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大久保利通の肖像写真
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/)

大久保利通の名言

大久保利通|1830〜1878年|日本(薩摩国=鹿児島県)|政治家(明治維新の指導者)

薩摩藩の下級武士の家に生まれ、幼なじみの西郷隆盛とともに倒幕を進め、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と呼ばれる。明治政府では岩倉使節団に加わって欧米を視察し、帰国後は初代内務卿として地租改正や殖産興業を進め、事実上の政府の中心となった。征韓論をめぐって西郷と対立し、西南戦争では敵味方に分かれた。1878年、東京の紀尾井坂で不平士族に暗殺された。

のせている言葉:3こ(伝承・出典未確認 3)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(3こ)
  1. 維新の精神を貫くには三十年が要る。最初の十年は創…
  2. 為政清明(政治を行う者は、清く明らかであれ)。堅…
  3. 音に聞く高師の浜の浜松も、世のあだ波は逃れざりけ…

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

1伝承・出典未確認#リーダー#仕事#夢
維新いしんの精神せいしんを貫つらぬくには三十さんじゅう年ねんが要いる。最初さいしょの十じゅう年ねんは創業そうぎょうの時期じき、次つぎの十じゅう年ねんは内治ないちを整ととのえ民みんの産業さんぎょうを興おこす建設けんせつの時期じき、最後さいごの十じゅう年ねんは後進こうしんの賢者けんじゃに譲ゆずり、発展はってんを待まつ時期じきだ。

出典:暗殺当日の朝(明治11年=1878年5月14日)、福島県令・山吉盛典に語った言葉。山吉の記録『済世遺言』

出典について話を聞いた山吉盛典が書き残した『済世遺言』による記録で、日本語版Wikipediaに現代語で引用されている。同時代の人の記録だが、大久保自身が書いたものではなく、言葉どおりかは確かめられない。

意味と背景

明治維新から三十年を十年ずつに分け、自分は第二期の「建設」までを担い、第三期は若い人に任せると語った。この日の朝、大久保は紀尾井坂で暗殺され、この言葉は遺言のようになった。長い目で国づくりを考え、引き際まで見すえた構想である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「十年単位で自分のキャリアを考え、最初の十年は基礎を固める時期と決めています」と、長期的な計画の話に使える。最後は次の世代に任せるという部分を添えると、人を育てる視点も伝わる。

2伝承・出典未確認#リーダー#努力#生き方
為政いせい清明せいめい(政治せいじを行おこなう者ものは、清きよく明あきらかであれ)。堅忍けんにん不抜ふばつ(がまん強つよく、心こころを動うごかさない)。

出典:大久保の座右の銘として伝わる言葉

出典について日本語版Wikipediaに大久保の座右の銘として紹介されているが、典拠は示されていない。書として残っているかどうかなど、今回確かめることはできなかった。

意味と背景

「為政清明」は、政治をする者は私心なく、清らかで公明正大でなければならないという意味。「堅忍不抜」は、つらいことにも耐え、決して心がぐらつかないこと。冷徹とも言われた大久保が、自分を律するために掲げた言葉と伝えられる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「堅忍不抜を座右の銘に、苦しい時期も投げ出さずに続けることを大事にしています」と言えば、粘り強さが伝わる。公務員の面接なら「為政清明」を選び、公正さを大事にする姿勢を語るとよい。

3伝承・出典未確認#自然#言葉
音おとに聞きく高師たかしの浜はまの浜松はままつも、世よのあだ波なみは逃のがれざりけり。

出典:大阪・堺の浜寺(高師の浜)の松林が伐られかけたのを見て詠んだと伝わる歌

出典について日本語版Wikipediaに大久保の歌として紹介され、『小倉百人一首』の祐子内親王家紀伊の歌「音に聞く高師の浜のあだ波は…」をふまえた本歌取りとされる。歌を記録した一次資料は今回確かめられなかった。

意味と背景

名高い高師の浜の松林も、世の中の移り変わりという波からは逃れられなかったのだなあ、という歌。古くから歌に詠まれた名所の松が伐られていくのを惜しんだもので、この歌がきっかけで松林が守られ、のちの浜寺公園につながったと伝えられる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘には向かないが、「便利さのために失われるものにも目を向けたい」と、まちづくりや環境を語る場面で紹介できる。冷徹な政治家が松を惜しんだ話として、人柄の意外さも伝えられる。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/大久保利通

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