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肖像画:ジョゼフ=シフレ・デュプレシ『ベンジャミン・フランクリンの肖像』(パブリックドメイン)(ファイルのページ ) フランクリンの名言 ベンジャミン・フランクリン|1706〜1790年|アメリカ(イギリス領北アメリカ植民地)|政治家・外交官・科学者・印刷業者・著述家
ボストンのろうそく職人の家に生まれ、10歳で学校を辞めて兄の印刷所で働きながら独学した。フィラデルフィアで印刷業と新聞・暦(『貧しいリチャードの暦』)の出版で成功し、雷が電気であることを凧の実験で示した科学者でもある。アメリカ独立宣言の起草に加わり、建国の父の一人とされる。勤勉や節約を説く格言を数多く残し、100ドル紙幣の肖像にもなっている。
のせている言葉:25こ(出典あり 18・伝承・出典未確認 2・実は言っていない 5)更新:2026-10-20
この人の名言の一覧(25こ) 時は金なりということを忘れてはならない。 早寝早起きは、人を健康に、豊かに、賢くする。 失った時間は、二度と見つからない。 人生を愛しているか。それなら時間を無駄にしてはい… 天は自ら助くる者を助く。 勤勉は幸運の母である。 よく行うことは、よく言うことにまさる。 死んで朽ちたらすぐ忘れられたくないなら、読む価値… 長く生きることより、よく生きることを願いなさい。 経験という学校は授業料が高い。だが愚か者は、ほか… 小さな一撃も、重ねれば大きな樫の木を倒す。 知恵の扉は決して閉ざされていない。 敵を愛しなさい。敵はあなたの欠点を教えてくれるか… 明日することがあるなら、今日やりなさい。 少しの一時的な安全を得るために、本質的な自由を手… この世で確かなものは、死と税金のほかには何もない… 決心:なすべきことをしようと決心せよ。決心したこ… 勤勉:時間を無駄にするな。いつも何か役に立つこと… 私たちは団結しなければならない。さもなければ、間… 魚と客は、三日たつと臭くなる。 準備を怠ることは、失敗の準備をすることだ。 年を取るから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなる… ビールは、神が私たちを愛し、幸せにしたいと思って… どんな愚か者でも、批判し、非難し、文句を言うこと… 言われたことは忘れる。教えられたことは覚えるかも…
それぞれの名言に、出典 (どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり 伝承・出典未確認 実は言っていない )をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。
時は金なりということを忘れてはならない。 原文(英語) Remember that time is money.
出典:「若い商人への手紙(Advice to a Young Tradesman, Written by an Old One)」(1748)
出典について 本人の書いた文章の冒頭にある。日本でおなじみの「時は金なり」の元になった言葉として最もよく知られる。
意味と背景 1日に10シリング稼げる人が半日遊べば、遊びに使った小銭だけでなく、稼げたはずの5シリングも捨てたことになる、と続く。時間はお金と同じく大切な資源で、無駄にすれば損をしているのと同じだ、という教え。
座右の銘にするなら・面接での答え方 時間の使い方を意識するようにしています。アルバイトの帰りに何となくスマホを見ていた1時間を英語の勉強に変えたら、半年で資格を取れました。時間はお金と同じく、使い方で結果が変わると実感しています。
早寝はやね 早起きは、人を健康に、豊かに、賢かしこ くする。原文(英語) Early to Bed, and early to Rise, makes a Man healthy, wealthy, and wise.
出典:『貧しいリチャードの暦(Poor Richard's Almanack)』1735年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。ただし『貧しいリチャードの暦』の格言には、昔からのことわざをフランクリンが言い直したものが多く、これも英語では古くから似た言い方がある。
意味と背景 夜早く寝て朝早く起きる生活は、体を健康にし、仕事がはかどって豊かになり、頭も冴えて賢くなる、という意味。韻を踏んだ覚えやすい言い回しで、規則正しい生活の大切さを説く言葉として世界中に広まった。
座右の銘にするなら・面接での答え方 朝型の生活を続けています。受験期に夜型から朝5時起きに切り替えたら、頭が冴えて暗記の効率が上がり、体調も崩さなくなりました。早寝早起きの良さを、身をもって感じています。
失った時間は、二度と見つからない。 原文(英語) Lost Time is never found again.
出典:『貧しいリチャードの暦』1748年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。1758年版の序文「富に至る道」でも引用されている。
意味と背景 なくした物は見つかることもあるが、無駄にした時間は二度と戻ってこない、という意味。だからこそ、今この時間を大切に使おうと教えている。短く分かりやすいため、時間を大切にする標語としてよく使われる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 今の時間を後回しにしないようにしています。高校1年の時に部活ばかりで勉強を後回しにし、2年で取り戻すのに苦労しました。それ以来、毎日少しでも積み重ねることを大切にしています。
人生を愛しているか。それなら時間を無駄むだ にしてはいけない。人生は時間でできているのだから。 原文(英語) Dost thou love Life, then do not squander Time, for that's the Stuff Life is made of.
出典:『貧しいリチャードの暦』1746年版、1758年版序文「富に至る道」
出典について 本人が出版した暦に載っている。1746年版では前半だけで、1758年版で「人生は時間でできている」の部分が加わった形になっている。
意味と背景 人生とは時間の積み重ねそのものなので、時間を無駄にすることは人生を無駄にすることだ、という意味。人生を大切に思うなら、一日一日、一時間一時間を大切に使えと教えている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 毎日の時間を人生そのものだと思って使っています。何となく過ごしていた放課後に、週2回の手話教室を入れたら、新しい友人ができ、将来の夢も見つかりました。時間の使い方が人生を変えると感じています。
天は自ら助くる者を助く。 原文(英語) God helps them that help themselves.
出典:『貧しいリチャードの暦』1736年版
出典について 本人が出版した暦に載っているが、フランクリンが作った言葉ではない。1689年にイギリスの政治家アルジャーノン・シドニーが使っており、似た言い方はさらに古くからある。日本では明治時代に『西国立志編』の冒頭の言葉として広まった。
意味と背景 人に頼らず自分で努力する人こそ、運や周りの助けにも恵まれる、という意味。何もせずに助けを待つのではなく、まず自分が動くことの大切さを説く。日本でも「天は自ら助くる者を助く」として明治時代から親しまれている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 まず自分から動くことを大切にしています。志望校の過去問で分からない問題を、先生に聞く前に自分で3通りの解き方を試してから質問するようにしたら、先生も熱心に教えてくれるようになりました。
勤勉は幸運の母である。 原文(英語) Diligence is the mother of Good-Luck.
出典:『貧しいリチャードの暦』1736年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。
意味と背景 幸運は偶然やって来るように見えるが、実は日ごろからこつこつ努力している人のところに生まれる、という意味。努力していれば、チャンスが来たときにそれをつかむ準備ができている。運も実力のうちという考え方に通じる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 運は努力が呼び込むものだと考えています。毎日続けていた英語の音読のおかげで、たまたま来た外国人観光客に道を聞かれたとき自然に案内でき、それが縁で国際交流のボランティアに誘われました。
よく行うことは、よく言うことにまさる。 原文(英語) Well done is better than well said.
出典:『貧しいリチャードの暦』1737年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。
意味と背景 上手に話すことより、実際にきちんとやり遂げることの方が価値がある、という意味。口だけの約束より、行動で示す結果が人を動かす。「不言実行」にも通じる、実行の大切さを教える言葉。
座右の銘にするなら・面接での答え方 言うより先にやることを心がけています。部活で「練習を頑張る」と宣言するより、毎朝の自主練習を黙って続けたら、仲間も自然と加わるようになりました。言葉より行動の方が伝わると感じています。
死んで朽く ちたらすぐ忘れられたくないなら、読む価値のあるものを書くか、書く価値のあることをせよ。 原文(英語) If you wou'd not be forgotten As soon as you are dead and rotten, Either write things worth reading, Or do things worth the writing.
出典:『貧しいリチャードの暦』1738年版
出典について 本人が出版した暦に載っている短い詩。
意味と背景 人に覚えていてもらいたいなら、人が読みたくなるような良いものを書くか、人が書き残したくなるような立派な行いをせよ、という意味。フランクリン自身、印刷業者・作家として書き、政治家・科学者として行い、その両方で名を残した。
座右の銘にするなら・面接での答え方 人の記憶に残る行動をしたいと思っています。卒業前に、後輩のために部活の練習ノートを書き残しました。今でも後輩たちが使ってくれていると聞き、残るものを作る喜びを感じています。
長く生きることより、よく生きることを願いなさい。 原文(英語) Wish not so much to live long as to live well.
出典:『貧しいリチャードの暦』1738年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。
意味と背景 人生の価値は長さではなく、どれだけ良く生きたかで決まる、という意味。ただ長生きを願うより、毎日を正しく、充実して生きることを目指すべきだと教えている。84歳まで生き、多くのことを成し遂げたフランクリンの言葉だからこそ重みがある。
座右の銘にするなら・面接での答え方 毎日を充実させて生きることを目標にしています。祖父は80歳を過ぎても地域のボランティアを続け、毎日が楽しいと言っています。その姿を見て、長さより中身のある人生を送りたいと思うようになりました。
経験という学校は授業料が高い。だが愚おろ か者は、ほかの学校では学ばない。 原文(英語) Experience keeps a dear school, yet Fools will learn in no other.
出典:『貧しいリチャードの暦』1743年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。1758年版では「そこでさえほとんど学ばない」と続く形になっている。
意味と背景 失敗して痛い目にあう経験から学ぶのは、時間もお金もかかる高い授業料だ。賢い人は人の忠告や本から学ぶが、愚かな人は自分で失敗しないと分からない、という意味。人の経験から学ぶことの大切さを教えている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 人の失敗談から学ぶことを大切にしています。先輩から「直前の詰め込みで体調を崩した」と聞いていたので、自分は計画的に勉強を進め、本番を万全の体調で迎えられました。人の経験は貴重な教科書です。
小さな一撃いちげき も、重ねれば大きな樫かし の木を倒たお す。 原文(英語) Little Strokes, Fell great Oaks.
出典:『貧しいリチャードの暦』1750年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。同じ趣旨のことわざは古くからある。
意味と背景 斧の小さな一振りでも、何度も繰り返せば大木を倒すことができる。小さな努力でも積み重ねれば、とても大きなことを成し遂げられる、という意味。日本の「塵も積もれば山となる」に近い教え。
座右の銘にするなら・面接での答え方 毎日の小さな積み重ねを信じています。毎日単語を10個ずつ覚えることを1年続けたら、3,000語以上になり、英語の長文がすらすら読めるようになりました。小さな一歩でも続ければ大きな力になると実感しています。
知恵ちえ の扉とびら は決して閉ざされていない。原文(英語) The Doors of Wisdom are never shut.
出典:『貧しいリチャードの暦』1755年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。
意味と背景 学ぶことに遅すぎるということはなく、学びたいと思えば知恵への扉はいつでも開いている、という意味。10歳で学校を辞め、独学で世界的な科学者・政治家になったフランクリン自身が、その生き証人と言える。
座右の銘にするなら・面接での答え方 いくつになっても学べると信じています。社会人になってから大学の通信課程で学び直している母の姿を見て、学ぶことに年齢は関係ないと感じました。私も一生学び続ける人でありたいです。
敵を愛しなさい。敵はあなたの欠点を教えてくれるから。 原文(英語) Love your Enemies, for they tell you your Faults.
出典:『貧しいリチャードの暦』1756年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。聖書の「汝の敵を愛せよ」を、実用的な理由をつけてひねった言い方。
意味と背景 味方は気をつかって欠点を言わないが、敵や批判する人は遠慮なく弱点を指摘してくれる。だから敵の言葉は自分を成長させる貴重な忠告になる、という意味。耳の痛い意見に感謝する心の大切さを教えている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 批判は成長のきっかけだと考えています。試合で負けた相手チームから「守備が甘い」と言われ悔しかったのですが、その指摘をもとに練習を見直したら、次の大会で守備がチームの強みになりました。
明日することがあるなら、今日やりなさい。 原文(英語) Have you somewhat to do tomorrow; do it today.
出典:『貧しいリチャードの暦』1742年版
出典について 本人が出版した暦に載っている。のちに「今日できることを明日に延ばすな」という形の格言でも暦に掲げられた。
意味と背景 明日やろうと思っていることは、できるなら今日のうちに片づけてしまえ、という意味。先延ばしにすると予定が重なり、結局はできなくなることが多い。早め早めに取りかかることの大切さを教えている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 先延ばしをしないことを習慣にしています。夏休みの宿題を最初の1週間で終わらせたら、残りの休みを部活と読書に思い切り使えました。今日できることを今日やる気持ちよさを知りました。
少しの一時的な安全を得るために、本質的な自由を手放す者は、自由にも安全にも値しない。 原文(英語) Those who would give up essential Liberty, to purchase a little temporary Safety, deserve neither Liberty nor Safety.
出典:ペンシルベニア植民地議会の「総督への回答」(1755年11月11日、フランクリンが起草)。1775年にも同じ趣旨の言葉を使っている
出典について フランクリンが議会のために書いた公式文書にあり、1775年の文書でもほぼ同じ言葉を使っている。もとは議会と総督の対立の中で書かれた政治の文章で、今のような一般的な自由の格言として広まったのは後のこと。
意味と背景 目先の安心と引きかえに大切な自由を差し出してしまう人は、結局どちらも守れない、という意味。自由と安全のどちらを大切にするかという問題で、今も政治や社会の議論のたびに引用されるアメリカを代表する言葉の一つ。
座右の銘にするなら・面接での答え方 楽な道のために大切なものを手放さないようにしています。グループで意見を言わずに多数派に合わせれば楽ですが、自分の考えを伝える自由を大切にしたいと思い、必要な時はきちんと意見を言うようにしています。
この世で確かなものは、死と税金のほかには何もない。 原文(英語) Our new Constitution is now established, and has an appearance that promises permanency; but in this world nothing can be said to be certain, except death and taxes!
出典:フランスの科学者ジャン=バティスト・ル・ロワへの手紙(1789年11月13日)
出典について 本人の手紙にある。ただし「死と税金ほど確かなものはない」という言い回し自体は、1716年のイギリスの劇などにすでにあり、フランクリンはよく知られた言い方を使ったもの。
意味と背景 新しく作られたアメリカ合衆国憲法は長続きしそうだが、この世で本当に確かなのは死ぬことと税金を払うことだけだ、というユーモア。亡くなる半年前、83歳の手紙で、人生の皮肉を軽やかに笑っている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 確かなことは少ないからこそ、変化に備えることを大切にしています。計画通りにいかないことが多いと知ってから、受験でも予備の計画を必ず立てるようにしました。ユーモアを忘れずに現実と向き合いたいです。
決心:なすべきことをしようと決心せよ。決心したことは必ずやり遂と げよ。 原文(英語) RESOLUTION. Resolve to perform what you ought. Perform without fail what you resolve.
出典:『フランクリン自伝』の「十三の徳」第4(1818年刊)
出典について 本人の自伝にある。若いころに自分を磨くために立てた「十三の徳」の4番目。
意味と背景 やるべきことを決め、決めたことは必ずやり抜く。フランクリンは節制、沈黙、規律、決心、節約、勤勉など13の徳を手帳に書き、一週間に一つずつ重点的に守れたかを毎日記録した。自分を変えるための具体的な方法として今も参考にされる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 決めたことを記録して守る習慣をつけています。フランクリンの十三の徳にならって、自分の目標を手帳に書き、できた日に印をつけるようにしたら、早起きと読書の習慣が半年続きました。
勤勉:時間を無駄むだ にするな。いつも何か役に立つことをせよ。不必要な行動はすべてやめよ。 原文(英語) INDUSTRY. Lose no Time. Be always employ'd in something useful. Cut off all unnecessary actions.
出典:『フランクリン自伝』の「十三の徳」第6(1818年刊)
出典について 本人の自伝にある「十三の徳」の6番目。
意味と背景 時間を無駄にせず、いつも役立つことに取り組み、意味のない行動を省く、という勤勉の心得。印刷業で成功し、科学研究や公共事業にも打ち込んだフランクリンの忙しい人生を支えた原則。
座右の銘にするなら・面接での答え方 不必要なことをやめる勇気を大切にしています。なんとなく続けていたSNSを見る時間を減らし、その分を資格の勉強に回したら、気持ちにも余裕が生まれました。役立つことに時間を使う大切さを感じています。
私たちは団結しなければならない。さもなければ、間違まちが いなく一人ずつ絞首こうしゅ 刑けい になるだろう。 原文(英語) We must, indeed, all hang together, or assuredly we shall all hang separately.
出典:独立宣言の署名の際(1776年7月4日)の言葉とされる。1840年の著作集に逸話として載る
出典について Wikiquoteでは「帰属(Attributed)」の欄。その場の記録はなく、半世紀以上後の逸話として伝わる。それより前に別の人の言葉とされた例や、1801年のイギリスの劇に似た台詞があることも指摘されている。
意味と背景 「hang together(団結する)」と「hang(絞首刑になる)」をかけたしゃれ。イギリスへの反逆となる独立宣言に署名した以上、皆で力を合わせなければ一人ずつ捕まって処刑される、という意味。緊張した場面でのユーモアとして伝わる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 仲間と力を合わせることの大切さを感じる言葉です。文化祭の準備で各自がばらばらに動いていたとき、全員で集まって役割を確認し直したら、遅れを取り戻せました。団結しないと全員が困ると学びました。
魚と客は、三日たつと臭くさ くなる。 原文(英語) Fish and visitors stink in three days.
出典:16世紀イギリスの作家ジョン・リリーの「魚と客は三日で古くなる」を言い直したものとされる
出典について Wikiquoteでは「帰属(Attributed)」の欄。フランクリンの言葉として知られるが、元は16世紀の作家リリーの作品にある言い回しを言い直したものとされる。
意味と背景 魚が三日で傷むように、お客も長居しすぎると歓迎されなくなる、というユーモラスな言葉。人の家にお世話になるときは、相手の負担を考えて長居しすぎないように、という人づきあいの知恵。
座右の銘にするなら・面接での答え方 相手に負担をかけない気配りを大切にしています。友人の家に泊まりに行ったとき、長居せず、片付けや手伝いを自分から申し出るようにしています。また来てねと言ってもらえる関係を大切にしたいです。
準備を怠おこた ることは、失敗の準備をすることだ。 原文(英語) By failing to prepare, you are preparing to fail.
出典:出典不明。1996年の本でフランクリンの言葉とされた
本当の出どころ フランクリンの言葉ではない(Misattributed)。1996年の本などで彼の言葉とされたが、フランクリンがこの言い回しを作ったという証拠はない。
意味と背景 準備をしないということは、失敗するための準備をしているのと同じだ、という言葉遊びの効いた教え。試験やスポーツの指導でよく使われるが、フランクリンの著作には見当たらない。
この言葉の使い方 準備を何より大切にしています。面接の前に、聞かれそうな質問を30個書き出して答えを練習したら、本番で落ち着いて話せました。作者はフランクリンではないと知った上で、心がけとして使っています。
年を取るから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年を取るのだ。 原文(英語) We do not quit playing because we grow old, we grow old because we quit playing.
出典:アメリカの心理学者G.スタンレー・ホール(1924年没)の著書『青年期』の一節を、後の人が短くした言い回し
本当の出どころ フランクリンの言葉ではない(Misattributed)。作者不明の現代の言い回しで、心理学者ホールの著書にある考えを変形させたものとされる。
意味と背景 遊び心を失うことが、人を老けさせる本当の原因だ、という意味。いくつになっても好奇心や楽しむ心を持ち続けることが若さの秘訣だと教えてくれる。作者はフランクリンではない。
この言葉の使い方 楽しむ心を忘れないようにしています。受験期も週に一度は好きなバンドの曲を弾く時間を残したら、気持ちが若々しく保てて勉強も続きました。作者はフランクリンではないと知った上で、大切にしている言葉です。
ビールは、神が私たちを愛し、幸せにしたいと思っている証拠しょうこ だ。 原文(英語) God made beer because he loves us and wants us to be happy.
出典:本当はワインについての手紙(1779年、モルレ神父あて)の言葉が変化したもの
本当の出どころ この形はフランクリンの言葉ではない(Misattributed)。フランクリンは手紙で「ぶどう畑に降る雨が根から入ってワインに変わる。これは神が私たちを愛し、幸せにしたいと思っている証拠だ」とワインについて書いており、それがビールの話に変わって広まった。
意味と背景 もとは雨がぶどうに変わり、ワインになる自然の恵みを、神の愛の証としてたたえた言葉。いつの間にかビール好きの名言に変わってしまった。言葉が伝わるうちに形を変えていく、分かりやすい例。
この言葉の使い方 座右の銘ではありませんが、言葉が変わっていく面白さを教えてくれた例です。英語の授業でこの言葉を調べたら、元はワインと自然の恵みの話だと分かりました。伝わる途中で変わった言葉は、元の形を確かめるようにしています。
どんな愚おろ か者でも、批判し、非難し、文句を言うことはできる。そして大抵たいてい の愚おろ か者はそうする。 原文(英語) Any fool can criticize, condemn, and complain — and most fools do.
出典:デール・カーネギー『人を動かす』(1936)
本当の出どころ フランクリンの言葉ではない(Misattributed)。2000年以降の本でフランクリンの言葉とされたが、実際は1936年のカーネギーの著書『人を動かす』にある言葉。カーネギーはこの本の中でフランクリンの人づきあいの秘訣を紹介しており、そこから混同されたとみられる。
意味と背景 人を批判したり文句を言ったりするのは誰でもできる簡単なことで、本当に難しいのは相手を理解し、許すことだ、という意味。人を動かすには批判ではなく理解から始めよ、というカーネギーの教えの一部。
この言葉の使い方 批判するより理解しようと心がけています。グループ作業で遅れている人を責めるのではなく、事情を聞いて手伝ったら、その人が次の作業で一番頑張ってくれました。言葉はカーネギーのものだと知った上で使っています。
言われたことは忘れる。教えられたことは覚えるかもしれない。自分でやったことは身につく。 原文(英語) Tell me and I forget. Teach me and I may remember. Involve me and I learn.
出典:フランクリンの著作になし。『荀子』儒效篇の一節が元とみられる(英語版Wikiquote「Misattributed」)
本当の出どころ フランクリンの言葉として教育の場でよく引かれるが、本人が言った証拠はない。英語版Wikiquoteによれば、古代中国の思想家荀子の書『荀子』儒效篇の「聞かないのは聞くに及ばず、聞くのは見るに及ばず、見るのは知るに及ばず、知るのは行うに及ばない」という一節が元とみられ、1953年には「中国の格言」として英語で紹介されていた。
意味と背景 人の話を聞くだけでは身につかず、自分で手を動かして体験したことこそ本当に学べるという意味。授業や研修で、参加型の学び方の大切さを説く時に使われる。知識は使ってみて初めて自分のものになる、という学びの基本を表している。
この言葉の使い方 座右の銘にするなら、学び方と教え方の指針として。面接では、説明を聞くだけでなく実際にやってみて覚えた経験や、後輩に体験させて教えた経験を話すとよい。もとは荀子の言葉だと紹介できると、知識の深さが伝わる。
人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/ベンジャミン・フランクリン
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