肖像画:ラファエロ・サンツィオ『アテナイの学堂(部分)』(パブリックドメイン)(ファイルのページ)プラトンの名言
プラトン|前427〜前347年|古代ギリシャ|哲学者
ソクラテスの弟子で、師の対話を『ソクラテスの弁明』『国家』などの作品に書き残した古代ギリシャの哲学者。アテネに学園アカデメイアを開き、アリストテレスを育てた。目に見えるものの奥に本当の姿(イデア)があると考えた。西洋哲学の源とされ、名言も多く彼の名で出回っている。
のせている言葉:16こ(出典あり 9・実は言っていない 7)更新:2026-10-20
この人の名言の一覧(16こ)
- どんな仕事も、始まりが一番大切だ。
- 自分が治めることを拒んだ者に下される最大の罰は、…
- 哲学者が王となって国を治めるか、今の王や権力者が…
- 教育とは、見えない目に視力を入れるように、心にな…
- 自由な人間は、どんな学びも奴隷のように強いられて…
- 国のあり方がいったん良い方向に動き出せば、輪が広…
- 恋に触れられると、それまで詩に縁のなかった人でも…
- 全体であろうとする欲求と、それを求めること。それ…
- テアイテトスよ、少しずつでも前に進み続けられる者…
- 賢い者は言うべきことがあるから話し、愚か者は何か…
- 暗闇を怖がる子どもは簡単に許せる。人生の本当の悲…
- 必要は発明の母である。
- 勇気とは、何を恐れ、何を恐れなくてよいかを知るこ…
- 戦争の終わりを見たのは、死者だけである。
- 親切であれ。あなたが出会うだれもが、厳しい戦いを…
- 音楽は宇宙に魂を、心に翼を、想像力に飛ぶ力を与え…
それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。
どんな仕事も、始まりが一番大切だ。
原文(原文)Οὐκοῦν οἶσθ’ ὅτι ἀρχὴ παντὸς ἔργου μέγιστον
出典:『国家』第2巻 377a(前375ごろ年)
出典について『国家』のギリシャ語原文(ギリシャ語版Wikisource、バーネット版)。英語版Wikiquoteにも英訳がある。対話の中でソクラテスが語る形で、プラトンが書いた。
意味と背景
何事も最初の形づくりが、その後を大きく左右するという意味。プラトンはこの言葉を、子どもの教育について語る中で使い、幼くやわらかい心は最初に触れたものの型がつきやすいので、どんな話を聞かせるかが大切だと続けている。
座右の銘にするなら・面接での答え方
新しい環境では、最初の1か月の過ごし方が大事だと考えています。大学入学時に早起きと予習の習慣を作ったら、4年間ずっと続きました。入社後も、最初の時期に良い習慣と基本を丁寧に身につけたいと思っています。
自分が治めることを拒んだ者に下される最大の罰は、自分より劣った者に治められることである。
原文(原文)τῆς δὲ ζημίας μεγίστη τὸ ὑπὸ πονηροτέρου ἄρχεσθαι, ἐὰν μὴ αὐτὸς ἐθέλῃ ἄρχειν
出典:『国家』第1巻 347c(前375ごろ年)
出典について『国家』のギリシャ語原文(ギリシャ語版Wikisource、バーネット版)。英語版Wikiquoteにも英訳がある。
意味と背景
立派な人ほど権力やお金に興味がなく、自分から人の上に立とうとしない。しかし面倒がって引き受けなければ、もっとふさわしくない人に支配されることになる、という意味。良い人こそ責任ある役目から逃げてはならないと説いている。
座右の銘にするなら・面接での答え方
クラス委員を誰もやりたがらなかった時、この言葉を思い出して手を挙げました。面倒でも、自分がやらなければ困るのは皆です。仕事でも、責任ある役目から逃げず、必要なら自分から引き受けられる人でありたいと考えています。
哲学者が王となって国を治めるか、今の王や権力者が本当に哲学をするようにならない限り、国々にも人類にも不幸のやむことはない。
原文(原文)ἐὰν μή, ἦν δ᾽ ἐγώ, ἢ οἱ φιλόσοφοι βασιλεύσωσιν ἐν ταῖς πόλεσιν ἢ οἱ βασιλῆς τε νῦν λεγόμενοι καὶ δυνάσται φιλοσοφήσωσι γνησίως τε καὶ ἱκανῶς … οὐκ ἔστι κακῶν παῦλα, ὦ φίλε Γλαύκων, ταῖς πόλεσι, δοκῶ δ᾽ οὐδὲ τῷ ἀνθρωπίνῳ γένει
出典:『国家』第5巻 473c–d(前375ごろ年)
出典について『国家』のギリシャ語原文(ギリシャ語版Wikisource、バーネット版)。「哲人王」の考えとして知られる一節。
意味と背景
国を治める力と、正しく考え知恵を愛する心が一つにならなければ、世の中の不幸は終わらない、という意味。権力だけを持つ人が治めても、知恵だけを持つ人が政治から離れていても、国は良くならないとプラトンは考えた。リーダーに知恵と良心を求める言葉。
座右の銘にするなら・面接での答え方
部長になった時、権限だけでなく、皆のために考え抜く姿勢が必要だと、この言葉から学びました。力のある立場に立つほど、学び考え続けることが大切だと思います。将来人の上に立つことがあっても、学ぶ心を忘れないつもりです。
教育とは、見えない目に視力を入れるように、心にない知識を外から入れることではない。
原文(原文)φασὶ δέ που οὐκ ἐνούσης ἐν τῇ ψυχῇ ἐπιστήμης σφεῖς ἐντιθέναι, οἷον τυφλοῖς ὀφθαλμοῖς ὄψιν ἐντιθέντες.
出典:『国家』第7巻 518b–c(前375ごろ年)
出典について『国家』の「洞窟のたとえ」に続く箇所のギリシャ語原文(ギリシャ語版Wikisource、バーネット版)。原文は、知識を外から入れられると主張する人々の考えを紹介し、それを否定する形になっている。
意味と背景
学ぶ力はもともと一人ひとりの心の中にある。教育とは、その目を正しい方向に向け直してやる技術であって、空っぽの頭に知識を詰め込むことではない、という考え。暗い洞窟から光の方へ体ごと向きを変えるように、心全体の向きを変えることが教育だと説いた。
座右の銘にするなら・面接での答え方
塾講師のアルバイトで、答えを教えるより、生徒が自分で気づけるよう問いかける方が力がつくと実感しました。この言葉の通り、学ぶ力は本人の中にあります。後輩の指導でも、考える方向を示す人でありたいです。
自由な人間は、どんな学びも奴隷のように強いられて学ぶべきではない。無理に心に押し込まれた学びは、何一つ心に残らないからだ。だから子どもには、無理強いせず、遊びながら学ばせなさい。
原文(原文)οὐδὲν μάθημα μετὰ δουλείας τὸν ἐλεύθερον χρὴ μανθάνειν. … ψυχῇ δὲ βίαιον οὐδὲν ἔμμονον μάθημα. … μὴ τοίνυν βίᾳ, εἶπον, ὦ ἄριστε, τοὺς παῖδας ἐν τοῖς μαθήμασιν ἀλλὰ παίζοντας τρέφε
出典:『国家』第7巻 536e–537a(前375ごろ年)
出典について『国家』のギリシャ語原文(ギリシャ語版Wikisource、バーネット版)。
意味と背景
体は無理に鍛えても悪くならないが、心は無理に学ばされたことを覚えていない。だから子どもには遊びの中で学ばせよ、そうすれば一人ひとりが何に向いているかも見えてくる、という教え。2400年前に、楽しく学ぶことの大切さを説いた言葉である。
座右の銘にするなら・面接での答え方
嫌々覚えた年号はすぐ忘れたのに、歴史ゲームで覚えたことは今も覚えています。この言葉の通り、楽しく学んだことは身につきます。将来、人に教える立場になったら、相手が楽しんで学べる工夫をしたいと考えています。
国のあり方がいったん良い方向に動き出せば、輪が広がるように大きくなっていく。良い育ちと教育は良い資質を生み、良い資質はさらに良い教育を受けて、前の世代よりも優れたものになる。
原文(原文)Καὶ μήν, εἶπον, πολιτεία ἐάνπερ ἅπαξ ὁρμήσῃ εὖ, ἔρχεται ὥσπερ κύκλος αὐξανομένη· τροφὴ γὰρ καὶ παίδευσις χρηστὴ σῳζομένη φύσεις ἀγαθὰς ἐμποιεῖ
出典:『国家』第4巻 424a(前375ごろ年)
出典について『国家』のギリシャ語原文(ギリシャ語版Wikisource、バーネット版)。
意味と背景
良い教育は良い人を育て、良い人は次の世代にさらに良い教育を受け継がせる。一度良い流れができれば、それは雪だるまのように大きくなっていく、という意味。だからこそ国を治める人は、教育を何より大切に守るべきだとプラトンは説いた。
座右の銘にするなら・面接での答え方
部活で先輩に丁寧に教わったことを、今度は自分が後輩に伝えたら、部全体のレベルが毎年上がっていきました。良い流れは受け継がれていくと実感しています。職場でも、教わったことを次の人に伝えられる人でありたいです。
恋に触れられると、それまで詩に縁のなかった人でも、誰もが詩人になる。
原文(原文)πᾶς γοῦν ποιητὴς γίγνεται, κἂν ἄμουσος ᾖ τὸ πρίν, οὗ ἂν Ἔρως ἅψηται.
出典:『饗宴』196e(アガトンの演説)(前380ごろ年)
出典について『饗宴』のギリシャ語原文(ギリシャ語版Wikisource)。英語版Wikiquoteにも英訳がある。宴会で恋の神エロスをたたえる演説をする、詩人アガトンの言葉としてプラトンが書いた。原文の「κἂν ἄμουσος ᾖ τὸ πρίν」は、悲劇作家エウリピデスの詩句の引用。
意味と背景
恋をすると、ふだんは言葉に無頓着な人でも、相手への思いを表そうとして、自然と詩人のように言葉を探すようになる、という意味。恋が人の心を豊かにし、新しい力を引き出すことを、恋の神をたたえる演説の中で語っている。
座右の銘にするなら・面接での答え方
好きなことに夢中になると、苦手だった文章も自然と書けるようになると感じます。大好きなバンドの魅力を伝えたくてブログを始め、表現力が身につきました。情熱は人に新しい力をくれると信じ、仕事にも夢中になりたいです。
全体であろうとする欲求と、それを求めること。それが恋(エロス)と呼ばれる。
原文(原文)τοῦ ὅλου οὖν τῇ ἐπιθυμίᾳ καὶ διώξει ἔρως ὄνομα.
出典:『饗宴』192e–193a(アリストファネスの演説)(前380ごろ年)
出典について『饗宴』のギリシャ語原文(ギリシャ語版Wikisource)。喜劇作家アリストファネスの演説として、プラトンが書いた。
意味と背景
人間はもともと二人で一つの体だったが、神に二つに切り分けられた。だから人は失った片割れを探し、もう一度一つになろうとする。その気持ちこそが恋だ、という有名な神話。「運命の相手」という考えのもとになったと言われる話である。
座右の銘にするなら・面接での答え方
座右の銘というより、人と人が支え合う意味を考えさせてくれる言葉です。自分に足りないものを持つ仲間と組むと、一人ではできないことができます。仕事でも、互いを補い合えるチームの一員でありたいと考えています。
テアイテトスよ、少しずつでも前に進み続けられる者は、勇気を持たねばならない。
原文(原文)Θαῤῥεῖν, ὦ Θεαίτητε, χρὴ τὸν καὶ σμικρόν τι δυνάμενον εἰς τὸ πρόσθεν ἀεὶ προϊέναι.
出典:『ソフィスト』261b(前360ごろ年)
出典について『ソフィスト』のギリシャ語原文(ギリシャ語版Wikisource、バーネット版)。英語版Wikiquoteにも英訳があり、「ゆっくりでも進歩し続ける人をくじけさせるな」という形でプラトンの名言として広まっているのは、この箇所の言いかえ。
意味と背景
難しい問題を前に弱音を吐きそうな若者に、年長の客人が「少しでも前に進めるなら、元気を出すべきだ」と励ます言葉。続けて「ここでくじける者が、ほかの場面で何ができるだろう」と言う。小さな前進を積み重ねる大切さを教えている。
座右の銘にするなら・面接での答え方
成績がなかなか上がらず落ち込んだ時、少しずつでも伸びていることを記録して励みにしました。この言葉の通り、前に進んでいる限り弱気になる必要はありません。仕事でも、小さな前進を大切に続けていける人でありたいです。
賢い者は言うべきことがあるから話し、愚か者は何か言わずにいられないから話す。
原文(英語)Wise men talk because they have something to say; fools, because they would like to say something.
出典:プラトンの著作になし(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころプラトンの言葉として有名だが、英語版Wikiquoteによれば、この形の文はプラトンの著作に見つからない。19世紀アメリカのトライオン・エドワーズが編んだ名言辞典に載っており、『饗宴』などの似た考えが混ざり合ってできたものと考えられている。
意味と背景
中身のある人は必要な時に話し、中身のない人ほど黙っていられずに話してしまう、という皮肉。言葉の重みは量ではなく中身で決まるという教えで、プラトンらしく聞こえるが、後の時代の名言集の中で形づくられた言い回しである。
この言葉の使い方
会議で発言する時は「本当に言うべきことか」を一度考えるようにしています。ただこの言葉はプラトンの原文にはないので、紹介する時は「プラトンの言葉とされる」と添えます。中身のある発言ができる人でありたいです。
暗闇を怖がる子どもは簡単に許せる。人生の本当の悲劇は、大人が光を恐れることだ。
原文(英語)We can easily forgive a child who is afraid of the dark; the real tragedy of life is when men are afraid of the light.
出典:プラトンの著作になし(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころプラトンの名言としてネットで非常に多く見られるが、英語版Wikiquoteによれば、どのプラトンの著作にもない。似た考えは、ローマの詩人ルクレティウスの詩をセネカが言いかえた一節にある。
意味と背景
知らないことを怖がるのは子どもなら当然だが、大人が真実や新しい知識から目をそらすのは悲劇だ、という意味。『国家』の「洞窟のたとえ」を思わせるためプラトンの言葉とされたが、実際の原文には見当たらない。
この言葉の使い方
知らないことから目をそらさず学ぶ大切さを語るなら、本物の「洞窟のたとえ」を紹介する方が確かです。面接では「プラトンの言葉として有名だが原文にはないと知った」と話すと、一次資料を確かめる姿勢が伝わります。
必要は発明の母である。
原文(英語)Necessity is the mother of invention.
出典:『国家』369cの英訳(1871年)で付け加えられたことわざ(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころプラトンの言葉とされることがあるが、英語版Wikiquoteによれば、19世紀の学者ジャウエットが1871年に『国家』369cを英訳した際、意訳として英語のことわざを当てはめたもので、ギリシャ語の原文にこの文はない。
意味と背景
必要に迫られると、人は工夫して新しいものを生み出す、という意味のことわざ。『国家』では、人が一人では生きられず、必要を満たすために国ができると論じる箇所があり、そこを訳した人が分かりやすいことわざを使ったため、プラトンの言葉と誤解された。
この言葉の使い方
道具がない中で工夫して練習方法を考え出した経験から、共感できることわざです。ただ「プラトンの言葉」ではなく、英訳者が当てはめたことわざだと知り、翻訳を通して言葉が変わることにも気をつけるようになりました。
勇気とは、何を恐れ、何を恐れなくてよいかを知ることである。
原文(英語)Courage is knowing what to fear and what not to fear.
出典:プラトンの著作にこの形はない(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころプラトンの言葉として広まっているが、この短い形の文は著作にない。英語版Wikiquoteによれば、20世紀の古典学者が『プロタゴラス』360dの「何が恐ろしく何が恐ろしくないかについての知恵」という議論を要約した言葉が、プラトンの名言として独り歩きしたもの。
意味と背景
勇気とは、何も恐れないことではなく、本当に恐れるべきものと、恐れなくてよいものを見分ける知恵だ、という意味。考え方は『プロタゴラス』の議論に基づいているが、短い名言の形は後の時代の要約である。
この言葉の使い方
向こう見ずに突っ走るのではなく、危険を見極めたうえで挑む勇気を大切にしています。面接で使うなら「プラトンの対話篇の議論を後の人が要約した言葉」と紹介すると、正確さと教養の両方が伝わります。
戦争の終わりを見たのは、死者だけである。
原文(英語)Only the dead have seen the end of war.
出典:プラトンの著作になし。哲学者サンタヤナ(1922年)の文(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころプラトンの言葉として軍人の演説などで引かれてきたが、プラトンの著作にはない。確認できる最も古い例はスペイン生まれの哲学者ジョージ・サンタヤナの1922年の著作で、彼はだれかの引用としてではなく自分の文として書いている。
意味と背景
人間の歴史から戦争がなくなることはなく、生きている者は次の戦いを目にすることになるという重く悲しい見方。平和は自然に続くものではなく、守る努力が要るという戒めとしても読める。
この言葉の使い方
座右の銘には向かないが、歴史や平和について語る時の材料になる。面接で使うなら、平和学習や祖父母の体験を聞いた経験と結びつけ、「プラトンではなくサンタヤナの言葉」と正確に紹介すると、調べる力が伝わる。
親切であれ。あなたが出会うだれもが、厳しい戦いをしているのだから。
原文(英語)Be pitiful, for every man is fighting a hard battle.
出典:イアン・マクラーレン(ジョン・ワトソン)『ブリティッシュ・ウィークリー』(1897年)(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころプラトンやフィロンの言葉として広まっているが、どちらの著作にもない。もとはスコットランドの牧師で作家のイアン・マクラーレン(本名ジョン・ワトソン)が1897年のクリスマスに雑誌に寄せた「思いやり深くあれ、人はみな厳しい戦いをしているのだから」という言葉である。
意味と背景
だれもが人には見せない悩みや苦しみを抱えて生きている。だから相手の事情を知らなくても、まずやさしく接しようという意味。きつい態度の人にも何かわけがあるかもしれないと想像する心を教えている。
この言葉の使い方
座右の銘にするなら、人に接する時の基本として。面接では、無愛想に見えた人の事情を知って関わり方を変えた経験などを話すとよい。「プラトンではなく19世紀の牧師の言葉」と紹介すると、正確さと人柄の両方が伝わる。
音楽は宇宙に魂を、心に翼を、想像力に飛ぶ力を与える。
原文(英語)Music gives a soul to the universe, wings to the mind, flight to the imagination.
出典:プラトンの著作になし。19世紀英国の本で初めてプラトンの言葉とされた(英語版Wikiquote「Misattributed」)(1889年)
本当の出どころこの言葉はプラトンの著作には存在しない。英語版Wikiquoteによれば、英国の銀行家で学者のジョン・ラボックが19世紀末に出した『人生の喜び』第2部で、プラトンの言葉として紹介したのが始まりとみられる。プラトン自身は音楽が人の心を形づくると考えていたが、この文はない。
意味と背景
音楽は人の心を動かし、想像を広げ、世界に生き生きとした意味を与えるという、音楽をたたえる言葉。音楽を学ぶ人や、音楽に救われた経験を持つ人に好まれている。言葉にできない気持ちを伝える音楽の力を、短く美しく言い表している。
この言葉の使い方
座右の銘にするなら、音楽や芸術を学ぶ理由として。面接では、演奏や合唱で気持ちが前向きになった経験を話すとよい。ただしプラトンの言葉ではないので、「プラトンの言葉として知られるが実際は19世紀の本が初出」と言えるとよい。
人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%B3
ほかの海外の偉人の名言