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写真:『Autobiography of Samuel Smiles』(1905年)口絵/Wikimedia Commons(パブリックドメイン)(ファイルのページ ) スマイルズの名言 サミュエル・スマイルズ|1812〜1904年|イギリス(スコットランド)|著述家・医師
スコットランドの小さな町に11人きょうだいの一人として生まれ、医師、新聞編集者、鉄道会社の役員などを務めた。働く人々に向けた講演をもとに、努力で道を開いた職人や発明家の実話を集めた『自助論(セルフ・ヘルプ)』を1859年に出版し、世界的なベストセラーとなった。日本でも明治時代に『西国立志編』として翻訳され、大きな影響を与えた。
のせている言葉:12こ(出典あり 10・実は言っていない 2)更新:2026-10-20
この人の名言の一覧(12こ) 「天は自ら助くる者を助く」は、長年の人間の経験の… 自助の精神は、個人のあらゆる本当の成長の根である… 最もひどい奴隷とは、暴君に支配される者ではなく、… 私たちは成功からより、失敗からはるかに多くの知恵… おそらく、一度も間違えたことのない人は、一度も発… 人生の冠であり栄光であるもの、それは品格である。 幸せでさえ、習慣になりうる。 失った財産は勤勉で、失った知識は勉強で、失った健… どんな道で成功するにも、必要なのは並外れた才能よ… 良い行いは私たち自身を強くし、他の人にも良い行い… 多くのことをやりとげる一番の近道は、一度に一つの… 思いの種をまけば行いを刈り取り、行いの種をまけば…
それぞれの名言に、出典 (どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり 伝承・出典未確認 実は言っていない )をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。
「天は自ら助くる者を助く」は、長年の人間の経験の結果を小さくまとめた、よく試された格言である。 原文(英語) "Heaven helps those who help themselves" is a well-tried maxim, embodying in a small compass the results of vast human experience.
出典:『自助論』第1章「自助――国民と個人」(書き出し)(1859年)
出典について 『自助論』冒頭の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。ただし「天は自ら助くる者を助く」という格言そのものはスマイルズの作ではなく、昔からある言い回しで、スマイルズ自身も「格言」として紹介している。
意味と背景 人に頼るのではなく、自分で努力する人にこそ運や助けがめぐってくる、という意味。スマイルズはこの格言から本を始め、努力で道を開いた人々の実例を数多く紹介した。日本では明治時代に『西国立志編』の冒頭の言葉として広く知られるようになった。
座右の銘にするなら・面接での答え方 誰かが助けてくれるのを待つより、まず自分で動くことを大切にしています。苦手な英語も、自分で毎日少しずつ続けていたら、先生が個別に教えてくれるようになりました。自分で努力する人には、自然と助けが集まると信じています。
自助の精神は、個人のあらゆる本当の成長の根である。 原文(英語) The spirit of self-help is the root of all genuine growth in the individual
出典:『自助論』第1章「自助――国民と個人」(1859年)
出典について 『自助論』の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 人が本当に伸びるのは、外から助けられた時ではなく、自分の力で何とかしようとする時だという意味。スマイルズは続けて「外からの助けは人を弱くしがちだが、内からの助けは必ず人を強くする」と書いている。自分で考え動く力こそ成長の源だという教え。
座右の銘にするなら・面接での答え方 教えてもらうのを待つより、まず自分で調べて試すようにしてから、力がつくのが早くなりました。この言葉の通り、自分で動くことが成長の根っこだと思います。入社後も、自分から学びにいく姿勢を大切にしたいです。
最もひどい奴隷どれい とは、暴君に支配される者ではなく、自分自身の無知と身勝手さと悪い習慣のとりこになっている者である。 原文(英語) The greatest slave is not he who is ruled by a despot, great though that evil be, but he who is the thrall of his own moral ignorance, selfishness, and vice.
出典:『自助論』第1章「自助――国民と個人」(1859年)
出典について 『自助論』の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 外から人に支配されることも不幸だが、もっと不自由なのは、自分の悪い心や習慣に支配されていることだという意味。スマイルズは、本当の自由は政治の仕組みだけでは手に入らず、一人ひとりが自分を律することから生まれると考えた。
座右の銘にするなら・面接での答え方 ゲームをやめられず夜ふかしが続いた時、自分の習慣に支配されていると気づき、この言葉にどきりとしました。今は時間を決めて楽しんでいます。自分をコントロールできる人こそ自由だと考え、自分を律して働きたいです。
私たちは成功からより、失敗からはるかに多くの知恵ちえ を学ぶ。 原文(英語) We learn wisdom from failure much more than from success.
出典:『自助論』第11章「自己修養――その機会と困難」(1859年)
出典について 『自助論』の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 うまくいった時は理由を深く考えないが、失敗した時は「何がだめだったか」を考えるので、多くのことを学べる、という意味。スマイルズは続けて「何がうまくいかないかを知ることで、何がうまくいくかを発見する」と書いている。失敗を学びの宝に変える考え方。
座右の銘にするなら・面接での答え方 模試で大失敗した時、間違えた問題を全部ノートにまとめ直したことで、本番で点が取れました。失敗は一番の先生だと実感しています。仕事でも、失敗を隠さずに振り返り、次に生かせる人でありたいと考えています。
おそらく、一度いちど も間違まちが えたことのない人は、一度いちど も発見をしたことがない人である。 原文(英語) probably he who never made a mistake never made a discovery.
出典:『自助論』第11章「自己修養――その機会と困難」(1859年)
出典について 『自助論』の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 新しいことを見つけようと挑めば、必ず間違いもする。間違いがないのは、挑戦していない証拠だという意味。スマイルズは、ポンプがうまく水を吸い上げられなかった失敗が、大気の圧力の研究につながった例を挙げ、間違いが発見の入口になることを示した。
座右の銘にするなら・面接での答え方 理科の自由研究で予想が外れた時、その理由を調べたら、思いもよらない発見がありました。この言葉の通り、間違いは発見の入口です。仕事でも、間違いを恐れて何もしないより、試して学ぶ人でありたいと思っています。
人生の冠かんむり であり栄光であるもの、それは品格である。 原文(英語) The crown and glory of life is Character.
出典:『自助論』第13章「品格――真の紳士」(1859年)
出典について 『自助論』最終章の書き出しの原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 人にとって一番の財産は、お金や地位や才能ではなく、誠実さや正直さから生まれる品格だという意味。スマイルズは、品格は富よりも大きな力を持ち、名声のようにねたまれることもなく、人の信頼を集めると続けている。『自助論』をしめくくる言葉。
座右の銘にするなら・面接での答え方 成績や肩書きより、「あの人なら信頼できる」と言われる人になりたいと考えています。約束を守り、陰でも手を抜かないことを続けてきました。この言葉の通り、品格こそ一生の財産だと思い、仕事でも誠実さを貫きたいです。
幸せでさえ、習慣になりうる。 原文(英語) Even happiness itself may become habitual.
出典:『自助論』第13章「品格――真の紳士」(1859年)
出典について 『自助論』の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 物事の明るい面を見る習慣もあれば、暗い面を見る習慣もある。どちらを見るかは意志である程度選べるので、幸せも習慣として身につけられる、という意味。スマイルズは、良い面を見る習慣は年に千ポンドの収入より価値があるという言葉も紹介している。
座右の銘にするなら・面接での答え方 寝る前に「今日よかったこと」を三つ書く習慣を一年続けたら、気持ちが前向きになりました。この言葉の通り、幸せは習慣で育てられると実感しています。仕事でも、良い面を見つける習慣で、チームを明るくしたいです。
失った財産は勤勉で、失った知識は勉強で、失った健康は節制や薬で取り戻もど せる。だが、失った時間は永遠に戻もど らない。 原文(英語) Lost wealth may be replaced by industry, lost knowledge by study, lost health by temperance or medicine, but lost time is gone for ever.
出典:『自助論』第9章「実務家」(1859年)
出典について 『自助論』の原文(Project Gutenberg)。
意味と背景 お金も知識も健康も、努力しだいで取り戻すことができるが、時間だけはどうやっても取り戻せない。だから時間こそ一番大切にすべきだという意味。スマイルズはこの後、時間を大切にする人は約束の時間も守るようになると続けている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 だらだら過ごした休日を後悔して以来、この言葉を手帳の一ページ目に書いています。時間だけは取り戻せないと思うと、一日の使い方が変わりました。仕事でも、自分と相手の時間を大切にし、時間を守る人でありたいです。
どんな道で成功するにも、必要なのは並外れた才能より目的である。成しとげる力だけでなく、根気強く働き続ける意志である。 原文(英語) It is not eminent talent that is required to ensure success in any pursuit, so much as purpose,—not merely the power to achieve, but the will to labour energetically and perseveringly.
出典:『自助論』第8章「活力と勇気」(1859年)
出典について 『自助論』の原文(Project Gutenberg)。
意味と背景 成功に必要なのは生まれつきの才能より、はっきりした目的と、それに向かってねばり強く働き続ける意志だという意味。スマイルズはこの意志の力を「人格の中心にある力」と呼び、本当の希望もそこから生まれると述べている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 特別な才能はありませんが、「人の役に立つ仕事をする」という目的があるから、苦手なことにも粘り強く取り組めました。この言葉の通り、才能より目的と意志が大事だと思います。御社でも、目的を持って働き続けたいです。
良い行いは私たち自身を強くし、他の人にも良い行いを促うなが す。 原文(英語) Good actions give strength to ourselves, and inspire good actions in others.
出典:『義務』第2章(1880年)
出典について スマイルズの著作『義務』(1880年)の言葉。英語版Wikiquoteに出典つきで載っている。
意味と背景 善い行いをすると、自分に自信と力がつき、それを見た周りの人も善い行いをしたくなる、という意味。一つの小さな善い行いが、自分と周りの両方を少しずつ変えていく。善意は広がっていくものだという、前向きな考えが込められている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 教室のごみを拾っていたら、だんだん周りの友人も拾うようになりました。この言葉の通り、良い行いは広がります。仕事でも、まず自分が良い行いを続けることで、チーム全体を良くしていける人になりたいと考えています。
多くのことをやりとげる一番の近道は、一度いちど に一つのことだけをすることだ。 原文(英語) The shortest way to do many things is to do only one thing at once.
出典:『自助論』第9章「実務家」でのリチャード・セシルの言葉の紹介(1859年)
本当の出どころ スマイルズの名言として紹介されることが多いが、『自助論』の中でスマイルズは、イギリスの牧師リチャード・セシル(1810年没)の口ぐせとして紹介している。スマイルズ自身の言葉ではない。
意味と背景 あれもこれもと同時に手をつけるより、一つずつ集中して片づける方が、結果的に早く多くのことができるという意味。セシルは仕事が驚くほど速い人で、後回しにせず一つを終えてから次に移ったと、スマイルズは紹介している。
この言葉の使い方 課題を同時に進めて全部遅れた経験から、一つずつ終わらせるやり方に変えました。言葉の主はスマイルズではなくセシルですが、私の仕事の進め方の基本です。入社後も、集中して一つずつ確実に仕上げていきたいです。
思いの種をまけば行いを刈か り取り、行いの種をまけば習慣を刈か り取り、習慣の種をまけば人格を刈か り取り、人格の種をまけば運命を刈か り取る。 原文(英語) Sow a thought, and you reap an act; Sow an act, and you reap a habit; Sow a habit, and you reap a character; Sow a character, and you reap a destiny.
出典:1881年の雑誌に作者名なしで載った言葉(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころ スマイルズの言葉として日本でも有名だが、英語版Wikiquoteによれば、1881年の雑誌に作者名なしで載ったもので、スマイルズは1887年の著書でそれを引用しただけ。アメリカの牧師ジョージ・ダナ・ボードマン(1903年没)の言葉とされることが多く、エマソンなどの名で紹介されることもある。
意味と背景 心の中の小さな思いが行動になり、行動がくり返されて習慣になり、習慣が人柄をつくり、人柄が人生を決めていく、という意味。毎日の小さな思いと行いの大切さを分かりやすく示した言葉として、作者がはっきりしないまま世界中で愛されている。
この言葉の使い方 朝のランニングを「やってみよう」と思ったことが習慣になり、今では粘り強さという自分の性格になりました。この言葉の流れを実感しています。作者ははっきりしないと添えたうえで、小さな習慣を大切にする姿勢を伝えたいです。
人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/サミュエル・スマイルズ
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