共有XLINEFacebookThreads
ゴッホの肖像写真
写真:J. M. W. de Louw(1873年)/Wikimedia Commons(パブリックドメイン)(ファイルのページ)

ゴッホの名言

フィンセント・ファン・ゴッホ|1853〜1890年|オランダ→フランス|画家

オランダの牧師の家に生まれ、画商の店員や伝道師を経て、27歳で画家を志した。生活を支えてくれた弟テオに宛てて数百通の手紙を書き、絵への思いや人生の悩みをつづった。南フランスのアルルなどで『ひまわり』『星月夜』など強い色彩の作品を次々に描いたが、生前に売れた絵はわずかで、37歳で亡くなった。死後、世界で最も愛される画家の一人となった。

のせている言葉:14こ(出典あり 11・伝承・出典未確認 1・実は言っていない 2)更新:2026-10-20

この人の名言の一覧(14こ)
  1. できるだけ多くのものを美しいと思いなさい。たいて…
  2. 私には自然と芸術と詩がある。それで足りないなら、…
  3. 神を知る一番の方法は、たくさんのものを愛すること…
  4. 魂の中に大きな炎を持っているのに、誰もそこに暖ま…
  5. それでも私は、何かの役に立つ人間なのだ!
  6. 何があろうと、私はまた立ち直る。もう一度、鉛筆を…
  7. できるだけ多くのものを愛するのはよいことだ。そこ…
  8. 何かに挑む勇気がなかったら、人生はいったい何にな…
  9. 偉大なことは、勢いだけでなされるのではない。小さ…
  10. 自分の中で「お前は画家じゃない」という声がしたら…
  11. 人を愛すること以上に、本当に芸術的なことはない。
  12. 悲しみは、いつまでも続くだろう。
  13. 私は絵を夢に見て、それから夢を描く。
  14. 退屈で死ぬくらいなら、情熱で死にたい。

それぞれの名言に、出典(どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり伝承・出典未確認実は言っていない)をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。

1出典あり#幸せ#自然#心
できるだけ多くのものを美しいと思いなさい。たいていの人は、美しいと思うものが少なすぎる。

原文(原文)vindt maar mooi zooveel je kunt, de meesten vinden niet genoeg mooi.

出典:弟テオへの手紙(ロンドン、1874年1月初め)手紙017

出典についてゴッホ美術館などが公開する書簡集のオランダ語原文。英語版Wikiquoteにも載っている。

意味と背景

20歳のゴッホが、画商の店員だったころ弟に書いた言葉。身の回りの景色や人や絵に、もっと美しさを見つけようとすれば、世界はずっと豊かになるという意味。美しいものに気づく力こそが心を豊かにすると、若い兄が弟に勧めている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

通学路の花や夕焼けを写真に撮る習慣を始めてから、毎日が楽しくなりました。この言葉の通り、美しいものに気づける人は幸せだと思います。仕事でも、人の良いところや小さな工夫に気づける人でありたいです。

2出典あり#幸せ#自然#心
私には自然と芸術と詩がある。それで足りないなら、何があれば足りるというのだろう。

原文(原文)dan heb ik de natuur & de kunst & de poesie, & als dat nog niet genoeg is, wat zal dan genoeg zijn.

出典:弟テオへの手紙(ロンドン、1874年1月初め)手紙017

出典について書簡集のオランダ語原文。英語版Wikiquoteにも載っている。

意味と背景

ロンドンで一人働く若いゴッホが、寂しいことがあっても、自然の美しさと芸術と詩があれば心は満たされると書いた言葉。お金や地位がなくても、心を豊かにしてくれるものを持っていれば十分だという、満ち足りた気持ちが表れている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

一人暮らしで寂しい時も、好きな本と音楽と散歩があれば元気になれます。この言葉のように、心を満たすものを自分で持っていることが強さだと思います。仕事で疲れた時も、自分を立て直す方法を大切にしたいです。

神を知る一番の方法は、たくさんのものを愛することだ。

原文(フランス語)le meilleur moyen pour connaître Dieu c'est d'aimer beaucoup.

出典:弟テオへの手紙(キュエム、1880年6月22〜24日ごろ)手紙155

出典について書簡集のフランス語原文(ゴッホがテオに初めてフランス語で書いた長い手紙)。英語版Wikiquoteにも載っている。

意味と背景

伝道師の仕事を失い、どん底にいたゴッホが、それでも信じていたこと。神や真理を知る道は、難しい理屈ではなく、人や自然や芸術など多くのものを心から愛することにあるという意味。この手紙の後、ゴッホは画家として生きる道を選ぶ。

座右の銘にするなら・面接での答え方

好きなものが増えるほど、世界が広がると感じています。この言葉の通り、多くのものを愛することが学びにもなります。仕事でも、扱う商品やお客様を好きになることから始め、そこから深く理解していきたいと考えています。

魂たましいの中に大きな炎ほのおを持っているのに、誰だれもそこに暖まりに来ない人がいる。

原文(フランス語)Tel a un grand foyer dans son âme et personne n'y vient jamais se chauffer

出典:弟テオへの手紙(キュエム、1880年6月22〜24日ごろ)手紙155

出典について書簡集のフランス語原文。英語版Wikiquoteにも載っている。

意味と背景

心の中に熱い情熱を持っていても、周りの人は煙突から出る少しの煙しか見ず、そのまま通り過ぎてしまう、という意味。誰にも理解されなかったゴッホが自分の姿を重ねた言葉で、それでも炎を絶やさず守り続けよう、と手紙は続いていく。

座右の銘にするなら・面接での答え方

目立たない人の中にも、熱い思いを持つ人がいると信じています。グループで発言の少ない人に声をかけたら、すばらしいアイデアを持っていました。周りの人の内側にある炎に気づき、生かせるリーダーになりたいです。

それでも私は、何かの役に立つ人間なのだ!

原文(フランス語)pourtant je suis bon à quelque chose!

出典:弟テオへの手紙(キュエム、1880年6月22〜24日ごろ)手紙155

出典について書簡集のフランス語原文。英語版Wikiquoteにも載っている。

意味と背景

春になると、かごの中の鳥が「自分には何かできることがあるはずだ」と感じて暴れるように、自分にも生きる意味があるはずだとゴッホが叫んだ言葉。仕事も居場所も失いながら、自分の可能性を信じようとする強い思いが込められている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

受験に失敗して自信をなくした時、この言葉に支えられました。自分にも必ず役に立てる場所があると信じて、得意なことを探し直しました。今は人の話を聞くことが自分の強みだと分かり、それを仕事に生かしたいです。

何があろうと、私はまた立ち直る。もう一度いちど、鉛筆えんぴつを手に取る。

原文(フランス語)Quoi qu'il en soit j'en remonterai encore, je reprendrai mon crayon

出典:弟テオへの手紙(キュエム、1880年9月24日)手紙158

出典について書簡集のフランス語原文。英語版Wikiquoteにも英訳が載っている。

意味と背景

絶望の中で歩き回った後、ゴッホが再び絵を描く決意をした時の言葉。打ちのめされても、もう一度鉛筆を握って描き始めると誓っている。この時から、彼は本格的に画家として歩み始めた。どん底から立ち上がる人の、静かで強い決意を示す言葉。

座右の銘にするなら・面接での答え方

部活でレギュラーを外された時、悔しくて一度は辞めようと思いましたが、もう一度練習に戻りました。この言葉のように、倒れても道具を手に取り直すことが大事だと思います。仕事でも、失敗から何度でも立ち上がりたいです。

7出典あり#仕事#心#努力
できるだけ多くのものを愛するのはよいことだ。そこにこそ本当の強さがあるのだから。愛をもってなされたことは、よくなされる。

原文(原文)Het is goed om zooveel lief te hebben als men kan want daarin is de ware sterkte, en wat met liefde gedaan wordt dat wordt goed gedaan.

出典:弟テオへの手紙(アムステルダム、1878年4月3日)手紙143

出典について書簡集のオランダ語原文。英語版Wikiquoteにも英訳が載っている。

意味と背景

人を強くするのは、多くのものを愛する心だという意味。そして愛情をこめて取り組んだことは、自然と良い仕事になる。牧師を目指して勉強していた若いゴッホが、弟に向けて書いた、仕事と人生の両方に通じる言葉である。

座右の銘にするなら・面接での答え方

好きで続けた料理は、誰に言われなくても工夫を重ねて上達しました。この言葉の通り、愛情を込めた仕事は良い仕事になると思います。御社の商品を心から好きになり、愛情を持ってお客様に届けたいと考えています。

何かに挑いどむ勇気がなかったら、人生はいったい何になるだろう。

原文(原文)Wat zou het leven zijn als we niet wat durfden aanpakken.

出典:弟テオへの手紙(ハーグ、1881年12月29日)手紙194

出典について書簡集のオランダ語原文。英語版Wikiquoteにも英訳が載っている。直前に英語で「危険のただ中にこそ安全がある」と書いている。

意味と背景

画家としての道を歩み始めたばかりのゴッホが、先の見えない不安の中で書いた言葉。危険を避けてばかりでは何も始まらない。思い切って何かに取り組む勇気があってこそ、人生は生きる価値のあるものになるという意味。

座右の銘にするなら・面接での答え方

知らない土地の大学を選ぶのは不安でしたが、この言葉に背中を押されました。挑戦したからこそ出会えた人や経験があります。仕事でも、不安な時ほど一歩を踏み出し、新しいことに取り組める人でありたいです。

9出典あり#努力#夢#仕事
偉大いだいなことは、勢いだけでなされるのではない。小さなことを積み重ね、つなぎ合わせてできるものだ。

原文(原文)Want het groote geschiedt niet bij impulsie alleen en is een aaneenschakeling van kleine dingen die tot elkaar gebragt zijn.

出典:弟テオへの手紙(ハーグ、1882年10月22日)手紙274

出典について書簡集のオランダ語原文。英語版Wikiquoteにも英訳が載っている。

意味と背景

大きな成果は、一時の情熱やひらめきだけでは生まれず、毎日の小さな努力が鎖のようにつながってできあがるという意味。ゴッホは画家になってからわずか10年ほどで、約2,000点もの作品を残した。その積み重ねがこの言葉の裏づけになっている。

座右の銘にするなら・面接での答え方

英単語を毎日10個ずつ覚え、1年で3,000語を超えました。大きな目標も小さな積み重ねでしか届かないと実感しています。仕事でも、地道な作業を一つずつ丁寧につなげていける人でありたいと思っています。

自分の中で「お前は画家じゃない」という声がしたら、それこそ描えがくんだ。

原文(原文)Als iets in U zelf zegt “gij zijt geen schilder” – SCHILDER DAN JUIST kerel

出典:弟テオへの手紙(ニーウ・アムステルダム、1883年10月28日)手紙400

出典について書簡集のオランダ語原文。英語版Wikiquoteにも英訳が載っている(手紙の旧番号は336)。

意味と背景

自分には無理だと心の声がささやいた時こそ、手を止めずに描き続けよ、そうすればその声は黙る、という意味。画家になるか迷っていた弟テオに向けた励ましの言葉だが、自分自身を奮い立たせる言葉でもあった。迷いは行動でしか消せないと教えてくれる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

「自分には向いていない」と思った時ほど、とにかく手を動かすようにしています。プログラミングも最初は全く分かりませんでしたが、毎日書き続けて形になりました。弱気の声は行動で黙らせる、が私の考え方です。

11出典あり#心#仕事#友情
人を愛すること以上に、本当に芸術的なことはない。

原文(フランス語)il n'y a rien de plus reellement artistique que d'aimer les gens.

出典:弟テオへの手紙(アルル、1888年9月18日)手紙682

出典について書簡集のフランス語原文(原文のつづりのまま)。英語版Wikiquoteにも英訳が載っている。

意味と背景

美しい絵を描くことより、人を愛することの方が芸術の本質に近い、という意味。南フランスのアルルで『ひまわり』などを描いていたころの手紙で、ゴッホにとって芸術とは技術だけでなく、人や世界への愛を形にするものだったことが分かる。

座右の銘にするなら・面接での答え方

仕事の出来ばえは、相手を思う気持ちから生まれると考えています。アルバイトでお客様の好みを覚えて喜ばれた時、それが一番の工夫だと感じました。人を大切にすることを、自分の仕事の芸術にしたいと思っています。

12伝承・出典未確認#心#家族#人生
悲しみは、いつまでも続くだろう。

原文(フランス語)La tristesse durera toujours.

出典:弟テオが妹エリザベートに宛てた手紙(パリ、1890年8月5日)で伝えた、ゴッホの最期の言葉

出典についてゴッホ自身が書いた言葉ではなく、最期をみとった弟テオが妹への手紙で、兄が死の床で口にした言葉として伝えたもの。英語版Wikiquoteに載っている。

意味と背景

37歳で亡くなる直前、ゴッホがそばにいた弟テオに言ったとされる言葉。生涯をかけて絵を描き続けながら、理解されず苦しんだ画家の深い悲しみがにじむ。弟はこの半年後に後を追うように亡くなった。

座右の銘にするなら・面接での答え方

座右の銘には向きませんが、苦しむ人の心に寄り添う大切さを思い出させる言葉です。明るく見える人も悲しみを抱えていることがあります。周りの人の小さな変化に気づき、声をかけられる人でありたいと考えています。

13実は言っていない#夢#言葉
私は絵を夢に見て、それから夢を描えがく。

原文(英語)I dream my picture and then I paint my dream.

出典:ゴッホの手紙になし(英語版Wikiquote「Misattributed」)

本当の出どころゴッホの名言として世界中で使われるが、手紙には見つからない。英語版Wikiquoteによれば、ゴッホの言葉とされたのは1990年代からで、もとはフランスの画家カミーユ・コロー(1875年没)の「私は自分の絵を夢見て、後でその夢を描く」という言葉として1908年ごろから知られていたものを、少し変えた形である。

意味と背景

頭の中で思い描いた夢のような情景を、絵として形にする、という画家の創作を表した言葉。夢のような色彩のゴッホにぴったりに聞こえるため本人の言葉とされたが、本当はひと世代前の風景画家コローの言葉が元になっている。

この言葉の使い方

夢を形にする姿勢を語るのに使えますが、作者はゴッホではなくコローとされます。面接では「ゴッホの言葉と思っていたが、調べるとコローだった」と話し、思い描いたことを形にする自分の経験につなげると印象的です。

14実は言っていない#挑戦#生き方#夢
退屈たいくつで死ぬくらいなら、情熱で死にたい。

原文(英語)I would rather die of passion than of boredom.

出典:エミール・ゾラの小説『ボヌール・デ・ダム百貨店』(1883年)。英語版Wikiquote「Misattributed」

本当の出どころゴッホの言葉として有名だが、英語版Wikiquoteによれば、ゴッホではなくフランスの作家エミール・ゾラ(1902年没)の小説『ボヌール・デ・ダム百貨店』の中の言葉。ゴッホはゾラの小説の愛読者だった。

意味と背景

何もせず退屈に生きるより、情熱を燃やし尽くして生きる方がいい、という激しい言葉。情熱的なゴッホの人生に重ねられて広まったが、実際はゴッホが愛読したゾラの小説の一節である。

この言葉の使い方

情熱を持って生きたいという気持ちを語るのにぴったりですが、作者はゾラです。面接では「ゴッホの言葉とされるが、実は彼が愛読したゾラの小説の言葉」と紹介すると、話題に深みが出て、調べる姿勢も伝わります。

人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/フィンセント・ファン・ゴッホ

ほかの海外の偉人の名言

▲上へ