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岡倉天心の肖像写真
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/)

岡倉天心の名言

岡倉天心(岡倉覚三)|1863〜1913年|日本|美術思想家・美術行政家

明治の美術界を引っぱった思想家。東京美術学校(今の東京藝大)の校長を務め、のちに日本美術院を開いて若い日本画家たちを育てた。ボストン美術館の東洋部でも働き、英語で『東洋の理想』『茶の本』を書いて、日本とアジアの美の考え方を欧米に紹介した。茶道を「生きる術」として説いた『茶の本』は今も世界で読まれている。

のせている言葉:18こ(出典あり 18)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(18こ)
  1. 茶は薬として始まり、やがて飲み物になった。
  2. 茶道とは、ありふれた日々のむさ苦しい事柄の中で、…
  3. 茶道は本質的に「不完全なもの」を尊ぶ心であり、人…
  4. 自分の中にある大きなものの小ささを感じられない人…
  5. もし文明国と認められるために戦争の血なまぐさい栄…
  6. 大陸どうしが皮肉をぶつけ合うのはやめにしよう。半…
  7. 私たちが小さな事で自分をさらけ出しすぎるのは、隠…
  8. 茶は一つの芸術作品であり、その最も気高い味わいを…
  9. 大切なのは行いそのものより、その過程だった。完成…
  10. 生きる術とは、まわりの状況に合わせて、自分を絶え…
  11. 定義することは、いつも限定することである。
  12. 部屋の本質は、屋根と壁に囲まれた何もない空間にあ…
  13. 本当の美しさは、不完全なものを心の中で完成させる…
  14. 名作は私たち自身の一部であり、私たちもまた名作の…
  15. 変化こそが、ただ一つの永遠である。
  16. 美しいものとともに生きた者だけが、美しく死ぬこと…
  17. はかなさを夢見て、ものごとの美しい愚かさに、しば…
  18. アジアは一つである。

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

茶ちゃは薬くすりとして始はじまり、やがて飲のみ物ものになった。

原文(英語)Tea began as a medicine and grew into a beverage.

出典:『茶の本』(The Book of Tea)第1章 The Cup of Humanity(人情の碗)冒頭(1906年)

出典について英語原文の第1章の書き出しにこの一文がある(Project Gutenberg版で確認)。日本語は原文からの自分の訳。

意味と背景

『茶の本』の最初の一文。中国で薬として飲まれていた茶が、詩の世界に入り、日本で宗教のような美の道にまで高められた、という長い歩みをこの短い文で示している。身近な一杯の背後にある歴史へ読者を誘う書き出し。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘としては「始まりは小さくても、続けるうちに形が変わり深まっていく」という意味で使えます。面接なら、最初は単位のために始めた勉強が趣味になり、今では人に教えるほどになった、という自分の変化と重ねて話すと伝わります。

茶道さどうとは、ありふれた日々ひびのむさ苦くるしい事柄ことがらの中なかで、美うつくしいものをあがめることから生うまれた教おしえである。

原文(英語)Teaism is a cult founded on the adoration of the beautiful among the sordid facts of everyday existence.

出典:『茶の本』第1章 The Cup of Humanity(1906年)

出典について英語原文の第1章にある(Project Gutenberg版で確認)。英語版Wikiquoteにも引かれている。日本語は自分の訳。

意味と背景

天心は茶道を「Teaism」と英語で呼び、特別な場所の儀式ではなく、散らかった日常の中にこそ美を見つけて大事にする心だと説明した。家事や仕事の繰り返しの中で、器や花や季節に目を向けることが茶の心だという考え。

座右の銘にするなら・面接での答え方

毎日の同じ作業の中にも小さな美しさや工夫を見つけたい、という意味で座右の銘にできます。面接では、接客のアルバイトで店先の花を毎朝替える係を自分から引き受け、お客様に声をかけられるようになった、といった話と結ぶと具体的です。

茶道さどうは本質ほんしつ的てきに「不ふ完全かんぜんなもの」を尊とうとぶ心こころであり、人生じんせいという思おもいどおりにならないものの中なかで、できることを何なんかなしとげようとする、やさしい試こころみである。

原文(英語)It is essentially a worship of the Imperfect, as it is a tender attempt to accomplish something possible in this impossible thing we know as life.

出典:『茶の本』第1章 The Cup of Humanity(1906年)

出典について英語原文の第1章、上の「Teaism is a cult…」に続く文(Project Gutenberg版で確認)。日本語は自分の訳。

意味と背景

完璧なものを目指すより、欠けたもの・未完成なものの中に味わいを見る、という茶道の美意識を言い表した文。人生は思いどおりにならないものだが、その中でも手の届くことを丁寧にやっていけばよい、という励ましとしても読める。

座右の銘にするなら・面接での答え方

完璧主義で動けなくなりがちな人に向く座右の銘です。面接では「以前は全部完璧にしてから出そうとして締め切りに遅れたが、今はできる範囲を先に形にして直していくようにした」と、自分の失敗からの変化を話すと説得力が出ます。

自分じぶんの中なかにある大おおきなものの小ちいささを感かんじられない人ひとは、他人たにんの中なかにある小ちいさなものの大おおきさを見落みおとしがちだ。

原文(英語)Those who cannot feel the littleness of great things in themselves are apt to overlook the greatness of little things in others.

出典:『茶の本』第1章 The Cup of Humanity(1906年)

出典について英語原文の第1章にある(Project Gutenberg版で確認)。日本語は自分の訳。

意味と背景

茶の湯を「東洋の妙な風習」としか見ない西洋人への皮肉として書かれた一文。自分の持っているものを大きいと思い込む人は、相手の小さな営みに込められた価値に気づけない。謙虚さがなければ他人の良さも見えない、という人間観。

座右の銘にするなら・面接での答え方

人の小さな工夫に気づける人でいたい、という意味で座右の銘になります。面接では、チームで目立たない記録係をしていた仲間の資料に助けられ、それ以来、裏方の仕事をきちんと言葉にして認めるようにしている、と話すとよいでしょう。

もし文明ぶんめい国こくと認みとめられるために戦争せんそうの血ちなまぐさい栄光えいこうが要いるのなら、私わたくしたちはむしろ野蛮やばん人にんのままでいたい。私わたくしたちの芸術げいじゅつと理想りそうにふさわしい敬意けいいが払はらわれる時ときを待まとう。

原文(英語)Fain would we remain barbarians, if our claim to civilisation were to be based on the gruesome glory of war. Fain would we await the time when due respect shall be paid to our art and ideals.

出典:『茶の本』第1章 The Cup of Humanity(1906年)

出典について英語原文の第1章にある(Project Gutenberg版で確認)。日露戦争の勝利で日本が「文明国」と見られ始めた時期に書かれた。日本語は自分の訳。

意味と背景

日露戦争に勝ってから欧米が日本を文明国と呼ぶようになったことへの痛烈な皮肉。戦の強さで評価されるくらいなら野蛮人でよい、本当に見てほしいのは芸術と理想だ、と天心は英語で欧米の読者に直接訴えた。

座右の銘にするなら・面接での答え方

強さや数字だけでなく、中身で認められたいという姿勢を示す座右の銘です。面接では、部活で勝ち負けだけでなく後輩の基礎練習の質を上げることにこだわり、結果的にチームが安定した経験と重ねると、この言葉の重みが伝わります。

6出典あり#友情#勉強#心
大陸たいりくどうしが皮肉ひにくをぶつけ合あうのはやめにしよう。半球はんきゅうずつを互たがいに学まなび合あえば、賢かしこくはならずとも、少すこしは物ものの分わかった人間にんげんになれるはずだ。

原文(英語)Let us stop the continents from hurling epigrams at each other, and be sadder if not wiser by the mutual gain of half a hemisphere.

出典:『茶の本』第1章 The Cup of Humanity(1906年)

出典について英語原文の第1章にある(Project Gutenberg版で確認)。「sadder if not wiser」は英語の慣用句をもじった言い回しで、日本語は意味をくんだ自分の訳。

意味と背景

東洋と西洋が互いを笑い者にするのをやめ、相手の半分の世界から学べば、少なくとも人としての深みは増すだろうという呼びかけ。偏見の言い合いではなく、違いを持ち寄って学び合おうという、天心の国際感覚がよく出た一文。

座右の銘にするなら・面接での答え方

違う考えの人とぶつかった時こそ学ぶ機会だ、という意味で使えます。面接では、留学生との共同課題で最初は進め方で対立したが、相手のやり方を半分取り入れたら資料がずっと良くなった、という経験と結びつけると具体的です。

私わたくしたちが小ちいさな事ことで自分じぶんをさらけ出だしすぎるのは、隠かくすほどの大おおきなものをほとんど持もっていないからかもしれない。

原文(英語)Perhaps we reveal ourselves too much in small things because we have so little of the great to conceal.

出典:『茶の本』第2章 The Schools of Tea(茶の流派)(1906年)

出典について英語原文の第2章にある(Project Gutenberg版で確認)。直前に「孔子は『人いずくんぞかくさんや』と言った」とある。日本語は自分の訳。

意味と背景

お茶の入れ方のような日々の小さな習慣に、その人やその時代の考えが表れてしまう、という話の中の一文。大げさな言葉より、何気ない振る舞いの方が本当の自分を語る。少し自嘲まじりのユーモアもある言い方。

座右の銘にするなら・面接での答え方

人は小さな行動で見られている、という戒めとして座右の銘にできます。面接では、挨拶や机の片付けなど細かいことを大事にしていて、アルバイト先でそれを見た店長から鍵の管理を任された、といった話と合わせると伝わりやすいです。

茶ちゃは一ひとつの芸術げいじゅつ作品さくひんであり、その最もっとも気高けだかい味あじわいを引ひき出だすには名人めいじんの手てがいる。

原文(英語)Tea is a work of art and needs a master hand to bring out its noblest qualities.

出典:『茶の本』第2章 The Schools of Tea 冒頭(1906年)

出典について英語原文の第2章の書き出し(Project Gutenberg版で確認)。英語版Wikiquoteにも章名つきで引かれている。日本語は自分の訳。

意味と背景

同じ茶葉でも、入れる人の腕で味がまるで変わる。だから茶を入れることは絵を描くのと同じく芸術だ、という考え。決まった一つのレシピはなく、素材の良さを引き出すのは経験と心配りだ、という職人の世界にも通じる言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

素材の良さを引き出せる人になりたい、という意味で使えます。面接では、飲食店で同じ材料でも盛り付けや温度の気配りでお客様の反応が変わると知り、手順書にない工夫を先輩から学んだ経験と結ぶと説得力が出ます。

大切たいせつなのは行おこないそのものより、その過程かていだった。完成かんせいしたことより、完成かんせいさせていくことこそが肝心かんじんだったのである。

原文(英語)It was the process, not the deed, which was interesting. It was the completing, not the completion, which was really vital.

出典:『茶の本』第2章 The Schools of Tea(宋の時代の茶について)(1906年)

出典について英語原文の第2章にある(Project Gutenberg版で確認)。宋の人々の考え方を説明する文脈で、天心自身の茶の考えの核にもなっている。日本語は自分の訳。

意味と背景

宋の時代の人々は、永遠は絶え間ない変化の中にあると考え、出来上がった結果より、つくり上げていく途中の営みを重んじた。茶の湯の一つ一つの所作を味わう心も、ここから生まれたと天心は見ている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

結果だけでなく過程を大事にしたい人の座右の銘に向きます。面接では、資格試験に一度落ちたが、毎日の勉強記録をつけ続けたことで次は合格し、その記録の習慣が今も仕事の段取りに生きている、と話すとこの言葉らしくなります。

生いきる術じゅつとは、まわりの状況じょうきょうに合あわせて、自分じぶんを絶たえず調ととのえ直なおしていくことにある。

原文(英語)The art of life lies in a constant readjustment to our surroundings.

出典:『茶の本』第3章 Taoism and Zennism(道教と禅)(1906年)

出典について英語原文の第3章にある(Project Gutenberg版で確認)。直前に「相対は調整を求め、調整こそが芸術である」とある。日本語は自分の訳。

意味と背景

道教の考えを説明する中の一文。世の中は変わり続けるのだから、決まった型にしがみつくより、その場その場で自分を合わせ直していくことが上手に生きるこつだ、という意味。流されるのではなく、主体的に調整するところに重みがある。

座右の銘にするなら・面接での答え方

変化に強い人でありたい、という意味で座右の銘にできます。面接では、ゼミの発表直前に機材が使えなくなり、紙の資料と板書にすぐ切り替えて乗り切った経験を話し、状況に合わせて自分を調え直す大切さを学んだと結ぶとよいでしょう。

11出典あり#生き方#挑戦#心
定義ていぎすることは、いつも限定げんていすることである。

原文(英語)Definition is always limitation.

出典:『茶の本』第3章 Taoism and Zennism(1906年)

出典について英語原文の第3章にある(Project Gutenberg版で確認)。道教の人々が善悪を相対的なものと見たことを説明する文脈。日本語は自分の訳。

意味と背景

「これはこういうものだ」と決めつけた瞬間、それ以外の可能性を切り捨ててしまう。道教の人々は、固定された決まりは成長が止まったことの表れだと考えた。自分や他人に安易なレッテルを貼らない、という戒めにもなる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

自分の可能性を決めつけない、という意味の座右の銘です。面接では「文系だから数字は苦手」と思い込んでいたが、サークルの会計を引き受けて表計算を覚え、今では得意分野の一つになった、という話と結ぶとこの言葉が生きます。

12出典あり#生き方#時間#心
部屋へやの本質ほんしつは、屋根やねと壁かべに囲かこまれた何なんもない空間くうかんにあるのであって、屋根やねや壁かべそのものにあるのではない。

原文(英語)The reality of a room, for instance, was to be found in the vacant space enclosed by the roof and the walls, not in the roof and walls themselves.

出典:『茶の本』第3章 Taoism and Zennism(老子の「虚」の説明)(1906年)

出典について英語原文の第3章にある(Project Gutenberg版で確認)。天心が老子の考え(老子第11章の器や部屋のたとえ)を自分の言葉で説明した部分で、もとの発想は老子にある。日本語は自分の訳。

意味と背景

老子は、器が役に立つのは中が空っぽだからだと説いた。天心はこれを部屋にあてはめ、何もない空間こそが本当の中身だと紹介した。物を詰め込まず余白を残す茶室の考え方は、この「虚」の思想から来ていると天心は言う。

座右の銘にするなら・面接での答え方

予定や頭の中に余白を残すことの大切さを表す座右の銘になります。面接では、予定を詰めすぎて失敗した反省から、作業の合間にあえて空き時間を入れるようにしたら、急な頼まれごとにも対応できるようになった、と話すとよいです。

13出典あり#心#生き方#自然
本当ほんとうの美うつくしさは、不ふ完全かんぜんなものを心こころの中なかで完成かんせいさせる人ひとだけが見みいだせる。

原文(英語)True beauty could be discovered only by one who mentally completed the incomplete.

出典:『茶の本』第4章 The Tea-Room(茶室)(1906年)

出典について英語原文の第4章にある(Project Gutenberg版で確認)。日本語は自分の訳。

意味と背景

茶室では、すべてを見せず、客が想像で補う余地を残す。欠けたところを見る人が心の中で完成させるとき、本当の美が生まれる。見る側も美をつくる仲間だという、受け手の想像力を大切にする日本の美意識をよく表している。

座右の銘にするなら・面接での答え方

相手の想像力や力を信じて任せる、という意味で座右の銘にできます。面接では、後輩に作業手順を全部決めて渡すのをやめ、目的だけ伝えて任せたら、自分では思いつかないやり方で仕上げてきた、という経験と重ねると伝わります。

14出典あり#心#言葉#人生
名作めいさくは私わたくしたち自身じしんの一部いちぶであり、私わたくしたちもまた名作めいさくの一部いちぶなのだ。

原文(英語)The masterpiece is of ourselves, as we are of the masterpiece.

出典:『茶の本』第5章 Art Appreciation(芸術鑑賞)(1906年)

出典について英語原文の第5章にある(Project Gutenberg版で確認)。琴の名人・伯牙の話に続く文。日本語は自分の訳。

意味と背景

名作に心を動かされるのは、作品が私たちの心の中にある気持ちを呼び覚ますからだ。だから鑑賞とは作品と見る人の共同作業であり、作品は見る人の一部になり、見る人も作品の一部になる。受け身でなく心を開いて向き合う大切さを説く。

座右の銘にするなら・面接での答え方

本や芸術に心を開いて向き合いたい人の座右の銘です。面接では、一冊の本を読み返すたびに響く場所が変わり、それが自分の成長の記録になっていると気づいた経験を話すと、この言葉ならではの答えになります。

変化へんかこそが、ただ一ひとつの永遠えいえんである。

原文(英語)Change is the only Eternal.

出典:『茶の本』第6章 Flowers(花)(1906年)

出典について英語原文の第6章にある(Project Gutenberg版で確認)。続けて「それならなぜ生と同じように死も迎えないのか」と書く。日本語は自分の訳。

意味と背景

花が咲いて散るように、あらゆるものは移り変わる。変わらないものは何もなく、ただ「変わり続ける」ということだけが永遠に続く。古いものが崩れるからこそ新しいものが生まれる、という東洋の考えを一言で表している。

座右の銘にするなら・面接での答え方

変化を怖がらず受け入れたい人に合う座右の銘です。面接では、引っ越しや転校で環境が何度も変わったが、そのたびに新しい友人や役割を得てきたので、変化はチャンスだと考えるようになった、と自分の経歴と結ぶとよいでしょう。

16出典あり#人生#生き方#心
美うつくしいものとともに生いきた者ものだけが、美うつくしく死しぬことができる。

原文(英語)He only who has lived with the beautiful can die beautifully.

出典:『茶の本』第7章 Tea-Masters(茶人)(1906年)

出典について英語原文の最終章・第7章にある(Project Gutenberg版で確認)。このあと千利休の最期の茶会が語られる。日本語は自分の訳。

意味と背景

一生を美と調和の中で過ごした茶人たちは、最期の時もまた見事だった、という話の前置き。その直後に、切腹を命じられた千利休が最後の茶会を開く場面が描かれる。日々どう生きるかが、最期の姿に表れるという言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

日々の積み重ねを大切にしたい人の座右の銘です。面接では「終わりよければ」ではなく、毎日の仕事を丁寧にすることで最後の結果も整う、と考えていて、卒業研究でも毎日の実験ノートを丁寧に書いたことが発表で生きた、と話せます。

17出典あり#心#幸せ#自然
はかなさを夢見ゆめみて、ものごとの美うつくしい愚おろかさに、しばしひたろうではないか。

原文(英語)Let us dream of evanescence, and linger in the beautiful foolishness of things.

出典:『茶の本』第1章 The Cup of Humanity 結び(1906年)

出典について英語原文の第1章の最後の一文(Project Gutenberg版で確認)。日本語は自分の訳。

意味と背景

富と力を奪い合う近代社会を嘆いたあと、「せめてお茶を一口すすろう」と誘って第1章を締めくくる一文。役に立つかどうかで割り切れない、はかなく少し愚かなものの中にこそ心の休まる美しさがある、という天心らしい結び。

座右の銘にするなら・面接での答え方

忙しい時ほど立ち止まる余裕を持ちたい、という意味で座右の銘にできます。面接では、受験期にも毎晩お茶を入れて五分だけ何もしない時間をつくり、それが気持ちの切り替えになって最後まで集中が続いた、と話すと具体的です。

18出典あり#心#友情#言葉
アジアは一ひとつである。

原文(英語)Asia is one.

出典:『東洋の理想』(The Ideals of the East, with Special Reference to the Art of Japan)冒頭(1903年)

出典についてロンドンで出版された英文『東洋の理想』の1ページ目の書き出し(英語版Wikiquoteに書名・ページつきで載る)。天心は文化・美の共通性を言ったが、昭和の戦時中に政治的なスローガンとして本来の意味から離れて使われた経緯がある。日本語は自分の訳。

意味と背景

ヒマラヤ山脈が中国とインドの文明を分けているが、究極的・普遍的なものを愛する心はアジアの人々に共通している、という文の書き出し。天心が言ったのは美術や思想のつながりで、のちに戦時中の政治宣伝に借りられたことには注意がいる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

違いの奥にある共通点を見る、という意味で使うなら座右の銘になります。面接では、出身地も専攻もばらばらなメンバーと活動した時、まず「何を大事にしたいか」の共通点を探してまとめ役を務めた経験と結ぶとよいでしょう。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/岡倉天心

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