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写真:Napoleon Sarony(1882年)/Wikimedia Commons(パブリックドメイン)(ファイルのページ ) ワイルドの名言 オスカー・ワイルド|1854〜1900年|アイルランド→イギリス|作家・劇作家
アイルランド生まれの作家・劇作家。小説『ドリアン・グレイの肖像』、童話『幸福な王子』、喜劇『真面目が肝心』などで知られる。逆説に満ちた気のきいた会話で社交界の人気者となったが、晩年は投獄され、失意のうちにパリで亡くなった。機知に富む名言の作者として名前を使われやすい。
のせている言葉:15こ(出典あり 11・実は言っていない 4)更新:2026-10-20
この人の名言の一覧(15こ) 私たちは皆どぶの中にいる。だが、その中には星を見… 世の中で、うわさされることより悪いことが一つだけ… 私は誘惑以外のものなら、何にでも抵抗できる。 自分を愛することは、一生続くロマンスの始まりであ… 経験とは、誰もが自分の失敗につける名前である。 皮肉屋とは、あらゆるものの値段を知っていて、何の… たいていの人は他人である。その考えは誰かの意見で… 生きることは、この世で最もまれなことだ。たいてい… 真実が純粋であることはめったになく、単純であるこ… 道徳的な本とか不道徳な本とかいうものは存在しない… キリストが「敵を許せ」と言ったのは、敵のためでは… いつも敵を許してやりなさい。それほど敵をいらだた… 私は、何でも知っていられるほど若くはない。 私は仕事が好きだ。仕事には心を奪われる。何時間で… ある人はどこへ行っても幸せをもたらし、ある人は去…
それぞれの名言に、出典 (どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり 伝承・出典未確認 実は言っていない )をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。
私たちは皆みな どぶの中にいる。だが、その中には星を見上げている者もいる。 原文(英語) We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars.
出典:喜劇『ウィンダミア卿夫人の扇』第3幕(ダーリントン卿のせりふ)(1892年)
出典について 戯曲の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 人は誰でも欠点や弱さを抱え、決して立派とは言えない場所にいる。それでも、その中から高い理想や美しいものを見上げ続ける人もいる、という意味。どんな境遇にあっても、上を向く心を失わない人の気高さを、ワイルドらしい美しいたとえで表している。
座右の銘にするなら・面接での答え方 うまくいかない時期でも、目標を見失わないことが大切だと思っています。浪人中、つらい毎日でも志望校のパンフレットを机に置いて頑張りました。どんな状況でも星を見上げる、前向きな人でありたいと考えています。
世の中で、うわさされることより悪いことが一つだけある。それは、うわさされないことだ。 原文(英語) there is only one thing in the world worse than being talked about, and that is not being talked about.
出典:小説『ドリアン・グレイの肖像』第1章(ヘンリー卿のせりふ)(1890年)
出典について 小説の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 人にあれこれ言われるのは嫌なものだが、誰にも話題にされず、存在さえ気づかれないことの方がもっと悪い、という皮肉。絵を発表したがらない画家に、皮肉屋のヘンリー卿が言う言葉で、注目されることの価値をひねった言い方で語っている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 批判を恐れて何もしないより、話題にされるくらい挑戦する方がいいと考えています。ただ注目されるだけでなく、中身で評価されることが大事です。仕事でも、良い意味で話題にされるような成果を出したいと思っています。
私は誘惑ゆうわく 以外のものなら、何にでも抵抗ていこう できる。 原文(英語) I can resist everything except temptation.
出典:喜劇『ウィンダミア卿夫人の扇』第1幕(ダーリントン卿のせりふ)(1892年)
出典について 戯曲の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 「何にでも抵抗できる」と言いながら、抵抗すべき一番のものである誘惑には勝てない、という自分を笑うしゃれ。人間の意志の弱さを、ユーモアたっぷりに認めてしまうワイルドらしい逆説で、誰もがどきりとする本音を突いている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 座右の銘というより、自分の弱さを笑って認めるための言葉です。夜中のお菓子の誘惑に負けがちなので、最初から買い置きしないようにしています。誘惑に勝つには、意志より仕組みが大事だと考え、仕事にも生かしています。
自分を愛することは、一生続くロマンスの始まりである。 原文(英語) To love oneself is the beginning of a lifelong romance
出典:喜劇『理想の夫』第3幕(ゴーリング卿のせりふ)(1895年)
出典について 戯曲の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 おしゃれでうぬぼれ屋の青年貴族が、鏡を見ながら召使いに言う冗談めいた言葉。劇の中では自己中心的な人物の皮肉だが、今では「自分を大切にすることが、幸せな人生の出発点になる」という前向きな意味で引用されることも多い。
座右の銘にするなら・面接での答え方 自分を責めすぎて疲れた時期に、この言葉で自分を大切にすることの意味を考えました。自分を好きでいられると、人にも優しくなれます。仕事でも、自分を大切にしながら、周りの人を思いやれる人でありたいです。
経験とは、誰だれ もが自分の失敗につける名前である。 原文(英語) Experience is the name every one gives to their mistakes.
出典:喜劇『ウィンダミア卿夫人の扇』第3幕(ダンビーのせりふ)(1892年)
出典について 戯曲の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 人は自分の失敗を「経験」と呼んで、格好よく言いかえる、という皮肉。ただ裏を返せば、失敗も経験として生かせば価値になる、とも読める。劇ではこの後「失敗がなければ人生は退屈だろう」という言葉が続き、失敗の大切さもさりげなく語られている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 アルバイトでの失敗も、今では人に教えられる「経験」になっています。この言葉の通り、失敗は生かせば経験に変わります。仕事でも、失敗を恐れず挑戦し、その経験を次に生かせる人でありたいと考えています。
皮肉屋とは、あらゆるものの値段を知っていて、何の価値も知らない人のことだ。 原文(英語) A man who knows the price of everything and the value of nothing.
出典:喜劇『ウィンダミア卿夫人の扇』第3幕(ダーリントン卿のせりふ)(1892年)
出典について 戯曲の原文(Project Gutenberg)。「皮肉屋とは何か」と聞かれた答えのせりふ。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 物の値段ばかりを気にして、そのものが持つ本当の価値、つまり美しさや思い出や心のつながりには目を向けない人への皮肉。お金で測れるものと測れないものの違いを、短くするどく言い当てた、ワイルドの最も有名な警句の一つである。
座右の銘にするなら・面接での答え方 祖母が作ってくれた手編みのマフラーは値段がつけられないほど大切です。この言葉の通り、本当の価値はお金では測れないと思います。仕事でも、数字だけでなく、お客様の気持ちや信頼といった価値を大切にしたいです。
たいていの人は他人である。その考えは誰だれ かの意見で、その人生はものまねで、その情熱は引用なのだ。 原文(英語) Most people are other people. Their thoughts are some one else's opinions, their lives a mimicry, their passions a quotation.
出典:獄中記『デ・プロフンディス(深き淵より)』(1897年)
出典について 獄中で書いた長い手紙『デ・プロフンディス』の原文(Project Gutenberg)。1905年に死後出版された。
意味と背景 多くの人は、自分の頭で考えず、他人の意見を自分の考えだと思い込み、誰かのまねをして生きている、という鋭い指摘。投獄されて全てを失ったワイルドが、本当に自分自身として生きることの難しさと大切さを見つめて書いた言葉である。
座右の銘にするなら・面接での答え方 人気の意見に流されていないか、自分の考えを持っているか、時々自分に問いかけるようにしています。この言葉は耳が痛いですが大切です。仕事でも、人の意見をうのみにせず、自分の言葉で考えを伝えられる人でありたいです。
生きることは、この世で最もまれなことだ。たいていの人は、ただ存在しているだけである。 原文(英語) To live is the rarest thing in the world. Most people exist, that is all.
出典:評論『社会主義下の人間の魂』(1891年)
出典について 評論の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 物をため込むことに人生を費やさず、自分らしさを十分に発揮して生きる人はとても少ない。多くの人は、ただ息をして日々を過ごしているだけだ、という意味。本当に生きるとはどういうことか、読む人に問いかけている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 毎日を何となく過ごすのではなく、心から「生きている」と感じられる時間を増やしたいと考えています。好きなことに打ち込む時間を大切にしています。仕事でも、ただこなすのではなく、自分らしさを発揮して働きたいです。
真実が純粋じゅんすい であることはめったになく、単純であることは決してない。 原文(英語) The truth is rarely pure and never simple.
出典:喜劇『まじめが肝心』第1幕(アルジャノンのせりふ)(1895年)
出典について 戯曲の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 「これが純粋で単純な真実だ」と言う友人に、すかさず言い返した言葉。本当のことは、たいていいくつもの事情がからみ合っていて、一言では説明できない、という意味。物事を単純に決めつけない大切さを、軽妙なやりとりの中で教えてくれる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 もめごとの原因を一人のせいにしがちでしたが、話を聞くと、いくつもの事情が重なっていると分かりました。この言葉の通り、真実は単純ではありません。仕事でも、物事を決めつけず多くの面から考えられる人でありたいです。
道徳的な本とか不道徳な本とかいうものは存在しない。本は、よく書けているか、下手に書けているか、それだけだ。 原文(英語) There is no such thing as a moral or an immoral book. Books are well written, or badly written. That is all.
出典:小説『ドリアン・グレイの肖像』序文(1891年)
出典について 小説の単行本に付けられた序文の原文(Project Gutenberg)。英語版Wikiquoteにも載っている。
意味と背景 芸術作品は、道徳的に良いか悪いかで判断すべきではなく、作品としての出来ばえで判断すべきだ、という主張。雑誌に発表した『ドリアン・グレイの肖像』が不道徳だと激しく批判されたワイルドが、芸術のための芸術を掲げて反論した序文の言葉である。
座右の銘にするなら・面接での答え方 作品を評価する時、好き嫌いや先入観ではなく、出来ばえそのものを見るよう心がけています。この言葉は、物事を正しく評価する目を持つことの大切さを教えてくれます。仕事でも、公平に中身を見て判断する人でありたいです。
キリストが「敵を許せ」と言ったのは、敵のためではなく、自分自身のためであり、愛が憎にく しみより美しいからである。 原文(英語) When he says, 'Forgive your enemies,' it is not for the sake of the enemy, but for one's own sake that he says so, and because love is more beautiful than hate.
出典:獄中記『デ・プロフンディス(深き淵より)』(1897年)
出典について 獄中で書いた長い手紙『デ・プロフンディス』の原文(Project Gutenberg)。
意味と背景 許すことは相手のためだけではない。憎しみを抱え続ければ自分の心が傷つくので、自分自身を救うためにも許すのだ、という意味。愛が憎しみより美しいからだという言葉には、深い苦しみの中で許すことを学んだ、晩年のワイルドの思いがこもっている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 友人に裏切られたと感じた時、恨み続けていた間は自分が一番苦しかったです。許すと決めてから、心が軽くなりました。この言葉の通り、許すことは自分のためでもあります。仕事でも、引きずらずに前を向ける人でありたいです。
いつも敵を許してやりなさい。それほど敵をいらだたせることはないのだから。 原文(英語) Always forgive your enemies; nothing annoys them so much.
出典:ワイルドの著作になし(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころ ワイルドの名言として非常に有名だが、英語版Wikiquoteによれば、著作にはない。確かめられる最も早い例は、ワイルドの死後半世紀近くたった1949年の別の作家の格言で、1954年ごろからワイルドの言葉とされるようになった。
意味と背景 許すことで相手を悔しがらせる、という皮肉の効いた冗談。ワイルドらしい言い回しなので本人の言葉と思われているが、実際に『デ・プロフンディス』で書いたのは「敵を許すのは自分のため、愛が憎しみより美しいから」という、ずっと真剣な言葉だった。
この言葉の使い方 冗談として面白い言葉ですが、本人の言葉ではありません。面接では、本物の『デ・プロフンディス』の「許すのは自分のため」という言葉と並べて紹介すると、出典を確かめる姿勢と、許すことへの自分の考えの両方が伝わります。
私は、何でも知っていられるほど若くはない。 原文(英語) I'm not young enough to know everything.
出典:J・M・バリーの戯曲『あっぱれクライトン』(1903年)。英語版Wikiquote「Misattributed」
本当の出どころ ワイルドの言葉として紹介されることがあるが、英語版Wikiquoteによれば、『ピーター・パン』の作者ジェームズ・M・バリー(1937年没)の戯曲『あっぱれクライトン』のせりふ。
意味と背景 若者は何でも知っているつもりになりがちだ、という皮肉を、「年を取ったので何でも知るほど若くない」と逆さに言った言葉。ワイルドの逆説の言い回しによく似ているため取り違えられたが、作者は同じ時代の劇作家バリーである。
この言葉の使い方 若いうちは分かったつもりになりがちだと、自分を戒める言葉として面白いと思います。紹介する時は、作者がワイルドではなく『ピーター・パン』のバリーだと添えると話が広がります。知ったかぶりをせず学び続けたいです。
私は仕事が好きだ。仕事には心を奪うば われる。何時間でも座って眺なが めていられる。 原文(英語) I like work: it fascinates me. I can sit and look at it for hours.
出典:ジェローム・K・ジェローム『ボートの三人男』(1889年)。英語版Wikiquote「Misattributed」
本当の出どころ ワイルドの言葉として出回ることがあるが、英語版Wikiquoteによれば、イギリスのユーモア作家ジェローム・K・ジェローム(1927年没)の小説『ボートの三人男』の一節。
意味と背景 「仕事が好き」と言っておきながら、実は眺めているだけで手は動かさない、という怠け者のユーモア。軽妙な言い回しがワイルドを思わせるため取り違えられたが、同じ時代のユーモア小説の言葉である。
この言葉の使い方 座右の銘には向きませんが、思わず笑ってしまう言葉です。面接で使うなら、「眺めるだけでなく手を動かすタイプです」と笑いを交えて自分の行動力を伝え、作者はジェロームだと添えると印象に残るでしょう。
ある人はどこへ行っても幸せをもたらし、ある人は去っていくたびに幸せをもたらす。 原文(英語) Some cause happiness wherever they go; others whenever they go.
出典:ワイルドの著作になし(英語版Wikiquote「Disputed」)(1908年)
本当の出どころ ワイルドの言葉として有名だが、英語版Wikiquoteによれば、1908年の保険業界の雑誌に作者名なしで載ったのが早い例で、ワイルドの言葉とされたのは1955年から。著作の中には見つかっていない。
意味と背景 いるだけで周りを明るくする人もいれば、いなくなると周りがほっとする人もいる、という皮肉。英語の「wherever(どこへ行っても)」と「whenever(去るたびに)」の言葉遊びで、ワイルド風だが作者ははっきりしない。
この言葉の使い方 自分は「どこへ行っても幸せをもたらす」側の人でありたいと、笑いながら思い出す言葉です。ただ作者は不明なので、紹介する時はその点を添えます。職場でも、いるだけで雰囲気が明るくなる人を目指しています。
人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89
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