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荀子のイラスト
イラスト(AIで作成)・本人の写真ではありません

荀子の名言

荀子(荀況)|前313ごろ〜前238ごろ年|中国(戦国時代末期)|思想家(儒家)

中国・戦国時代末期の趙の人で、名は況。斉の学問の中心地・稷下で学者の長をつとめ、のち楚の蘭陵の長官となった。孔子の教えを受け継ぎながら、孟子の性善説に対して、人の本性は放っておけば欲に流れるので、学問と礼によって正す必要があるという「性悪説」を説いた。弟子に法家の韓非子や秦の宰相・李斯がいる。

のせている言葉:10こ(出典あり 10)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(10こ)
  1. 学は以て已むべからず。青はこれを藍より取りて、藍…
  2. 跬歩を積まざれば、以て千里に至る無し。小流を積ま…
  3. 鍥みてこれを舎けば、朽木も折れず。鍥みて舎かざれ…
  4. 蓬も麻中に生ずれば、扶けずして直し。
  5. 君子の学は、耳より入り、心に著き、四体に布き、動…
  6. 人の性は悪なり。その善なる者は偽なり。
  7. 道は邇しと雖も行かざれば至らず。事は小なりと雖も…
  8. 我を非として当たる者は吾が師なり。我を是として当…
  9. 天行常有り。尭の為に存せず、桀の為に亡びず。
  10. 君は舟なり。庶人は水なり。水は則ち舟を載せ、水は…

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

学がくは以もって已やむべからず。青あおはこれを藍あいより取とりて、藍あいよりも青あおし。

原文(漢文)學不可以已。靑,取之於藍而靑於藍;冰,水爲之而寒於水。

出典:『荀子』勧学篇

出典について『荀子』の第一篇・勧学篇の冒頭。中国語版Wikisourceの本文で確認した。「出藍の誉れ」「青は藍より出でて藍より青し」の出どころ。書き下しと現代語訳は自分でつけた。

意味と背景

現代語訳:学問は途中でやめてはいけない。青い染料は藍という草から取るが、もとの藍よりも青い。氷は水からできるが、水よりも冷たい。学び続ければ、人はもとの自分を超え、師をも超えることができる、という励まし。

座右の銘にするなら・面接での答え方

中学の部活の恩師に「いつか自分を超えてくれ」と言われ、この言葉を教わりました。学び続ければ、もとの自分も先生も超えられる。その期待に応えられるよう、今も練習と勉強を続けています。

2出典あり#努力#勉強#夢
跬歩きほを積つまざれば、以もって千里せんりに至いたる無なし。小流しょうりゅうを積つまざれば、以もって江海こうかいを成なす無なし。

原文(漢文)不積跬步,無以至千里;不積小流,無以成江海。

出典:『荀子』勧学篇

出典について『荀子』勧学篇。中国語版Wikisourceの本文で確認した(本文の「至」には「致」とする異本がある)。

意味と背景

現代語訳:半歩ずつでも積み重ねなければ、千里の遠くまでは行けない。小さな流れを集めなければ、大河や海はできない。どんな大きなことも、小さな積み重ねからしか生まれないという、努力の基本。

座右の銘にするなら・面接での答え方

毎日十分だけ英語の音読を続けて、一年後に英検に合格できました。この言葉の通り、小さな一歩の積み重ねが千里になります。大きな目標ほど、今日の一歩を大事にするようにしています。

鍥きざみてこれを舎おけば、朽木きゅうぼくも折おれず。鍥きざみて舎おかざれば、金石きんせきも鏤ちりばむべし。

原文(漢文)鍥而舍之,朽木不折;鍥而不舍,金石可鏤。

出典:『荀子』勧学篇

出典について『荀子』勧学篇。中国語版Wikisourceの本文で確認した。

意味と背景

現代語訳:刻んでいても途中でやめてしまえば、腐った木さえ折れない。刻み続けてやめなければ、金属や石にさえ彫りこむことができる。才能より続けることが大事で、あきらめない人が最後に大きなことを成しとげるという意味。

座右の銘にするなら・面接での答え方

何度やってもできなかった逆上がりを、毎日練習して半年後にできるようになった経験が原点です。この言葉の通り、やめなければ固い石にも刻める。苦手なことほど、少しずつ続けることを大切にしています。

蓬よもぎも麻中まちゅうに生しょうずれば、扶たすけずして直なおし。

原文(漢文)蓬生麻中,不扶而直。

出典:『荀子』勧学篇

出典について『荀子』勧学篇。中国語版Wikisourceの本文で確認した。「麻の中の蓬」のことわざの出どころ。

意味と背景

現代語訳:曲がって育ちやすいよもぎも、まっすぐ伸びる麻の中に生えれば、支えなくてもまっすぐに育つ。人も、良い環境や良い仲間の中にいれば、自然と良い方向に育つ。だから付き合う相手や学ぶ場所を選べ、という教え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

勉強熱心な友人たちと同じ塾に通ったら、自然と自分も机に向かう時間が増えました。環境の力は大きいと実感しています。自分も誰かにとっての「麻」になれるよう、まじめに取り組む姿を見せたいです。

君子くんしの学がくは、耳みみより入いり、心こころに著つき、四よん体たいに布しき、動静どうせいに形あらわる。小人しょうじんの学がくは、耳みみより入いり、口くちより出いづ。

原文(漢文)君子之學也,入乎耳,箸乎心,布乎四體,形乎動静。…小人之學也,入乎耳,出乎口。口耳之間則四寸耳,曷足以美七尺之軀哉!

出典:『荀子』勧学篇

出典について『荀子』勧学篇。中国語版Wikisourceの本文で確認した。

意味と背景

現代語訳:立派な人の学びは、耳から入って心に定着し、体のすみずみに行きわたり、ふだんの行動に表れる。つまらない人の学びは、耳から入ってすぐ口から出ていく。口と耳の間はわずか四寸、それで七尺の体を立派にできようか。聞きかじりを人に話すだけの学びを戒めた言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

本で読んだことをすぐ人に話して満足していた自分に、この言葉はぐさりと来ました。今は、学んだことを一つでも実際に行動に移すことを目標にしています。身につくまでやってこそ学びだと思います。

6出典あり#教育#努力#心
人ひとの性せいは悪わるなり。その善ぜんなる者ものは偽ぎなり。

原文(漢文)人之性惡,其善者僞也。

出典:『荀子』性悪篇

出典について『荀子』性悪篇の冒頭。中国語版Wikisourceの本文で確認した。ここでの「偽」は「うそ」ではなく「人為(人の手を加えること)」の意味で、唐代の注釈者・楊倞も「偽は為なり」と注している。

意味と背景

現代語訳:人の生まれつきの性質は、放っておけば悪い方へ流れるものだ。人が善い行いをするのは、学びや礼という人の努力(人為)によるものである。人間は悪人だという意味ではなく、だからこそ教育と努力が必要だという主張。

座右の銘にするなら・面接での答え方

この言葉を「人は悪い」と読むのは誤解で、「人は努力で善くなれる」という意味だと知って驚きました。生まれつきではなく、学びで自分を変えられる。その希望を感じて座右の銘にしています。

道みちは邇ちかしと雖いえども行いかざれば至いたらず。事ことは小しょうなりと雖いえども為なさざれば成ならず。

原文(漢文)道雖邇,不行不至;事雖小,不爲不成。

出典:『荀子』修身篇

出典について『荀子』修身篇。中国語版Wikisourceの本文で確認した。

意味と背景

現代語訳:道のりがどんなに近くても、歩き出さなければたどり着かない。物事がどんなに小さくても、やらなければ成しとげられない。足の悪いすっぽんでも歩き続ければ千里に至り、名馬でも走らなければ着かない、という話に続く。行動こそすべての始まりだという教え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

簡単な宿題ほど後回しにしてしまう癖がありました。この言葉を知ってから、小さいことこそすぐやるようにしています。どんなに近い目標も、動かなければ一歩も近づきません。

8出典あり#友情#勉強#心
我われを非ひとして当あたる者ものは吾わが師しなり。我われを是ぜとして当あたる者ものは吾わが友ともなり。我われに諂諛てんゆする者ものは吾わが賊ぞくなり。

原文(漢文)非我而當者,吾師也;是我而當者,吾友也;諂諛我者,吾賊也。

出典:『荀子』修身篇

出典について『荀子』修身篇。中国語版Wikisourceの本文で確認した。

意味と背景

現代語訳:私の間違いを正しく指摘してくれる人は、私の先生である。私の正しさを正しく認めてくれる人は、私の友である。私にこびへつらう人は、私をだめにする敵である。耳の痛い忠告をくれる人こそ大切にせよ、という教え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

先輩に厳しく指摘されて落ちこんだことがありますが、この言葉を知って、あの人は自分の先生だったと気づきました。今は、耳の痛い意見をくれる人にこそ感謝を伝えるようにしています。

9出典あり#努力#人生#心
天行てんこう常つね有あり。尭ぎょうの為ために存そんせず、桀けつの為ために亡ほろびず。

原文(漢文)天行有常,不為堯存,不為桀亡。應之以治則吉,應之以亂則凶。

出典:『荀子』天論篇

出典について『荀子』天論篇の冒頭。中国語版Wikisourceの本文で確認した。

意味と背景

現代語訳:天(自然)の運行には決まった法則があり、名君の尭のために続くわけでも、暴君の桀のために滅びるわけでもない。それに正しく対応すれば幸いとなり、でたらめに対応すれば災いとなる。運や天のせいにせず、人間の努力で結果が決まるという合理的な考え方。

座右の銘にするなら・面接での答え方

試験の結果を運のせいにしたくなった時、この言葉を思い出します。天気も運も自分では変えられませんが、それにどう備えるかは自分しだい。結果は準備で決まると考えて行動しています。

10出典あり#リーダー#仕事
君きみは舟ふねなり。庶人しょじんは水みずなり。水みずは則すなわち舟ふねを載のせ、水みずは則すなわち舟ふねを覆くつがえす。

原文(漢文)君者、舟也,庶人者、水也;水則載舟,水則覆舟。

出典:『荀子』王制篇(哀公篇にも孔子の言葉として)

出典について『荀子』王制篇に「伝に曰く」として引かれ、哀公篇では孔子が魯の哀公に語った言葉として出てくる。荀子が古い言い伝えとして引いた言葉で、荀子自身が作った言葉ではない。中国語版Wikisourceの本文で確認した。

意味と背景

現代語訳:君主は舟で、民は水である。水は舟を浮かべて運ぶが、その水が舟をひっくり返すこともある。リーダーは支えてくれる人々の力で立っているのであり、その人たちを大切にしなければ、たちまち倒されるという戒め。

座右の銘にするなら・面接での答え方

部長を務めた時、メンバーの協力なしには何もできないと痛感しました。この言葉のように、リーダーは支えてくれる人によって浮かぶ舟です。いつもメンバーへの感謝を言葉にするよう心がけていました。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/荀子

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人物の絵のうち写真でないものはAIで作ったイラストで、本人の写真・肖像画ではありません。肖像写真の出典は「出典の決め方」のページにまとめています。

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