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本居宣長の肖像写真
肖像画:本居宣長(自画自賛)『本居宣長四十四歳自画自賛像』(パブリックドメイン)(ファイルのページ)

本居宣長の名言

本居宣長|1730〜1801年|日本(江戸時代中期)|国学者・医師

伊勢松坂(三重県)の商家に生まれ、医者として働きながら日本の古典を研究した国学者。賀茂真淵との一夜の出会いをきっかけに『古事記』の研究に打ちこみ、35年かけて注釈書『古事記伝』を完成させた。『源氏物語』の本質を「もののあはれ」と説いたことでも知られる。全国に500人近い門人がいた。

のせている言葉:6こ(出典あり 6)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(6こ)
  1. わが後に、またよき考えの出で来たらんには、必ずわ…
  2. 歌の本体、政治をたすくるためにもあらず、身をおさ…
  3. あわれという言葉は、見る物、聞くこと、なすわざに…
  4. めでたき花を見、さやかなる月に向かいて、あわれと…
  5. 何にまれ、よのつねならずすぐれたる徳のありて、か…
  6. 敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花。

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

わが後のちに、またよき考かんがえの出いで来きたらんには、必かならずわが説せつになずみそ。

出典:『玉勝間』二の巻「わがをしへ子にいましめおくやう」

出典について宣長の随筆『玉勝間』で、弟子たちへの戒めとして書いた一節。Wikiquoteに出典つきで載る。

意味と背景

現代語訳:私について学ぶ人たちも、私の後にもっと良い考えが出てきたなら、決して私の説にこだわってはいけない。師の説でも間違っていれば正せ、と弟子に言い残した。学問は師を超えて進むものだという、学者としての誠実さが表れている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

後輩に仕事を教える時、「自分のやり方より良い方法があったら遠慮なく教えて」と伝えています。この言葉のように、教える側がこだわりを捨てると、チーム全体が成長します。学び合う関係を大切にしたいです。

2出典あり#言葉#心#夢
歌うたの本体ほんたい、政治せいじをたすくるためにもあらず、身みをおさむる為ためにもあらず、ただ心こころに思おもうことをいうより外ほかなし。

出典:『排蘆小船』

出典について若い頃の歌論『排蘆小船(あしわけおぶね)』の一節としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:和歌の本質は、政治の役に立つためでも、自分の行いを正すためでもない。ただ心に思うことを言い表す以外の何ものでもない。役に立つかどうかより、心をそのまま表すことに価値があるという、文学の独立宣言のような言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

趣味で詩を書いていますが、何の役に立つのかと聞かれて答えに困ったことがあります。この言葉を知り、心を言葉にすること自体に意味があると胸を張れるようになりました。自分の気持ちに正直でいたいです。

3出典あり#心#言葉#自然
あわれという言葉ことばは、見みる物もの、聞きくこと、なすわざにふれて、情こころの深ふかく感かんずることをいうなり。

出典:『石上私淑言』巻一

出典について歌論『石上私淑言(いそのかみのささめごと)』巻一の一節としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:「あわれ」という言葉は、言い方はいろいろあるが、意味はみな同じで、見るもの・聞くこと・することに触れて、心が深く動くことをいうのだ。宣長が説いた「もののあわれ」の定義で、悲しさだけでなく、心が動くこと全般を指す。

座右の銘にするなら・面接での答え方

毎日を忙しく過ごしていると、心が動く瞬間を見逃しがちです。この言葉を知ってから、季節の変化や人の優しさに気づいたら、メモに残すようにしています。感じる心を育てることも大切な力だと思います。

4出典あり#心#自然#幸せ
めでたき花はなを見み、さやかなる月つきに向むかいて、あわれと情こころの動うごく、すなわちこれ、もののあわれを知しるなり。

出典:『石上私淑言』巻一

出典について『石上私淑言』巻一の一節としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:もののあわれを知っているかどうかの違いは、たとえば美しい花を見たり、澄んだ月に向かったりして、ああ、と心が動くかどうかだ。それがすなわち、もののあわれを知るということである。感動できる心そのものに価値を見いだした言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

きれいな景色を見ても写真を撮るだけで終わっていた自分に気づき、この言葉を座右の銘にしました。まず心で感じることを大切にしています。人の気持ちに気づける優しさも、同じ心から生まれると思います。

5出典あり#自然#心
何なににまれ、よのつねならずすぐれたる徳とくのありて、かしこき物ものを迦微かみとは云いうなり。

出典:『古事記伝』神代一之巻

出典について35年かけて完成させた『古事記伝』で「神(かみ)」とは何かを定義した有名な一節。Wikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:何であれ、普通ではない、すぐれた力をもっていて、おそれ多く感じられるものを「かみ」と言うのだ。良いものだけでなく、山や海、動物、時には恐ろしいものまで含む。日本人の神の感じ方を言い当てた定義として知られる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

自然の中で圧倒される経験をした時、この言葉が腑に落ちました。人の力を超えたものへの畏れを忘れないことは、謙虚さにつながると思います。自然や人の力を敬う気持ちを大切にしています。

6出典あり#自然#心#言葉
敷島しきしまの大和心やまとごころを人ひと問とわば、朝日あさひに匂におう山桜花やまざくらばな。

出典:六十一歳自画自賛像の賛(1790年)

出典について宣長が61歳の時に描いた自画像に書き添えた歌としてWikiquoteに載る。のちに戦争中、特攻隊の部隊名(敷島隊・大和隊・朝日隊・山桜隊)に使われたが、宣長自身にはそうした意図はない。

意味と背景

現代語訳:日本人の心とは何かと人に聞かれたら、朝日に照り輝く山桜の花だと答えよう。理屈ではなく、美しいものに素直に感動する心こそが日本人らしさだ、という宣長の考えを歌にしたもの。

座右の銘にするなら・面接での答え方

留学生に「日本人らしさって何?」と聞かれた時、この歌を紹介しました。美しいものに素直に感動する心だと説明すると、とても喜ばれました。自分の文化を自分の言葉で語れる人でありたいです。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/本居宣長

ほかの日本の偉人の名言

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