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国木田独歩の肖像写真
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/)

国木田独歩の名言

国木田独歩|1871〜1908年|日本|小説家・詩人・編集者

千葉県銚子に生まれ、山口・広島で育った。新聞記者として日清戦争に従軍し、のちに詩や小説を書き始めた。自然と人の心を見つめた随筆『武蔵野』や短編『忘れえぬ人々』『牛肉と馬鈴薯』などで、日本の自然主義文学の先がけとなった。雑誌『婦人画報』の創刊にも関わった編集者でもある。結核のため36歳で亡くなった。

のせている言葉:7こ(出典あり 7)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(7こ)
  1. 武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはな…
  2. 武蔵野の美はただその縦横に通ずる数千条の路を、当…
  3. 忘れ得ぬ人は必ずしも忘れてかなうまじき人にあらず…
  4. 喫驚したいというのが僕の願なんです。
  5. 宇宙の不思議を知りたいという願ではない、不思議な…
  6. この生の孤立を感じて堪え難いほどの哀情を催して来…
  7. 天地悠々の感、人間存在の不思議の念などが心の底か…

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

武蔵野むさしのに散歩さんぽする人ひとは、道みちに迷まようことを苦くにしてはならない。どの路みちでも足あしの向むくほうへゆけば、かならずそこに見みるべく、聞きくべく、感かんずべき獲物えものがある。

出典:『武蔵野』(1898年)

出典について青空文庫の本文で確認。

意味と背景

武蔵野の雑木林の中の道は迷いやすいが、迷うことを恐れず、足の向くままに歩けば、どの道にも見るもの・聞くもの・感じるものが必ずある、という意味。目的地にまっすぐ向かうより、寄り道の中にこそ発見があるという考え方。

座右の銘にするなら・面接での答え方

回り道を恐れない人の座右の銘になります。面接では、進路に迷って遠回りした時期があったが、その間に出会った経験が今の志望につながったと話し、迷った道にも必ず得るものがあると考えている、と伝えると自然です。

武蔵野むさしのの美びはただその縦横たてよこに通つうずる数千条すうせんじょうの路みちを、当あてもなく歩あるくことによって始はじめて獲えられる。

出典:『武蔵野』(1898年)

出典について青空文庫の本文で確認。

意味と背景

武蔵野の美しさは、名所を見に行くことではなく、縦横に走る数えきれない道を、あてもなく歩くことで初めて味わえる、という意味。春夏秋冬・朝昼夕・月や雪や風、そのときどきの景色を自分の足で拾い集める楽しさを語っている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

自分の足で確かめることを大切にしたい人の座右の銘です。面接では、ネットの情報だけでなく実際に現地へ足を運んで調べるようにしてきた経験を話し、自分で歩いてこそ見える良さがあると考えている、と伝えるとよいでしょう。

3出典あり#人生#心#友情
忘わすれ得えぬ人ひとは必かならずしも忘わすれてかなうまじき人ひとにあらず。

出典:『忘れえぬ人々』(1898年)

出典について青空文庫の本文で確認。作中の無名の文学者・大津が自分の原稿の冒頭に書いた句として出てくる。

意味と背景

忘れられない人とは、恩人や親友のように「忘れてはならない人」とは限らない。旅の途中で一度見かけただけの見知らぬ人が、なぜか心に残り続けることがある、という意味。人生の中のささやかな出会いの不思議さを描いた作品の核心の一文。

座右の銘にするなら・面接での答え方

一期一会を大切にしたい人の座右の銘になります。面接では、旅先で少しだけ話した人の言葉が今も心に残り、進路を考えるきっかけになったという経験を話し、どんな出会いも大切にしたいと伝えると印象に残ります。

4出典あり#心#生き方#夢
喫驚きっきょうしたいというのが僕ぼくの願ねがいなんです。

出典:『牛肉と馬鈴薯』(1901年)

出典について青空文庫の本文で確認。作中の人物・岡本が、理想(馬鈴薯)と現実(牛肉)をめぐる議論の中で語る言葉。

意味と背景

自分の本当の願いは、何かを手に入れることでも知ることでもなく、ただ「驚きたい」ことだ、という意味。周りの人には馬鹿にされるが、岡本は、宇宙や生死の不思議に慣れきってしまわず、心から驚ける感性を取り戻したいと語る。

座右の銘にするなら・面接での答え方

新鮮な驚きを忘れたくない人の座右の銘です。面接では、毎日同じ仕事でも小さな発見を楽しむようにしていると話し、慣れてしまわずに「驚ける心」を持ち続けることが、改善や新しいアイデアにつながると伝えると個性的な答えになります。

5出典あり#心#自然#勉強
宇宙うちゅうの不思議ふしぎを知しりたいという願ねがいではない、不思議ふしぎなる宇宙うちゅうを驚おどろきたいという願ねがいです。

出典:『牛肉と馬鈴薯』(1901年)

出典について青空文庫の本文で確認。上の「喫驚したい」の説明として、作中の岡本が語る言葉。

意味と背景

宇宙の仕組みを知識として知りたいのではない。この不思議に満ちた宇宙そのものに、心の底から驚きたいのだ、という意味。知ることと感じることの違いを鋭く言い分けた一文で、慣れによって鈍った感動を取り戻したいという願いが表れている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

知識だけでなく感動を大切にしたい人に合う座右の銘です。面接では、理科の知識として知っていた星空を、実際に山で見て心から感動した経験を話し、知るだけでなく感じることを大事にしたいと伝えるとよいでしょう。

6出典あり#心#友情#人生
この生なまの孤立こりつを感かんじて堪たえ難がたいほどの哀情あいじょうを催もよおして来くる。その時とき僕ぼくの主我しゅがの角かどがぼきり折おれてしまって、なんだか人ひと懐なつかしくなって来くる。

出典:『忘れえぬ人々』(1898年)

出典について青空文庫の本文で確認。作中の大津が、なぜ見知らぬ人々を忘れられないのかを語る場面。

意味と背景

夜ふけに一人で灯に向かっていると、生きることの孤独が身にしみて、たまらなく悲しくなる。その時、意地を張っていた自分の心の角がぽきりと折れて、人が恋しくなる、という意味。孤独を知るからこそ人のぬくもりが分かる、という感覚を描いている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

一人の時間を通して人の大切さに気づいた人に合う言葉です。面接では、一人暮らしで孤独を感じた時に周りの人のありがたさに気づき、それ以来、自分から声をかけるようになった経験を話すと、この言葉らしい答えになります。

7出典あり#自然#人生#心
天地てんち悠々ゆうゆうの感かん、人間にんげん存在そんざいの不思議ふしぎの念ねんなどが心こころの底そこからわいて来くるのは自然しぜんのことだろうと思おもう。

出典:『忘れえぬ人々』(1898年)

出典について青空文庫の本文で確認。阿蘇山の噴煙を見た場面を語る部分。

意味と背景

阿蘇の噴火口から白い煙が空を突く雄大な景色を前にすると、天地の広大さと、その中に人間が存在していることの不思議が、心の底からわき上がってくる、という意味。大自然の前で自分の小ささと命の不思議を感じる体験を描いている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

大自然の中で自分を見つめ直す経験を大切にしたい人に合います。面接では、登山で雄大な景色を見て悩みが小さく思えた経験を話し、行き詰まった時は視野を広げて考えるようにしている、と伝えると具体的です。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/国木田独歩

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