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後藤新平の肖像写真
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/)

後藤新平の名言

後藤新平|1857〜1929年|日本(陸奥国水沢=岩手県奥州市)|医師・政治家

水沢藩の武士の家に生まれ、医師として愛知県病院の院長などをつとめた。内務省の衛生局長を経て、台湾総督府の民政長官として台湾の近代化を進め、のちに初代の南満州鉄道総裁となった。東京市長、内務大臣として関東大震災後の帝都復興計画を立てるなど、大きな構想力で知られる。晩年は少年団(ボーイスカウト)の初代総長をつとめた。

のせている言葉:4こ(出典あり 1・伝承・出典未確認 3)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(4こ)
  1. 人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そ…
  2. 金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ…
  3. ヒラメの目をタイの目にすることはできない。
  4. 閣下、ご本懐でございましょう。

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

人ひとのお世話せわにならぬよう、人ひとのお世話せわをするよう、そして報むくいを求もとめぬよう。

出典:「自治三訣」。昭和2年(1927年)5月、茨城県の龍ケ崎尋常高等小学校に贈った書が残る

出典について後藤が書いた「自治三訣」の書が龍ケ崎小学校に残り、龍ケ崎市の指定文化財になっている(文化遺産オンライン)。後藤新平記念館所蔵の本人と秘書の日記にも訪問の記録がある。文化遺産オンラインは文言を要約しているため、上の言い回しは広く知られている形で載せた。

意味と背景

人に頼りきらず自分の力で立つこと、余裕があれば人の世話をすること、そしてその見返りを求めないこと。後藤が晩年、少年団や講演で子どもたちや若者に説いた「自治」の心得である。子どもにも読めるよう、やさしい書体で書かれている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「人に頼りすぎず、困っている人がいれば手を貸し、見返りは求めない。この三つを心がけています」と言えば、自立心と思いやりの両方が伝わる。ボランティア経験と組み合わせるとさらによい。

2伝承・出典未確認#リーダー#教育#人生
金かねを残のこして死しぬ者ものは下しただ。仕事しごとを残のこして死しぬ者ものは中なかだ。人ひとを残のこして死しぬ者ものは上うえだ。

出典:後藤が倒れた日に、少年団(ボーイスカウト)の後継者に語ったと伝わる言葉。その後継者の著書『スカウト十話』による(1929年)

出典について日本語版Wikipediaに、後藤が倒れた日に少年団の後継者に残した言葉として、その人の著書『スカウト十話』を出典に載る。聞いた人の回想による記録で、後藤自身が書いたものではない。

意味と背景

お金を残すより仕事を残すほうが上、仕事を残すより人を育てて残すほうがさらに上だ、という意味。台湾や満鉄、東京の復興で多くの人材を育てた後藤らしい言葉として広く知られる。人を育てることこそ最高の遺産だという考えである。

座右の銘にするなら・面接での答え方

管理職やリーダー職の面接で「自分の成果より、後輩を育てることに一番力を入れたい」と語る時にぴったり。実際に後輩が成長した具体例と組み合わせると説得力が出る。

3伝承・出典未確認#リーダー#仕事#自然
ヒラメの目めをタイの目めにすることはできない。

出典:台湾統治の方針を説明する時のたとえとして伝わる言葉

出典について日本語版Wikipediaに、台湾統治の方針を説明した比喩として載るが、出典は示されていない。

意味と背景

ヒラメの目は顔の片側に寄っているが、それには理由があり、無理にタイのような目に変えることはできない。同じように、その土地の習慣や制度には意味があるので、よそのやり方を無理に押しつけてもうまくいかない、という考え。医師出身の後藤らしく、生き物のたとえで統治の心得を説いている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「新しい職場では、前のやり方を押しつけず、まずその職場のやり方の理由を理解するようにしています」と、相手の事情を尊重する姿勢を語る時に使える。異動や転職の面接に向く。

4伝承・出典未確認#勇気#言葉
閣下かっか、ご本懐ほんかいでございましょう。

出典:明治15年(1882年)、岐阜で襲われた板垣退助を医師として手当てした時の言葉として伝わる

出典について日本語版Wikipediaに「という」と伝聞の形で載り、出典は示されていない。

意味と背景

自由民権運動の指導者・板垣退助が岐阜で刺された時、当時愛知県病院の若い医師だった後藤が駆けつけて手当てし、「(自由のために傷を負うのは)ご本懐でしょう」と言ったと伝わる。のちに大臣となる二人の、意外な出会いの場面である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘ではなく、物おじしない度胸を語る話のたねになる。「後藤新平は若い医師の頃、板垣退助に堂々と声をかけたそうです。私も相手の立場に気後れせず、伝えるべきことは伝えたい」と使える。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/後藤新平

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