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貝原益軒の肖像写真
肖像画:作者不詳(江戸時代)『貝原益軒像』(パブリックドメイン)(ファイルのページ)

貝原益軒の名言

貝原益軒|1630〜1714年|日本(江戸時代前期〜中期)|儒学者・本草学者

福岡藩に仕えた儒学者。朱子学を学びながら、薬になる動植物を調べる本草学や、地理・歴史にも通じた。むずかしい学問を庶民にも分かる平易な言葉で書くことを心がけ、健康法の『養生訓』、子どもの教育論『和俗童子訓』、植物図鑑『大和本草』などを残した。晩年には朱子学への疑問を『大疑録』にまとめた。85歳まで長生きした。

のせている言葉:6こ(出典あり 6)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(6こ)
  1. 珍味の食に対すとも、八九分にてやむべし。十分に飽…
  2. およそ人の悪徳は矜なり。矜とは、ほこると読む。高…
  3. 人のほめ・そしりには、道理にちがえること多し。こ…
  4. 父母やわらかにして子を愛し過ごせば、子おこたりて…
  5. 幼い時より読書・手習・芸能をつとめ学びて、悪しき…
  6. 学ぶ者は、その心を虚しくし、その気を平らかにして…

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

1出典あり#健康#生き方
珍味ちんみの食しょくに対たいすとも、八九分はっくぶにてやむべし。十分じゅうぶんに飽あき満みつるは後のちの禍わざわいあり。

出典:『養生訓』巻第三(飲食上)(1713年)

出典について正徳3年(1713)刊の『養生訓』巻第三の一節。日本アイソトープ協会の医療史の資料に引用されているのを確認した。

意味と背景

現代語訳:どんなにおいしいごちそうを前にしても、八、九分目で食べるのをやめなさい。満腹になるまで食べると、後で体を壊す原因になる。いわゆる「腹八分目」の教えで、ほどほどが長生きの秘訣だという益軒の健康論の代表。

座右の銘にするなら・面接での答え方

食べすぎて午後の授業で眠くなることが多かったので、この言葉を守って腹八分目を心がけるようにしました。体が軽くなり集中力も上がりました。何事もほどほどが一番、という意味でも大切にしている言葉です。

2出典あり#心#教育#勉強
およそ人ひとの悪徳あくとくは矜きょうなり。矜きょうとは、ほこると読よむ。高慢こうまんのことなり。

出典:『和俗童子訓』(1710年)

出典について益軒の子ども教育論『和俗童子訓』の一節としてWikiquoteに載る。続けて「矜なれば自らを是として、その悪を知らず」とある。

意味と背景

現代語訳:人の悪い性質の中で一番いけないのは「矜」である。矜とは「ほこる」と読み、高慢のことだ。うぬぼれると自分が正しいと思いこみ、自分の悪いところに気づけなくなる。成長を止めるのは高慢だという教育の基本。

座右の銘にするなら・面接での答え方

テストで良い点を取った後、油断して次で大きく下げたことがあります。この言葉を知って、うまくいった時ほど謙虚に振り返るようにしています。慢心しないことが伸び続けるこつだと思います。

人ひとのほめ・そしりには、道理どうりにちがえること多おおし。ことごとく信しんずべからず。

出典:『和俗童子訓』(1710年)

出典について『和俗童子訓』の一節としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:人がほめたりけなしたりすることには、道理に合わないことが多い。全部をそのまま信じてはいけない。評判に一喜一憂せず、自分で正しいかどうかを判断せよという、今のネット社会にもそのまま通じる教え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

SNSの評価に振り回されて疲れた時、この言葉で気持ちを立て直しました。ほめ言葉も悪口も、筋の通ったものだけを受け止める。そう決めてから、人の目より自分の目標に集中できるようになりました。

4出典あり#家族#教育
父母ふぼやわらかにして子こを愛あいし過すごせば、子こおこたりて父母ふぼをあなどる。

出典:『和俗童子訓』(1710年)

出典について『和俗童子訓』の一節としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:父母が甘く、子どもをかわいがりすぎると、子は怠けて親を軽く見るようになり、慎みがなく行儀も悪くなる。愛情は大切だが、甘やかしは子のためにならないという、三百年前の子育て論。

座右の銘にするなら・面接での答え方

塾講師のアルバイトで、生徒に好かれようと甘くしすぎて宿題をやってこなくなった失敗があります。この言葉を知り、優しさと厳しさのバランスを考えるようになりました。本当の愛情は相手の成長を願うことだと思います。

幼おさない時ときより読書どくしょ・手習てならい・芸能げいのうをつとめ学まなびて、悪あしき方かたに移うつるべき暇ひまなく、苦労くろうさすべし。

出典:『和俗童子訓』(1710年)

出典について『和俗童子訓』の一節としてWikiquoteに載る。日本語の見出しは原文の一部を読みやすく縮めたもの。

意味と背景

現代語訳:子どもの時から、親や年長者に仕え、客に礼儀正しくし、読書・習字・芸ごとに励ませて、悪い方へ向かう暇がないほど苦労させるべきだ。若いうちに打ちこむものを持たせることが、何よりの教育だという考え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

中学生の時、部活と習い事で忙しくて大変でしたが、振り返るとその忙しさが自分を守ってくれていたと感じます。打ちこむものがある時間は宝です。後輩にも何か一つ夢中になれるものを勧めています。

6出典あり#勉強#心#教育
学まなぶ者ものは、その心こころを虚むなしくし、その気きを平たいらかにして、信しんずべきを信しんじ、疑うたがうべきを疑うたがえば可かなり。

原文(漢文)学者於其同異得失。虚其心。平其気。而精慮之。詳擇之。而信其可信。疑其可疑。則可也。

出典:『大疑録』

出典について晩年の益軒が、学んできた朱子学への疑問をまとめた『大疑録』の一節としてWikiquoteに載る。書き下しと現代語訳は自分でつけた。

意味と背景

現代語訳:学問をする者は、説の違いや良し悪しについて、心を空っぽにし、気持ちを落ち着けてよく考え、細かく選び分けて、信じるべきものは信じ、疑うべきものは疑えばよい。権威ある学説でも、うのみにせず自分で確かめる姿勢を説く。

座右の銘にするなら・面接での答え方

ネットで見た情報をうのみにして失敗したことがあります。この言葉を知ってから、気になる話は必ず元の資料を探して確かめています。信じるべきを信じ、疑うべきを疑う。学ぶ人の基本だと思っています。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/貝原益軒

ほかの日本の偉人の名言

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