は自分を苦しめ、成長のじゃまになる。人と比べず、自分の道をひたすら進んだ武蔵らしい言葉で、SNSで他人と比べがちな今の時代にこそ響く。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「同期の活躍をうらやむより、自分の昨日と比べるようにしてから、仕事が楽しくなりました」と、比べる相手を変えた経験と合わせて話すと、前向きで成熟した人柄が伝わる。

7出典あり#恋愛#努力
恋こい慕したう道みちに心こころを寄よせない。

出典:「独行道」(1645年)

出典について自筆が残る「独行道」21か条の一つ。「れんほ」は「恋慕(れんぼ)」のこと。

意味と背景

恋愛にのめり込む心を持たない、という意味。武蔵は生涯独身だったとされ、兵法の道ひとすじに生きた。現代人がそのまま見習う必要はないが、一つの道を極めようとした人の徹底ぶりを伝える条文として興味深い。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘には向かない。武蔵の徹底した生き方を紹介する話のたねとして「恋愛さえ断って剣の道を極めた人がいる、自分も今は資格取得に集中したい」と、一時期の集中の話に使う程度がよい。

8出典あり#夢#勇気
道みちのためには、死しをいとわないと思おもう。

出典:「独行道」(1645年)

出典について自筆が残る「独行道」21か条の一つ。

意味と背景

自分が選んだ兵法の道のためなら、命を惜しまない、という覚悟の言葉。命がけの勝負を重ねてきた剣術家ならではの重みがある。現代では「それほどの覚悟で一つのことに打ち込む」という意味で受け取るのがよい。

座右の銘にするなら・面接での答え方

文字どおりに言うと重すぎるので、「それくらいの覚悟で一つの道を極めたい」と言いかえて使う。職人や研究職など、専門性を極める仕事の面接で、志の強さを伝える時に向く。

9出典あり#お金#人生
年老としおいた身みに、財宝ざいほうや領地りょうちを持もとうという心こころはない。

出典:「独行道」(1645年)

出典について自筆が残る「独行道」21か条の一つ。

意味と背景

年を取ってから、財産や土地をため込もうとは思わない、という意味。仕官して高い地位を得ることにこだわらなかった武蔵の、物欲から離れた晩年の心境がうかがえる。何を大切にして生きるかを考えさせる言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「お金や肩書きより、身につけた技術と経験を次の世代に残したいと考えています」と、後進の育成や技術の継承を語る時に使える。ベテランの転職面接にも向く。

10出典あり#努力#仕事#夢
常つねに兵法ひょうほうの道みちを離はなれない。

出典:「独行道」最後の条(1645年)

出典について自筆が残る「独行道」の最後の条。

意味と背景

21か条の締めくくりで、いつどんな時も兵法の道から離れない、と書いた。日々の暮らしのすべてを修行と考えた武蔵の生き方が、この一言に集約されている。自分の専門や目標から心を離さない、という意味で今にも通じる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「通勤中も、仕事に役立つことはないかアンテナを張っています」など、日常の中で自分の道を意識している話と組み合わせると、プロ意識の高さを伝えられる。

11出典あり#心#挑戦
とどまって固かたまるのは死しぬ手てであり、とどまらないのが生いきる手てである。

出典:『五輪書』水之巻(太刀の持ち方について)(1645頃年)

出典について『五輪書』水之巻にある言葉として日本語版Wikiquoteに原文が載る(武蔵自筆の原本は残らず、写本で伝わる)。「いつく」は「居着く=一か所にとどまって動けなくなる」の意味。

意味と背景

太刀を握る手が固まって動かなくなるのは負ける手、柔らかく自在に動けるのが勝つ手だ、という教え。剣術の話だが、考え方や体の使い方が一つにとらわれて動けなくなることへの戒めとして、スポーツや仕事にも広く当てはまる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「一つのやり方に固まらず、状況に合わせて柔軟に変えることを大事にしています」と、柔軟性を語る時に使える。スポーツ経験者なら、力みを抜いて結果が出た経験と結びつけると分かりやすい。

12出典あり#努力#仕事
太刀たちを速はやく振ふろうとすると、太刀たちの道みちに逆さからって、かえって振ふりにくくなる。

出典:『五輪書』水之巻(太刀の道について)(1645頃年)

出典について『五輪書』水之巻にある言葉として日本語版Wikiquoteに原文が載る(写本で伝わる)。

意味と背景

刀にはそれぞれ自然に振れる道筋があり、それを無視して速さだけを求めると、かえってうまく振れない。落ち着いて道筋どおりに振るのが一番だ、と武蔵は説く。焦って速さを求めるより、正しい型を身につけることが上達の近道だという教えである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「仕事を早く終わらせようと焦るより、正しい手順で落ち着いて進めるほうが、結果的に速いと学びました」と、焦りを手放して成果が出た経験と組み合わせると具体的になる。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/宮本武蔵

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