維新の精神を貫くには三十年が要る。最初の十年は創業の時期、次の十年は内治を整え民の産業を興す建設の時期、最後の十年は後進の賢者に譲り、発展を待つ時期だ。
出典:暗殺当日の朝(明治11年=1878年5月14日)、福島県令・山吉盛典に語った言葉。山吉の記録『済世遺言』
出典について話を聞いた山吉盛典が書き残した『済世遺言』による記録で、日本語版Wikipediaに現代語で引用されている。同時代の人の記録だが、大久保自身が書いたものではなく、言葉どおりかは確かめられない。
意味と背景
明治維新から三十年を十年ずつに分け、自分は第二期の「建設」までを担い、第三期は若い人に任せると語った。この日の朝、大久保は紀尾井坂で暗殺され、この言葉は遺言のようになった。長い目で国づくりを考え、引き際まで見すえた構想である。
座右の銘にするなら・面接での答え方
「十年単位で自分のキャリアを考え、最初の十年は基礎を固める時期と決めています」と、長期的な計画の話に使える。最後は次の世代に任せるという部分を添えると、人を育てる視点も伝わる。

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