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世阿弥のイラスト
イラスト(AIで作成)・本人の写真ではありません

世阿弥の名言

世阿弥|1363ごろ〜1443ごろ年|日本(室町時代)|能役者・能作者

父・観阿弥とともに猿楽(能)を大成した室町時代の能役者。少年時代に将軍足利義満に見いだされ、その保護のもとで芸を磨いた。「井筒」「高砂」など多くの能を作り、芸の心得を『風姿花伝』『花鏡』などの理論書に書き残した。晩年は将軍足利義教に疎まれて佐渡に流された。「秘すれば花」「初心忘るべからず」は今も広く使われる。

のせている言葉:11こ(出典あり 11)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(11こ)
  1. 秘すれば花なり。秘せずば花なるべからず。
  2. 上手は下手の手本、下手は上手の手本なり。
  3. 稽古は強かれ、情識はなかれ。
  4. 我が位のほどほどよくよく心得ぬれば、そのほどの花…
  5. そもそも芸能とは、諸人の心を和らげて、上下の感を…
  6. この道を究め終わりて見れば、花とて別にはなきもの…
  7. 初心忘るべからず。
  8. 見所より見る所の風姿は、我が離見なり。
  9. 離見の見にて見る所は、すなわち見所同心の見なり。
  10. ただ美しく柔和なる体、これ幽玄の本体なり。
  11. 万象森羅、是非、大小、有生非生、ことごとく、おの…

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

秘ひすれば花はななり。秘ひせずば花はななるべからず。

出典:『風姿花伝』第七 別紙口伝(1400ごろ年)

出典について『風姿花伝』の最後の巻「別紙口伝」の一節。Wikiquoteに出典つきで載る。

意味と背景

現代語訳:隠しているからこそ花(観客を感動させる魅力)になる。隠さなければ花にはならない。手の内をすべて見せてしまえば、驚きも感動も生まれない。見せ方・伝え方の工夫こそが人の心を動かす、という芸の秘訣。

座右の銘にするなら・面接での答え方

プレゼンで、最初に全部の情報を出して聞き手を飽きさせてしまったことがあります。この言葉を知ってから、話の順番と見せ場を考えるようになりました。伝え方で同じ内容でも響き方が変わると実感しています。

上手じょうずは下手へたの手本てほん、下手へたは上手じょうずの手本てほんなり。

出典:『風姿花伝』第三 問答条々(1400ごろ年)

出典について『風姿花伝』の一節としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:上手な人は下手な人の手本になる。そして下手な人もまた、上手な人の手本になる。上手な人でも、下手な人の良いところを取り入れ、悪いところを反面教師にすれば、さらに上達できる。誰からでも学べるという謙虚さの教え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

部活で後輩に教えている時、後輩の素直なフォームから自分の悪い癖に気づかされました。学べる相手は上の人だけではありません。誰からでも学ぶ姿勢を忘れないために、この言葉を座右の銘にしています。

3出典あり#努力#勉強#心
稽古けいこは強つよかれ、情識じょうしきはなかれ。

出典:『風姿花伝』序(1400ごろ年)

出典について『風姿花伝』序の結びの言葉としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:稽古はとことん厳しく積みなさい。そして、うぬぼれや自分勝手な思いこみ(情識)は持ってはいけない。努力の量と心の謙虚さの両方がそろってこそ芸は伸びる、という修業の心構えを短く言い切った言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

練習量には自信がありましたが、自己流にこだわって伸び悩んだ時期がありました。この言葉で、努力と素直さはセットだと気づき、コーチの助言を素直に試すようにしたら記録が伸びました。

4出典あり#心#努力#仕事
我わが位くらいのほどほどよくよく心得こころえぬれば、そのほどの花はなは一期いちご失しっせず。

出典:『風姿花伝』(1400ごろ年)

出典について『風姿花伝』の一節としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:自分の実力の程度をよく分かっていれば、その程度の花(魅力)は一生失われない。逆に、実力以上の名人だと思いこめば、もともと持っていた花まで失ってしまう。自分を正しく知ることが、力を保つ一番の方法だという教え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

少し褒められて調子に乗り、基礎を怠って失敗したことがあります。この言葉を知ってから、自分の実力を冷静に見るよう心がけています。等身大の自分を知ることが、成長の出発点だと思っています。

5出典あり#仕事#幸せ#夢
そもそも芸能げいのうとは、諸人しょにんの心こころを和やわらげて、上下じょうげの感かんをなさんこと、寿福じゅふく増長ぞうちょうの基もといなるべし。

出典:『風姿花伝』第五 奥儀(1400ごろ年)

出典について『風姿花伝』の一節としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:そもそも芸能とは、多くの人の心を和ませ、身分の上下を問わず感動させるものであり、それが幸せと長寿をもたらすもとになるのだ。芸は自分を見せびらかすためではなく、人を幸せにするためにある、という芸の目的の宣言。

座右の銘にするなら・面接での答え方

吹奏楽部で地域の施設に演奏に行った時、お年寄りが涙を流して喜んでくれました。音楽は人の心を和らげるためにあると実感し、この言葉を座右の銘にしました。誰かを笑顔にする仕事がしたいです。

6出典あり#努力#仕事#心
この道みちを究きわめ終おわりて見みれば、花はなとて別べつにはなきものなり。

出典:『風姿花伝』第七 別紙口伝(1400ごろ年)

出典について『風姿花伝』の一節としてWikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:この道を極め尽くしてみれば、花というものは、何か特別なものとして別にあるわけではないのだ。観客にとっての新鮮さ・珍しさこそが花であり、それを知って工夫し続けることが芸の本質だ、という結論につながる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

特別な才能がないと悩んでいた時、この言葉に励まされました。魅力は特別なものではなく、相手のことを考えた工夫の積み重ねから生まれます。日々の小さな工夫を大切にしたいと思っています。

初心しょしん忘わするべからず。

出典:『花鏡』奥段(1424年)

出典について世阿弥の芸論『花鏡』の結びにある言葉(原文は漢文調で「初心不可忘」)。Wikiquoteに載る。『風姿花伝』の言葉と紹介されることがあるが、出典は『花鏡』。

意味と背景

現代語訳:初心を忘れてはいけない。ここでの「初心」は、一般に言う「最初の志」ではなく、「未熟だった頃の自分の芸」のこと。若い時の初心、それぞれの時期の初心、老いてからの初心の三つを忘れるな、と説く。未熟さを自覚し続けることが上達の条件だという意味。

座右の銘にするなら・面接での答え方

仕事に慣れてきた頃、初めての頃の失敗メモを読み返す習慣をつくりました。未熟だった自分を忘れないことで、新人の気持ちも分かり、自分もまた成長できます。本来の意味を知って、ますます好きになった言葉です。

8出典あり#仕事#心#勉強
見所けんじょより見みる所ところの風姿ふうしは、我わが離見りけんなり。

出典:『花鏡』(1424年)

出典について『花鏡』の「離見の見」を説く部分の一節。Wikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:観客席から見た自分の姿は、自分から離れた目で見た姿(離見)である。演者は自分の目だけでなく、観客の目で自分を見なければならない。自分を外から見る客観的な目を持て、という教え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

面接練習を動画に撮って見返したら、自分が思っていたより早口で表情も硬いと分かりました。この言葉の通り、相手の目で自分を見ることの大切さを実感し、今も大事な場面の前には必ず録画して確認しています。

9出典あり#心#仕事#友情
離見りけんの見けんにて見みる所ところは、すなわち見所同心けんじょどうしんの見けんなり。

出典:『花鏡』(1424年)

出典について『花鏡』の一節。Wikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:自分から離れた目で見るということは、つまり観客と同じ心で見るということだ。自分を客観視するとは、冷たく見ることではなく、相手の気持ちになって自分を見ることだという、深い言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

接客で、自分が良かれと思った対応がお客様には負担だったと気づいたことがあります。それ以来、相手の立場に立って自分の振る舞いを見直すようにしています。相手と同じ心で見る、を目標にしています。

10出典あり#心#生き方
ただ美うつくしく柔和にゅうわなる体てい、これ幽玄ゆうげんの本体ほんたいなり。

出典:『花鏡』幽玄之入堺事(1424年)

出典について『花鏡』の「幽玄の堺に入る事」の一節。Wikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:ただ美しく、やわらかでおだやかな姿。これこそが幽玄(奥深い美しさ)の本当の姿である。難しく聞こえる「幽玄」を、美しさとやわらかさという分かりやすい言葉で定義している。

座右の銘にするなら・面接での答え方

強く見せようと肩に力が入りがちな自分に、この言葉はやわらかさの大切さを教えてくれました。人に接する時も、おだやかな態度の方がかえって信頼されます。しなやかな強さを目指しています。

11出典あり#自然#仕事#言葉
万象森羅ばんしょうしんら、是非ぜひ、大小だいしょう、有生非生うしょうひしょう、ことごとく、おのおの序破急じょはきゅうをそなえたり。

出典:『拾玉得花』(1428年)

出典について世阿弥晩年の芸論『拾玉得花』の一節。Wikiquoteに載る。

意味と背景

現代語訳:よくよく考えてみると、この世のあらゆるもの、良し悪しも大小も、生き物も生き物でないものも、すべてそれぞれに序(始まり)・破(展開)・急(結び)の流れを備えている。鳥のさえずりや虫の声まで、と続く。物事には自然な流れがあるという見方。

座右の銘にするなら・面接での答え方

文章や発表を組み立てる時、序破急を意識しています。導入で興味を引き、展開でしっかり説明し、最後に短くまとめる。この流れを意識してから、レポートの評価が上がりました。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/世阿弥

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