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写真:F. W. Taylor(1897年)/Library of Congress・Wikimedia Commons(パブリックドメイン)(ファイルのページ ) トルストイの名言 レフ・トルストイ|1828〜1910年|ロシア|小説家・思想家
ロシアの伯爵家に生まれ、『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』などの長編小説で世界文学の頂点に立った作家。50歳ごろから人生の意味に深く悩み、財産や名声を捨てて農民のように質素に暮らすことを目指した。暴力に暴力で応えない「非暴力」を説き、ガンディーにも大きな影響を与えた。82歳で家出し、旅の途中の小さな駅で亡くなった。
のせている言葉:17こ(出典あり 16・実は言っていない 1)更新:2026-10-20
この人の名言の一覧(17こ) 幸せな家庭はどれも似ているが、不幸な家庭はそれぞ… すべての戦士の中で最も強いのは、この二つ――時間… 待つことを知っている者のもとには、やがてすべてが… 幸せの瞬間をつかみなさい。愛し、愛されなさい。そ… 素朴さと善と真実のないところに、偉大さはない。 純粋で完全な悲しみは、純粋で完全な喜びと同じく、… 誰もが人類を変えようと考えるが、自分自身を変えよ… 人生に続く幸せはただ一つ、他人のために生きること… 善い人であり善い生活を送るとは、人から受け取る以… どんなに難しいことでも、先入観を持たない人には説… 覚えておきなさい。大切な時はただ一つ、「今」だ。… 人は言葉で考えを伝え、芸術で感情を伝える。 人の幸福は生きることにあり、生きることは働くこと… 彼に必要だった土地は、頭からつま先まで、わずか六… 人々を苦しめている災いから皆が救われるのに必要な… 愛は死を妨げる。愛は命だ。私が理解することはすべ… 幸せになりたいなら、なりなさい。
それぞれの名言に、出典 (どの本・手紙・演説か)と、確かさのしるし(出典あり 伝承・出典未確認 実は言っていない )をつけています。外国語の言葉は運営者が原文から訳しました。
幸せな家庭はどれも似ているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である。 原文(ロシア語) Все счастливые семьи похожи друг на друга, каждая несчастливая семья несчастлива по-своему.
出典:『アンナ・カレーニナ』第1部第1章(冒頭の一文)(1877年)
出典について 作品の本文の書き出し。世界で最も有名な小説の冒頭の一つ。
意味と背景 幸せな家庭には、思いやりや信頼など共通する条件があり、どれも似た姿になる。ところが不幸は、お金、愛情、病気など原因がさまざまで、その形は家庭ごとに違う、という意味。人間関係の難しさと多様さを鋭く言い当てている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 家族の当たり前を大切にするための言葉です。両親が共働きで忙しくても、夕食だけは一緒に食べるという決まりを守ってきました。特別なことより、毎日の小さな習慣が家族の幸せを支えていると感じています。
すべての戦士の中で最も強いのは、この二つ――時間と忍耐にんたい だ。 原文(英語) The strongest of all warriors are these two — Time and Patience.
出典:『戦争と平和』第10編第16章(クトゥーゾフ将軍の言葉)(1869年)
出典について 作品の本文にある登場人物(ロシア軍の総司令官クトゥーゾフ)の言葉。原文はロシア語で、ここではWikiquote掲載の英訳を載せた。
意味と背景 ナポレオンの大軍を前に、急いで戦うより時を待つ方が勝つと考えたクトゥーゾフの言葉。焦って攻めるより、時間をかけて耐えることが最終的な勝利をもたらす。実際にナポレオン軍は冬の寒さの中で退却していった。
座右の銘にするなら・面接での答え方 焦らずに待つことも力だと考えています。受験勉強で成績がなかなか上がらなかったとき、やり方を何度も変えたくなりましたが、同じ方法を続けたら半年後に急に伸びました。時間と忍耐を味方にしたいです。
待つことを知っている者のもとには、やがてすべてがやって来る。 原文(英語) Everything comes in time to him who knows how to wait.
出典:『戦争と平和』第10編第16章(クトゥーゾフ将軍の言葉)(1869年)
出典について 作品の本文にある登場人物の言葉で、古くからのことわざを踏まえたもの。原文はロシア語で、ここでは英訳を載せた。
意味と背景 機が熟すのを待てる人には、必要なものが時が来れば手に入る、という意味。何もしないで待つのではなく、正しい時を見極めて待つことの大切さを語っている。焦りがちな人の心を落ち着かせてくれる言葉。
座右の銘にするなら・面接での答え方 チャンスの時期を見極めることを大事にしています。部活でレギュラーになれない時期も、腐らずに基礎練習を続けていたら、最後の大会前に出番が回ってきて活躍できました。待つことにも意味があると学びました。
幸せの瞬間しゅんかん をつかみなさい。愛し、愛されなさい。それだけがこの世で本当のもので、ほかはすべてばかげている。 原文(英語) Seize the moments of happiness, love and be loved! That is the only reality in the world, all else is folly.
出典:『戦争と平和』第4編第11章(1869年)
出典について 作品の本文にある登場人物の言葉。原文はロシア語で、ここでは英訳を載せた。
意味と背景 人生で本当に価値があるのは、愛し愛されることと、その幸せな瞬間を逃さず味わうことだ、という意味。地位や名誉を追い求める人々の姿も描いた大作の中で、人が本当に求めるべきものを率直に語った言葉。
座右の銘にするなら・面接での答え方 身近な人との時間を大切にしています。忙しさを理由に家族との会話が減っていましたが、この言葉を読んで、週末は家族と出かけるようにしました。何気ない時間こそが本当の宝物だと感じています。
素朴そぼく さと善と真実のないところに、偉大いだい さはない。原文(英語) There is no greatness where there is not simplicity, goodness, and truth.
出典:『戦争と平和』第14編第18章(1869年)
出典について 作品の本文(語り手の言葉)にある。原文はロシア語で、ここでは英訳を載せた。
意味と背景 ナポレオンを英雄として讃える見方に対し、作者は、どれほど大きなことを成し遂げても、素朴さと善良さと誠実さがなければ本当の偉大さではないと語る。力や名声ではなく、人としての中身こそが偉大さの条件だという主張。
座右の銘にするなら・面接での答え方 派手な成果より、誠実さを大切にしたいと思っています。生徒会長として目立つ企画を考えるより、一人ひとりの意見を丁寧に聞くことを優先しました。結果的に多くの人が協力してくれ、誠実さの力を感じました。
純粋じゅんすい で完全な悲しみは、純粋じゅんすい で完全な喜びと同じく、ありえない。原文(英語) Pure and complete sorrow is as impossible as pure and complete joy.
出典:『戦争と平和』第15編第1章(1869年)
出典について 作品の本文にある。原文はロシア語で、ここでは英訳を載せた。
意味と背景 どんなに悲しい時でも、その中に小さな喜びや慰めがまじり、どんなに嬉しい時でも、どこかに寂しさがある。人の心は一色ではない、という意味。深い悲しみの中にいる人に、それだけでは終わらないと静かに教えてくれる。
座右の銘にするなら・面接での答え方 つらい時にも小さな喜びを見つけるようにしています。祖父が亡くなった時、悲しみの中でも親戚が集まって思い出話で笑い合う時間がありました。悲しみだけの時間はないと知り、少し救われた気持ちになりました。
誰だれ もが人類を変えようと考えるが、自分自身を変えようと考える人はいない。原文(英語) …in our world everybody thinks of changing humanity, and nobody thinks of changing himself.
出典:論文「改革の三つの方法(Three Methods of Reform)」、英訳『Pamphlets』(1900) p.29
出典について 本人の論文にある(原文はロシア語、ここは英訳)。よく知られる「誰もが世界を変えたいと思うが、自分を変えようとは思わない」という短い形は、1999年の本などで広まった言い換え。
意味と背景 永続する革命はただ一つ、人の内面を新しくする道徳の革命だけだ、という主張に続く言葉。世の中を変えたいと言う人は多いが、まず自分が変わろうとする人は少ない。変化はいつも自分から始まる、という教え。
座右の銘にするなら・面接での答え方 周りを変える前に、まず自分を変えることを心がけています。部活の雰囲気に不満があったとき、文句を言う前に自分が一番に練習に来るようにしたら、少しずつ仲間も早く来るようになりました。
人生に続く幸せはただ一つ、他人のために生きることだ。 原文(英語) There is only one enduring happiness in life — to live for others.
出典:小説『家庭の幸福』第1部第2章(1859年)
出典について 作品の本文にある登場人物の言葉。原文はロシア語で、ここでは英訳を載せた。
意味と背景 自分のための楽しみはすぐに過ぎ去るが、人のために生きる喜びは長く続く、という意味。若い作者が30歳ごろに書いた小説の言葉で、のちに財産を捨てて人々のために生きようとしたトルストイの晩年の生き方を予告しているようでもある。
座右の銘にするなら・面接での答え方 人の役に立てた時の喜びを大切にしています。地域の清掃ボランティアに参加して、近所の方から「ありがとう」と言われたとき、自分のための楽しみとは違う、長く続く温かい気持ちになりました。
善い人であり善い生活を送るとは、人から受け取る以上のものを人に与あた えることだ。 原文(英語) To be good and lead a good life means to give to others more than one takes from them.
出典:論文「第一歩(The First Step)」第7章(1892年)
出典について 本人の論文にある(原文はロシア語、ここは英訳)。
意味と背景 善い生き方の物差しはとても単純で、受け取るより多くを与えているかどうかだ、という意味。贅沢な暮らしを反省し、自分の手で働いて質素に生きようとしたトルストイが、自分にも課した厳しい基準でもある。
座右の銘にするなら・面接での答え方 受け取るより与える人でありたいと思っています。部活で先輩からたくさん教えてもらった分、後輩には自分が教わった以上のことを伝えようと、練習メニューのノートを作って渡しました。
どんなに難しいことでも、先入観を持たない人には説明できる。だが、すでに分かっていると思い込こ んでいる人には、どんなに簡単なことも分からせることはできない。 原文(英語) The most difficult subjects can be explained to the most slow-witted man if he has not formed any idea of them already; but the simplest thing cannot be made clear to the most intelligent man if he is firmly persuaded that he knows already…
出典:『神の国は汝らのうちにあり』第3章(1894)
出典について 本人の著書にある(原文はロシア語、ここは英訳)。
意味と背景 学ぶ上で一番の妨げは頭の良し悪しではなく、「もう分かっている」という思い込みだ、という意味。素直に聞ける人はどんなことでも吸収できるが、思い込みの強い人には簡単なことすら伝わらない。学ぶ姿勢の大切さを教える言葉。
座右の銘にするなら・面接での答え方 分かったつもりにならないよう気をつけています。得意だと思っていた英語で、先生の説明を聞き流していたら小テストで大きく間違えました。それからは知っていることでも初めて聞くつもりで授業を受けています。
覚えておきなさい。大切な時はただ一つ、「今」だ。最も大切な人は、今あなたと一緒いっしょ にいる人だ。 原文(英語) Remember then: there is only one time that is important—Now! It is the most important time because it is the only time when we have any power. The most necessary man is he with whom you are…
出典:短編「三つの問い(Three Questions)」(1903)
出典について 作品の本文にある(原文はロシア語、ここは英訳)。短編の結びで隠者が王に語る言葉。
意味と背景 いつ始めるのがよいか、誰の話を聞くべきか、何が一番大事か、という王の三つの問いへの答え。大切な時は今しかなく、大切な人は目の前の人で、大切なことはその人に良いことをすることだ、と続く。シンプルで深い人生の教え。
座右の銘にするなら・面接での答え方 目の前の人を大切にすることを心がけています。アルバイトで忙しい時も、目の前のお客様に集中して丁寧に対応するようにしたら、「あなたにお願いしたい」と指名されるようになりました。今と目の前の人を大事にしたいです。
人は言葉で考えを伝え、芸術で感情を伝える。 原文(英語) By words one transmits thoughts to another, by means of art, one transmits feelings.
出典:評論『芸術とは何か』(1897)
出典について 本人の評論にある(原文はロシア語、ここは英訳)。
意味と背景 言葉が考えを人に伝える道具であるように、芸術は感情を人から人へ伝える道具だ、という芸術の定義。美しいかどうかより、作者の感じたことが見る人・聞く人に伝わるかどうかが芸術の本質だと考えた。
座右の銘にするなら・面接での答え方 気持ちを伝える手段を大切にしています。卒業する先輩へのお礼を、言葉だけでなく部員全員の寄せ書きと手作りのアルバムで伝えたら、先輩が涙を流して喜んでくれました。気持ちは形にすると伝わると感じました。
人の幸福は生きることにあり、生きることは働くことにある。 原文(英語) The happiness of men consists in life. And life is in labor.
出典:論文『では、どうすればいいのか(What Is To Be Done?)』第38章(1886)
出典について 本人の論文にある(原文はロシア語、ここは英訳)。
意味と背景 幸せは楽をすることではなく、自分の手で働き、生き生きと暮らすことの中にある、という意味。モスクワの貧しい人々の暮らしを見て衝撃を受けたトルストイは、自分も畑を耕し、靴を作るなど体を使って働くようになった。
座右の銘にするなら・面接での答え方 働くことの中に喜びを見つけたいと思っています。祖父の畑仕事を手伝ったとき、汗をかいて育てた野菜を食べる喜びは格別でした。働くことは生きることそのものだと、体で感じた経験です。
彼かれ に必要だった土地は、頭からつま先まで、わずか六フィートだった。原文(英語) Six feet of land was all that he needed.
出典:短編「人にはどれほどの土地がいるか」(1886)の結び
出典について 作品の本文の最後の一文(原文はロシア語、ここは英訳)。
意味と背景 もっと土地が欲しいと欲張り、一日で歩いた分の土地をもらえる約束に命をかけて走り続けた農夫が、最後に倒れて死に、埋められた墓穴の大きさだけが必要な土地だった、という結末。欲には限りがないが、人に本当に必要なものはわずかだと教える。
座右の銘にするなら・面接での答え方 欲張りすぎないことを心がけています。新しいスマホや服が次々に欲しくなった時期がありましたが、この話を読んで、本当に必要な物だけを買うようにしました。物が減ると気持ちも軽くなりました。
人々ひとびと を苦しめている災いから皆みな が救われるのに必要なことは、恥は ずかしいほど少ない。ただ、うそをつかなければよいのだ。原文(英語) One is ashamed to say how little is needed for all men to be delivered from those calamities which now oppress them; it is only needful not to lie.
出典:論文『愛国心とキリスト教』第17章(1896)
出典について 本人の論文にある(原文はロシア語、ここは英訳)。
意味と背景 戦争や不正を支えているのは、多くの人が本当は間違っていると知りながら、うそをついて従っていることだ。一人ひとりがうそをやめ、思っていることを正直に言えば、世の中は大きく変わる、という意味。
座右の銘にするなら・面接での答え方 正直であることが一番の力だと考えています。クラスで間違ったうわさが広まったとき、自分が知っている本当のことを正直に話したら、うわさが止まりました。うそをつかないという小さなことが大事だと思います。
愛は死を妨さまた げる。愛は命だ。私が理解することはすべて、愛するからこそ理解できる。 原文(英語) Love hinders death. Love is life. All, everything that I understand, I understand only because I love.
出典:『戦争と平和』第12編第16章(アンドレイ公爵の思い)(1869年)
出典について 作品の本文にある登場人物の心の中の言葉(原文はロシア語、ここは英訳)。
意味と背景 重い傷を負い死を前にしたアンドレイ公爵が、すべてのものは愛によって結ばれており、愛こそが命そのものだと悟る場面。人が何かを本当に理解できるのは、それを愛した時だけだ、という深い気づきが語られている。
座右の銘にするなら・面接での答え方 好きになることが理解への近道だと考えています。苦手だった古典も、登場人物の恋愛に注目して読んだら面白くなり、気づけば得意科目になりました。愛すること、好きになることが学びの力になると感じています。
幸せになりたいなら、なりなさい。 原文(ロシア語) Если хочешь быть счастливым, будь им.
出典:架空の作家「コジマ・プルトコフ」の『思索と格言』(週刊誌『イスクラ』1860年)
本当の出どころ レフ・トルストイの言葉ではない。遠い親戚にあたるアレクセイ・トルストイ伯爵(1875年没)とジェムチュジニコフ兄弟が作り上げた架空の作家「コジマ・プルトコフ」の格言。20世紀後半の自己啓発書でレフ・トルストイの言葉とされた。ロシア語の原文はロシア語版Wikiquoteの「コジマ・プルトコフ」のページで確認。
意味と背景 幸せになるために条件がそろうのを待つ必要はない、幸せでいると決めればよい、という意味。もとはまじめな格言をからかう、ユーモアのある架空の作家の言葉だったが、前向きな名言として広まった。
この言葉の使い方 幸せは自分で選べると考えています。思い通りにいかない日も、今日の良かったことを三つ書き出すようにしたら、毎日を前向きに過ごせるようになりました。言葉の作者は架空の作家だと知って、さらに面白く感じています。
人物の説明の参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/レフ・トルストイ
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