誠に艫舵なき船の大海に乗り出せしが如く、茫洋として寄るべきなく、ただあきれにあきれて居たるまでなり。
出典:『蘭学事始』(1815年)
出典について玄白が83歳ごろに書いた回想録『蘭学事始』の一節。Wikisourceの本文で確認した。旧字は読みやすく直した。
意味と背景
現代語訳:(ターヘル・アナトミアに初めて向き合った時は)まるで舵のない船で大海原に乗り出したようで、果てしなく広くて頼るものもなく、ただただあきれ果てているばかりだった。辞書も先生もない中で翻訳を始めた時の途方に暮れた気持ちを、正直に書いている。
座右の銘にするなら・面接での答え方
大学で初めて英語の論文を読んだ時、まさにこの気持ちでした。でも玄白たちも同じところから始めたと知って勇気が出ました。途方に暮れるのは挑戦の始まりの証拠だと思い、分からないことに飛びこむようにしています。

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